Mellow Symphony Official Blog

自分の写真
MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2013/08/22

そして、帰国。

トロントに着いた。(そして、一寝入りした)

時間旅行は、何だかいつも不思議な感じ。少しそれを追ってみよう。
日本時間で20日の10時過ぎに実家を出た。
見送りに来てくれた友達に会い、山梨を出発。
空港に到着してから、すぐにチェックイン。WIFIがうまく使えず、荷物をすっと預けられず、カウンターチェックインの長い列へ並び直す。受付のお姉ちゃんがとても丁寧だった。二つ目の荷物は支払いが必要になったエアーカナダ。迷っていたカジノ(エレキギター)を迷わず持って来たので、追加料金だ。支払いはカウンターで出来ず、別の場所へ移動して支払い。その後、もう一度カウンターへ来てくれと言う。面倒なシステムだ。とは言わず、素直に支払いカウンターへ。エアーカナダ的には100ドルだったはずだが、日本円では9000円だった。ふむ。支払いを済ませ、戻ってすぐカウンターへ(今回は並ばずに横入り)。受付のお姉さんの指示通り、同じお姉さんのところへ帰ったら、横から違うお姉さんがカットイン。あ、こちらで受付しますよーって。ほう。さっき、こちらのお姉さんは私のところへ帰ってきて下さい的な事言ったけども。まぁ、何でもいいや。これでチェックインと荷物預け入れ終了。
この時点で15時半頃。
例により、みんなに行ってきますの写真を撮影。今回は母が見送りに来てくれたので母に撮影を依頼。母はシャッターをいつ切ったのか全然分からない。ありがとう、母。割とすぐ搭乗時刻になりそうだったので、早々に出国手続きへ。さらば、日本。また行ってくるぜ。空港内に入って、荷物検査を済ます。後ろのおっちゃんが焦っているのか、やたらコツコツと私に当たる。まぁ、いいや。検査を無事に済ませ。免税店でお買い物。免税店の意味はトロントに帰国してから知る事になるけど、頼まれていたタバコと頼まれていなかった酒をお買い物。お会計のレジに並んでいたらお姉さんに呼ばれたので会計に向かう。すると、見知らぬ日本人のおっちゃんが横入り。まぁ、よく居るよ、こういうおっさん。と思ったら、会計のお姉さんが並んでいた僕を先に通してくれる。おぉ。お酒を買う時に乗り継ぎはあるか?と聞かれたので、ある。と答えたら、乗り継ぎの時に受託荷物に酒を入れられないと没収されます。と言われたので、もう一度聞き返したら、横入りしようとしたおっさんが横で笑っている。はっはっは、大変だよ。だって、はっはっは。そんな事知らなかったよ、オレ。横入りいない方が良いことくらいは知っているけどな。搭乗ゲートまで着いたら、飛行機が遅れている。
この時点で20日16時過ぎ。
飛行機が10分遅刻しているらしい。ということで、出発も10分遅刻。18:00出発。乗り込めますよ〜のアナウンスを前に、17:30から乗り込めますという看板の表記を見て、日本人が搭乗ゲートに列をなしている。まぁ、もう少し待とうよ。エアーカナダの機内は。快適でもないが、不快でもない。飯もうまいワケではないが、別にまずいわけでもない。今回は初めての乗り継ぎだ。なるべく寝ていようとしていたら、斜め後ろで小さい女の子が文字通り絶叫していた。ママ、いやだぁぁぁああああ。周りで寝ようとしていた方は可哀想だったかもしれん。が、小さい子も可哀想だ。お母さんも困っていたかもしれんな。今回は英語担当の機内アナウンスがヤケに陽気で気持ちいい。アゲて行くトーンがいいね。そして初の上陸地バンクーバーに到着。外気は18℃とか。
この時点で現地時間は、20日昼の10時45分。
入国審査が思った以上にスムーズだった。ラッキー。山場だったのか?本当に。とにかく終わった。しかし、荷物が届かない。なかなか受け取れないうちに、チェックインの時間になっちゃった。ダメじゃね?これ。ギターをようやく受け取って、駆け込んだけどやはりアウト。あっさり乗り換え。次の便のキャンセル待ちみたいなヤツになった。名前呼ばれたら乗れるよってことだったけど、名前呼ばれた。らっきー。あなたの席どこが取れるか、見てみるからちょっと待ってね。ってことだったのでオッケーつって。なんとか座席を確保してもらった。
この時点で現地時間は、20日13時前。
乗ってみたら、一番前の席だし、窓際だし。なんか、機内食もメニューから選べたりとか、何だか好待遇。ビジネスクラスのシートだったのかな。らっきー。そして、無事にトロントへ到着。
トロントの現地時間は、20日18時過ぎ。
空港について、荷物も受け取って、実はもう一回審査めいたものがあるかなと思って、少しドキドキしていたら、国内線の乗り継ぎだったこともあり、すんなり到着。そして、荷物だけ受け取って空港をすんなり脱出。トロント到着してWIFIを繋げてみると門脇ハウスの千葉さんの話題でリプライが飛び交っている。ははは。気持ちのいいおっちゃんだったなぁ、また会いたいぜ。

