Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2013/07/26

The Boy Who Loves To Smellという映画

表題の映画について。
幾つか書き下ろしの作品を提供しました。
本作は、ショートムービーで。僕の信頼する映画バカ(というかバカ?)である、Yoki Watanabe氏の初の映画(と思われる)である。
メロウが兼ねてからやってみたかった映画音楽というのもあり、ちょっと短い制作期間ではあったが、感性をぎゅうぎゅうに絞って取り組むことができた。
彼の挑戦でもあり、僕の挑戦でもあったわけです。
彼の作品自体は、メロウのMVや映像作品で沢山絡んでいるので、ある程度把握していたが。当然、これまでとは勝手が違う。
先に映像ありきで、音楽を作るのだから。そりゃ、当然異なる。これまでのメロウ作品とは順序が真逆のアプローチであった。
また、彼の作品とはいえ、カメラマンや演者、その他大勢のエッセンスを彼が取り込んで、その上で彼の哲学、芸術へと昇華させたものなので、彼の映像作品としては少し僕にとっては新鮮に感じた。
エンディングの曲と、挿入曲に取り組んでみて、僕なりの発見もあった。

映像から与えられるインスピレーション。
そして、ある種のステレオタイプに対する理解。
それから、音楽と映像が合わさる事で生まれる、もう一つの世界観。
自分で作っていて、少し不思議な気持ちになった。
それから、映画音楽とは直接的に異なるが、自分にもう少し必要なものや、意外と気がつかないうちに身に付けていたこと。
それから、瞬発力の要するタスクに対する処理能力のビルドアップとかね。ひやあ、ちょっとカタクなり過ぎちゃったかな?

肝心の公開については、未定のようなので、改めて情報が更新されることを期待したい。
そして、また僕もこういう機会が得られるように、日々を繋いで行きたい、と思った。

ではでは、また書きます。

2013/07/19

下ネタを言うとか?

あちいです。とろんろ。ここ数日、30℃超え。体感温度は40℃前後をマークしているという。ぐはぁ。
最近、暑くなってきて、ようやくしっかり「夏きたなー、とろんろー」みたいな気持ちが勝手にしています。
六月の前半なんてまだ長袖着ていたもんね。

日本の事で、気になる事とか沢山あるんだけど。今回は、ちょっとトロント。

夏がくると、街に薄着の人々が溢れます。
チャリンコのにーちゃんたちは、上半身裸で走りまくり、ほっとんどのトロントニアンガール(…と言っても過言でないんじゃないか?)は、ショートパンツで、まぁ、上はふわっとした格好とか、背中がガッツリ開いていたりとか。

まぁ、暑いからね。薄着になるよね。
しかも、誰かに言わせると、冬の寒さがハンパじゃない分、夏をみんな待ちわびていてハジケたくなるのだとか。
ふむ。悪い事じゃないよね。

今月7月1日は、カナダ建国の「Canada day」だったので、皆さん全力でお祝いムードだったのですが。そのタイミングと同時期に、プライドパレード(http://ja.wikipedia.org/wiki/ゲイ・パレード)というフェスというか、まぁ、パレードがありました。他の国でもあるみたいだけど、先月末30日がその日だったのかな。まぁ、その辺の日程が数日間「Pride week」みたいにずっとお祭りモード全開なんだけど。
あ、日本でもあるのか(今、調べた)

まぁ、同性愛者たちがこう、ダウンタウンを練り歩くわけです。とてもユニークな格好をして。
トロントに来て大きく広がった僕の価値観の一つに、同性愛者に対する理解?のようなものが芽生えてきました。前から、そんなに鮮明な価値観を持っていたわけでもないですが。トロントは取り分けそういう方が多いので、ふむ。良いとも悪いとも無く。
ただ、「そう」であるというパーソナリティみたいなものなのかな、という認識が今まで以上に芽生えてきたのですねぇ、僕のなかに。
もっと、彼らの気質について、理解する必要があるかもしれないとも考えるようになりました。

まぁ、性の部分は気にし過ぎず、人間として向きあう事が出来れば、それが一番ですね。

とは言え、トロントには沢山そういう人がいる分、男性好きの男性方々に変な誤解を招いてしまっても、僕自身困ります。相手にも申し訳ないしね。

でね。

僕は思ったわけです。
日本では、女性っぽい?例えばファッションがフェミニンとか、雰囲気が男!ってか漢!ではないメンズなんてザラに居ますよね。
んで、日本では男性→女性がフツー。それ以外はフツーじゃないみたいなイメージがあるので。
男性がキレイな女性やカワイイ女性など。素敵だなと思う異性を見ていると、女性によっては「イヤらしい目でじろじろ見ないでください。」的な誤解を招いてしまう可能性がある…と僕は考えます。
なので、あんまり女性をじろじろ見てしまうのは、よくない…というか、節操がない?ってか下品?な雰囲気もややあるような気がしています。

ところが!
それをこっちでやるとどうなるか?

