Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2019/02/27

今、混雑時です

ここ1〜2年で気が付いた

居酒屋などの飲食店に行くと

席に着くやいなや店員さんから
「当店、混雑時は2時間制となります。」
とか
「店内が混んできた際には2時間制とさせて頂きます。」

と断りを入れられることがある。
(言い終わった店員さんはそのままテーブルを去る)


これはどういうシステムなのだろう…
当時はほんっっっっっとに分からなかったので困惑したのだが

今となっては


…よく、分からないままだ。


混雑してきたら2時間制だけど
混雑してこなかったら2時間制じゃないから

「2時間制になる可能性がありますからね」
って事前に知らせているのか


ということは後で
入店後1時間半くらいに
「あ、お客様。店内が混んできたのであと30分でお願いします。」
って言われるのだろうか


逆に
「あ、2時間制にする必要なさそうなんでゆっくりしていってください」
ってことも教えてくれるか


入店した人は
その店舗でどのくらいゆっくりするつもりで
飲み食いを楽しめばいいのだろうか?


いまいち意図がつかめない


混雑時は2時間制といって
店内もそれほど混んでいないのに2時間経つ頃に
「お時間そろそろ…。ラストオーダーになります」と言われたこともある。

なんだろう、、、
一度お会計してもう一度入店したら
OKなのか

ぜひどこかの
YouTuberあたりにやって頂きたい。

バイト・テロなんかより
再入店・テロの方が

よほどオモシロイのではないだろうか。


マニュアルに書き足されたであろう
不明瞭なルール


なんとなく言われる
なんとなくのルールに
なんとなく違和感をおぼえた

2019/02/23

ジャズを感じた記憶

ジャズは割とよく聴いている。
ジャズとカテゴリーを付けられている音楽をよく聴いている。

でもアーティストについても、プレイヤーについても
大して詳しくはない。

いいオーディオを持っているわけでもない。

そんな僕が一度骨身に染みるような思いで
ジャズの一曲に聴き入ったことがある。

あれは、ビル・エヴァンズの曲だったと思う。
何の曲だったか、突然ラジオから流れてきた。

それも、カー・ラジオから。



トロントでの寒い日の朝だった

冬季は日照時間の短いトロント
朝6時半くらいだったか

まだ辺りは真夜中のように暗く
道路脇に立ち並ぶオレンジ色の街灯が
まぶしいくらいだった


僕は尊敬する大先輩の車に乗せてもらい
確か助手席でボーっと座っていた

とあるイベントのプロデューサーとして
当日のMCも含めて担当するため
会場へ向かっていた


前日の夜、日本から来加してくれた
イベントのキーパーソンが
時差ボケで寝付けなかったこともあり

主催者との再会を祝して
トロントでは珍しい鹿児島の焼酎を
夜中まで飲んでいた


お酒はさすがに控えめに飲んだが
予定していたよりも夜が長くなったこともあり
朝が重たかった


そんな中、カー・ラジオから低い声のMCの紹介とともに
流れ始めたのがピアノジャズ。
ビル・エヴァンズの曲だったと思う。


ウッド・ベースと
優しくブラシで、掻き叩くようなドラム
音数は少ないがすごく重厚で
胸の奥に響いてきた


それはまるで

忙しい日々を過ごす人々のための
魂を鎮めるための

鎮魂?


人生における
苦い味のものや酸っぱい味のもの
甘いものもしょっぱいものも

全て併せて咬み、飲み込むような


流し込むウイスキーが染み渡りそうな

そんな曲に聴こえた


環境や
心境


それがもたらす音楽の効果も
また絶大なものだと思う


2019/02/18

新発売の猫除け

駐車場にあった猫除け🐈

その商品名を大喜利的な活用をしながら考えてみた


猫除け
猫よけーる
猫逃げール
猫歩けナーイ
猫臭くて通れナーイ
猫通れナーイ
猫クサーイ
猫通りたいのに臭くて通れナーイ
猫本当は通りたいのに臭くて通れナーイ
猫本当は通りターイ



新発売!

超強力な猫除け「ネコ、本当は通りターイ😿」あなたの大切なお庭、駐車場を守ります!!

2019/02/14

そこ伸びてます

ああ
今日もあなたの

語尾が伸びている


はーい
ありがとうございまーす
かしこまりましたー

410円になりまーす


毎回語尾が伸びている


ギターでいうと
フレーズの最後の音を必ずチョーキングするような


先生でいったら
説明した後に一人で
うん、うん。
と相槌をつくような


バイトの休憩中なら
ご飯を一口食べるたびに
誰といるわけでもないのに
んはっ。はっ。ううんまっ!
と感想をいうような。


誰も傷つかない
ネガティブなつぶやきの連投のような


悪くないのに
すいません
から毎回話しだすような


それは
自分で作りだし

パラダイムかな

2019/02/07

コツは掴んだら離さないか、はたまた忘れるか

何かに慣れてきている

この冬の痛くない寒さか
この日々の慌ただしさなのか


去年の君はどうしていたかな
一昨年の君はどうだったかな


あんなに違和感を抱いて
フラストレーションを溜めてい時期や
思った通りに行動しても
伝えたい気持ちが伝わらなくて


結果としてあるのは
いつも誰かからの評価
もしくはレッテル張り

またそれに反発しても
空虚な反抗心にしかならず


価値観を突きつける私と
価値観を突きつけられる私


居場所があるようで
常に居心地が悪かった


そんな時期から
少しその時と違う何か
心地良さを感じるようになってきた


程よい距離を覚え
大切にしたいものを確かめて

今すぐ望んでも手に入らないものを認めて
焦らず一歩ずつ
少しずつ向きたい方向へ向きながら歩く


そんな歩き方を覚えてきたのかもしれない


それが
大人になったのだとか
老いたのだとか
諦めなのだとか


まさかあなたは
言わないだろうな

2019/02/03

美味しさの空箱

ワインは「飲みやすくて」

日本酒は「フルーティ」

野菜は「甘味があって」

お肉は「口の中でとろける」

魚は「脂がのっていて」


ああ、
もう少し何かないかな

何万回と使いまわされて
定型化した言葉にあてはめて
無難なことを言うよりも


感じて
考えて

表現を絞り出す

そんな楽しさで


空箱が
宝石箱になる

2019/02/02

ダンスはダンスフロアで

何気ない一言のなかに
人の「何か」が現れる

本性というのか
はたまたそれは
ただ神経が行き届いていないものが
零れ落ちるだけなのか

名刺交換をするサラリーマンは
相互理解をうむための挨拶という
様式を持っている

クリエイター同士が向かい合ったとき
それがたまに
「私を知って欲しい」
だけが詰まっている
と感じることがある


はじめて会ったときに
「はじめまして」といって手を差し出したら
その人は「ありがとうございます」といって
名刺を差し出してきたことがある


私はそれに傷つくことがある


料理はキッチンで
ダンスを踊るならダンスフロアで
クリエイターと会うならクリエイティブな現場で

互いのために必要な情報の交換をする
適切な場所と適切な振る舞いというのが
本当はあるのかもしれない


知りたいと思うひとに
知りたい情報を届けることができる
それが一番かもしれない


もちろん、機会を欲している人たちは
おそらくそれだけでは足りないという強迫観念めいたものもある
0.00001パーセントの可能性にかけたいと思う人もいる


少し考えるのは


自らの魅力を伝えるために
相手に情報を押し付けることは
本当に最善策なのだろうか