Rのこと、東京滞在のこと、日本滞在のこと、何回も何回も機内にいる間。いや、帰国してくる数日間は何度も考えていた。そして、帰りに乗ったサブウェイまでのバスの乗り口は「R」って書いてあった。バスや地下鉄を乗り継ぎ、なんとか無事、部屋に到着。
この時点で現地時間は、20日21時過ぎ。

トロントに到着して、一番最初に目に入って来たのは、デカデカと丸くオレンジ色に浮かぶ満月だった。

2013/08/20

お別れの言葉は、誓いの言葉。

石巻から帰ってきた。
思い切り遊んだ。

「R」ってホント、すげえよな。すごい、エネルギーがぎゅうって固まってんな。

まだまだ、頭は、こんがらがっているんだよね。
すんごいライブ沢山見てさ、お互いに刺激し合って、また次のバンドが全力エネルギーのパフォーマンスしてさ。どんどん夜が更けて行くに連れて、熱気が増して行くような。
そういう事が、ちゃんと行われていたように思うんだ。

んで、その熱気のまま、ちゃんと打ち上げしてさ。
最高に盛り上がって、バカみたいな事いーーーーーっぱい言って、笑って、ちょっと怒ったり、アツくなったりして。朽ち果てるように、寝て。んで、また朝から起きて、動き出す。次の夜に向けて。

そんな週末だったんだよ。みんなでやってきたの、そういうこと。

これだー!って感じだったよね。
でもさ、頭はまだこんがらがってんの。
イベントが終わって、打ち上げから、帰郷。そして、今に至るまで。

色んな音楽が鳴ってんだよ。
みんなの音楽だったり。自分の新しい音楽だったり。

思いが巡っているんだよ。
音楽でもらった刺激を、一刻も早く音楽に還元したい気持ちとか。

大好きなみんなに会えた事。それと最高の時間を分かち合った歓喜。

その中に「また、もすこしみんなと遠くに行かなきゃいけねぇな。」なんて思いがぐるんぐるんするんだよね。
「R」の終わりは、一時帰国の終わり。
みんなそれぞれと話すたんびに、今の状況伝えてさ。んで、これからどうなるかなぁ。どんな風に出来るかなぁ。なんて話したりしながら。

これまでもまるでずっと一緒に居たみたいに、過ごす事が出来ただけで本当はミラクルなんだけど。
みんな、送り出してくれるんだよ。
行ってこいって。
またね。って。

早く帰っておいでよなんて言ってくれたり。
バカだな。オレが帰ってきてからの事、勝手に考えてくれていたり。
みんながちゃんとさ、言ってくれるんだよね。

オレ、寂しいってすんごく感じているんだけど。
オレ、いっつも寂しいって思ってんじゃんって自分に言い聞かせたり、
自分から出発したいくせに「寂しい」なんてズルいかな、なんて考えたり。

どーせやってみて、ダッサイ結果になっちゃえば、帰ってくるしか無くなるくせに。

だから、なんて言ってみんなにお別れの挨拶してったらいいか分からなかったね。それは帰って来てっから、この数週間。ほとんど。
でもその言葉、その握手も、ハイタッチも、ハグも。
愛情がビリビリきてさ、ホントに嬉しいよ。

次会うまでにさ、ちゃんと「あんな事したよ」「こんな事あったよ」って、また言いたいな。
それでまたどこに居たって、大切な人や事を、大切にしたい時に、大切に出来るように準備して。
それで、また会いに来るよ。

