Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2022/09/30

ドラッグ

またしてもやられた
まったくあいも変わらず

この「期待」というドラッグから
未だに抜け出せていない

そんなもの抱いてばかりいると
何ひとつ
いいことはないのに

ちょっと味をしめると
なかなか脱するのが難しいんだ

そのわずかな量のドラッグで
離島にだって飛んでいってしまう


ここじゃない ここじゃない
進みたい道は この道じゃない


まったくしょうがないこと
言ってばかりいないで

頭を使うなら
別の方向へ

もっと
挑んでいこう



理想の自分に
挑戦していこうよ


そうやって
塗り替えられない
過去よりも


前を向いて
進むのがいいね

2022/09/23

頭が

ひとつのベクトルに

強めに引っ張られるとき


違うことをすこし

考えてみたくなる


そんなのも

至極人間的なことと

言えるかもしれない


365日前には

まったく考えつかなかった


そんな出来事が

少しずつ訪れて


日々の生活に

変化が起きている


当時望んでいたものや

思い描いた形とは違うけど

「予想していた通り」に

「考えもつかなかったこと」が


また僕を少しずつ

形成していくのですね


それが

生きる

ですかね


羊飼いのように

望むかたちがあって

導かれるように進めば


目の前のものではなく

めぐりめぐって

本質的なものへと

たどり着く


そういうものかも

しれないね



2022/09/20

Happy for you

昨夜は良い夜だった

音楽が大好きなひとが集って

楽しいことが大好きなひとが集って

久しぶりのライブ

有観客のライブさ


馴染みの人々と

気のおけない仲間と


気をつけるとこ少し気をつけて
やれること全力でやったよ


みんなとても楽しそうだったし
自分自身もとても楽しかったし
お店も喜んでくれていたし


三方良し
そんな風に感じながら


夜の閉じかたも
楽しめたんだよな


僕は嬉しかった


あなたは
それを
喜んでくれるかい


例えそうじゃなくても
何ら変わりはしないけど


ただひとつ
そういう空間があった

そんな夜があったこと

これもひとつ
僕の大切な一ページ



2022/09/19

そらみろ

空見上げれば
雲勢いよく流れていく

頭の中の
もやもやもくもく
そんな暗雲も

こんな風に
さっと流れていけば
いい塩梅かもなあ


そうして日々
晴れたり曇ったり

遠くに浮かぶ
あなたのこと思ったり

届くはずもない
望みを願ったり

今という時間を
噛み締めて

脇を締めて

柔軟に
認めて

揺るがないように

確かに歩を進めたい


僕はちゃんと
前に進みたい


それを忘れちゃあいけない


2022/09/17

いいのいいの、大丈夫

期待しすぎれば
落胆をしすぎる

大きくふくらめば
大きくしぼむときがくる

そんなはずないって
そんなことないって

大丈夫だって
きっと大丈夫

ただただ
楽しんでいれば

そのうちなにかが
どうにかなる


ただただ楽しむだけって
そんなに簡単じゃない

楽しいことだけが
すべてを解く
答えじゃない

だからこそ
どういうときに
楽しいほうを選択するのか

その選択のときを
見極めることは
重要

考え過ぎということはない

それは最後まで
選択をしないというときだけ


よく考えて
素早く選択する

それを引き続き
練習するだけ


大丈夫だって
きっと大丈夫

そうなるように
ちゃんと向かって行こうと
少しずつでも
歩みを続ける限り

きっと大丈夫

2022/09/12

また来たときでいいよ

とある日の午後
街の中華屋さんにかけ込む

ちょっと所用へ向かう前に
腹ごしらえをしようという思いつき


街中華が
ある種の風情を持ち始めた昨今

ある意味で
心地のよいアクセントの日本語を聞きながら

本格(街)中華を嗜むお店

二階へ通されて
ランチをオーダーして
ワクワクしながら料理を待つ

そこで気がつく


財布はどこだったか


気がつけば
財布も持たず
外へ出てきていた

今日日の買い物は
それでもなんとかなることが多い

携帯電話と
エコバッグがあれば

買い物は事足りる


なんてこともしばしば


だが
飲食店では
そうもいかないことも
まだまだある


慌てて階下へおりて

店主へ尋ねる
現金以外の支払い手段


残念
カードは財布のなかにある


事情を説明し平謝り

すると店主がいう

「ああ、いいのいいの。また来たときでイイヨ。」

「え?」


いやいや、街中華でツケを許してくれる人がこの国にいるのか?

しかも常連ならまだしも、こちらは見知らぬただの一見さん…


隣駅に住んでいるから
財布を取ってくると言っても


いいからいいから
ホントに


そういう店主


生まれてはじめて
街中華でツケ払いにしてもらってしまった


申し訳無さで
店主は「今度来たときでいい」と言っていたが

その日の夕方には支払いにお店に戻った


すると店主は
「ああ、そんな、いいのに。ホントに。」
と言いながら

僕に缶コーヒーをなぜか渡してくる

迷惑かけているのはこっちなのに…


「お釣りも要らないから」
せめて数百円、手間賃を渡そうかと思ったが

「ダメダメ、受け取れない。ちゃんとお釣りあるから」
そういって小銭を僕の手にねじこむ


貸し借りを
トントンにする隙間も与えない

この身のこなし


うーん…
見事だった


コレは改めて夜にでも食事に来よう

そう胸に決めた日だった


気持ちの良い人間と向き合えると
心が少しスッとする

そんなことってあるね

2022/09/08

移り変わり

夏の終わりに
歌が流れる

恋の終わりに
涙が流れる


愛の終わりに
優しさが溢れる

今生のお別れに
慈しみと祈り


季節は変わる
少しずつ変わる

重ねる時も
少しずつ変わる

時間は
同じように流れ

その上を歩く
私もあなたも
同じように
変わり続ける


やがて訪れる
気付き

新しいと思える
瑞々しい心


新たな日々の
はじまりに
胸がわき踊る


そうしてまた
穏やかな時へと

自然と同じように
ゆっくり
歩んでいく

2022/09/02

正直者の勇気

少し怖くても
嘘はいわない

ちょっとだけ
嫌がられるよりも

本当のこと隠して
そのあとで
隠し事がわかれば

もっともっと
嫌がられるんだよ


その時はもっと
怖くなる


だから
できるだけ

風船が
小さいうちに
手の届くうちに


少し怖くても
手を伸ばし

勇気をだして
触れてみる


あとで
より大きな
安心につながるから