いつも注いでくれてありがとう。
音楽のかみさんたち。

2013/08/12

オレンジの三日月が浮かんでいた

日本、を感じている。
40℃近くまで行く最高気温、そして見事なまでの湿気。むしむし。連日、蒸している。私が鳥なら、おいしい蒸し鶏が蒸し上がっているのではないだろうか。肉まんなら、ジューシーな蒸し加減だろう。いやいや。
日陰だろうが、日向だろうが、外に居れば。つまりエアコンがないところに居れば、立っているだけで汗が吹き出てくる。
身体もびっくりして、カユミとか、湿疹とか、お腹ごろごろーとか。なんか、そんな風にびっくりしているように思う。

夕暮れ。
山梨は、三日月が浮かんでいた。
いつも見ている月と比べて、何だかオレンジ色に見えた。そして、月の穂先?もシュッとしている。
ふと、思い出したのは。十余年前に何回も何回も通っていたこの道。その頃の自分の状況。
僕は、あんな月を見つけて、何かを思い描いたりしていただろうか。
また、誰かとそんな話を出来ていただろうか。

この町を出た事で、僕は沢山のものを手に入れたように思う。
失ったものも多分幾らかあるが、失ってもよかったようなものばかりだったのだろう。

日本、東京、山梨を行ったり来たりして、そんな事にふと気が付いた。

みんなと一緒になる事で、安心を得ていた感覚。
そこから外れたい気持ちと、外れる事を恐れるような感覚。
いじめたり、いじめられたり、狭苦しいコミュニティの中での、仲違い。高め合う関係などほぼ無かった。その後に音楽について、真剣に語り合う人に出会えるなどと夢にも思わなかった。


後から、失って、また手に入れて…なんてものは山ほどあるが。
この町は、僕に「行かなくちゃ!やらなくちゃ!!」という気持ちを沸き起こしてくれる。不思議な気持ちだ。

故郷ってのは、いつも特別だ。
あなたの何か、深い部分が。意識してもしきれないような感覚が、もしかしてそこいらに転がっていたり、またはその町から得た感覚が、あなたのどこか深い部分に埋め込まれているかもしれない。

トロント、東京。
それらの街について改めて、考えた。

2013/08/05

日常が流れている

会いたい人に会える、幸せを噛み締めている。
だが、しかし、彼らのその中に、流れる日常を、同時に見つめる。見つけては、また見つめる。

僕らの日々は。
きっとここにその人の本質があるのだと思う。

流れる日常を離れ過ぎてしまっては、大切なその時を、きっと大切にする事は出来ないだろう。
だがしかし、その日々に没頭、浸かり過ぎてしまうことも、また大切な何かすら、見失うことになりかねない。

そんな中、誰よりも美しく、日常を生き、笑い、怒り、愛し、生きている人というのは、きっといつも本質に目を向けている人なのだろうな。
それは思い当たる節がある。


君の日常は。
どんなだい。

それは、日本という島国ならではの、少し静かで、少し周囲よりも穏やかに、外界から得る何かの情報、ちょっとした刺激に、内在する何かを見出し、それを風情だなんて言って味わったりする。
そうしたプロセスと似たような線上に見出すものかもしれない。

例えば、この季節に「涼」なんて文字を見るだけ。それだけでも、それは少し浮かび上がる感覚。

2013/08/01

よう、会いたい人

しんごにーです。
そう、日本に来ています。(facebook やTwitterでは公開していましたが)

高校来の親友の大切な瞬間へ立ち会うために。
そして、大好きな仲間たちとの友情を育むために。

会いたい人と、会うための日程を少しずつ組みながら、ここ5日くらい東京→山梨と過ごして。
それで、また今日から東京へ戻り、会いたい人たちにたくさん会いに行って、たくさん何かを交換してこようかと。
嬉しいです。とても。この時間。ちょっと贅沢かもしれないけど。

僕の人生は、愛で包まれていたいな、と正直に申します。
その関係性をかつて、一人の人に求めてみましたが、僕は失いました。いや、それを作るには、きっとまだ機が熟していなかったのでしょう。
今、そのお陰でとてもたくさんの人へ愛情を注ぎ、そしてたくさんの人からの愛情をより感じる事が出来るようになったのも事実です。

愛は優しさを育て、愛は力を与え、
勇気を、活力を、そして信念を。生み出してくれます。

愛に生きる皆さんを尊敬し、
いつだって僕もあんな風になれたらなって。

大切にしたい人やものごとを、大切にしたい時に、大切にする事。そして、スッと与えられる事。存在全として、愛に溢れる人間になっていきたいな、と思います。
長い呼吸をして。

ねぇ、だから会いたい人。
濃密な時間を、少しでもたくさん過ごそうぜ。

早く音楽のかたちに変えて、もっとたくさんの会いたい人たちに届けたいな。