あ、「そっち」の人ですか。
となる可能性がある!
そんな風に僕は考えたのです。

だって、
女性をあまり見ない。そして、本人もそんなに男!漢!していない。それでいて、例えばフェミニンな要素を持っている(素振りだとか、ファッションとか何でもいいんだけど)。

そしたら、
どこが「男」を象徴しているの?って事ですよね。
必然的に男性好きの男性に「あ、もしかして彼は僕と同じタイプの…」と誤解を招いてしまう可能性がある。

ああぁっ!!!
という事で、ぐるりと一周した僕の現在の発想は。
素敵な女性は、堂々と見よう。だって、やっぱり女性の事が好きなんだもん。

あとは…下ネタを言うとか?(なんだそりゃ)


まぁ、誰にどう思われようと、自分のスタンスを持っていれば、それでいい。
ですね。
はーい。

2013/07/10

伊達男

だて
粋なこと…Dandy

とね、なるほど。
粋な男を見るのは、気持ちがいいですね。日本で今日日あげられる伊達男と言ったら誰でしょうね。

ふむ、いいな。伊達男か…。

先週、Bruno Marsを見てきました。
ちょっと、粋という意味では違うかもしれませんね。でも、カッコよくて、ユーモアがあって、それから誠実さもありそうで、ちょっとセクシーさもあったり。
いい男なんだろうなぁと感じさせます。
というのも、会場の大半は、女性で埋め尽くされていて、そして、会場中から黄色い声援…もとい、悲鳴が。あっちこっちで発生していました。
会場と音響の関係もあって、僕の居た場所は少々聴き難かったですが。某かのトラブルにより、スタートが一時間前後遅れたにも関わらず、お客さんはブルーノが出てきた途端、きゃー!みたいな。
ふむ、クールですね。ちゃんと謝罪もしていたしね。その後、ちゃんとすぐ切り替えて。

そして、今日は、Iron Man 3。んあー、この人も。伊達男ですよね?トニースターク。多分。粋なところ、あると思うんです。
個人的には、ブルースウェイン(バットマン)の方が、粋なところがありそうな気もしていますが。いや。まぁ、とにかく粋なヤツでした(映画の役としての彼は)。

いい男を見れば、ちょっとは自分にもいい刺激になるかもしれませんね。やはり、身を置く環境が、自分自身の形成に大きく影響を及ぼしますから。
よしゃ!オレもあんないい男になろう!!とかね。
優しいヤツと一緒に居ると、優しくなれる…とかね。

たまに忘れそうになるけど。
僕はいつも、自分自身がちゃんと自分を好きであると、思えるような自分になろうというコンセプトを忘れないようにしている。

基本は、きっと好きなんでしょうが。みんな、自分のことがね。
でも、胸を張って進んで行きたいですね。いつも。
だから、自己反省だってして、直したいと思ったところは直す!というのも、時には大事でしょう。

よし、いい男に学ぼう!
そして、僕ももっといい男になろう。なれるよう努力しよう。

改めて、そう思います。
伊達男見てね。

2013/07/04

スキル

何回、この言葉を口にしたのかというくらい、こっちに来て沢山話したよな、この言葉。
いや、日本に居た時にも使っていたとは思いますが。

こっちに居る期間が長くなればなるほど、僕のようなタイプは、選択肢が非常に狭くなっていきます。うまく言えませんが…というか、言う必要もないのかもしれませんが。

視野を狭くしてしまうのはいかんので、少しずつ改めて、少しずつ、自分がまだあまり知り合っていなかった日本人の方々とも交流をもって、もう少しなんかヒントを得られないかなぁとか思ったりする。

先日、友達と長く話し込んでいた。
その友人も、(僕よりよっぽど堅実な発想を持っているはずなんだけど)ある意味悩んでいた。
早い話、みんな将来が不安なのだ。

見えないからね。

だが、僕は帰りながら、ぼうっと考えていた。
安定などあるものか。
保証されたものなどあるものか。
その可能性を少しでも小さくする術はあるかもしれないが、それだってアヤしい。小さくする可能性の間に死んだとして、君は最高に満足するか?

いつ、あなたが今持っているそれ(安定めいたもの)を失うか、分からない。私も、あなたも。

そんな時に、ゲイがミをタスクのだろう。
ゲイて、…芸ね。もちろん。(トロントでこの表記をするのは、少し日本に居た時よりも過敏にならざるを得ません。まぁ、それはまた今度。)


とんでもないスペシャルスキルを持って、こちらに来ている方々にも少しお話を伺う事が出来た。彼らは、はなから海外での生活をイメージしていたわけでも、海外で暮らすためにそれを身につけていたわけではなさそうだ。
身につけていたスキルが、彼らの選択肢を広げたのだろう。

今頑張って習得しようとしている英語ですら、こっちのフィールドでは、マイナスポイントを限りなく0ポイントに近付ける作業のようにすら、思える要素が多い。
それはそう。現地人は英語が喋れて当たり前だからね。

逆に言えば、一分野で圧倒的なスキルを持っていると、後から英語学んでもいいから、こっち来て!みたいなケースもあるようだ。
なるほどね。
あなたは持ってますか?圧倒的な何か。

2013/07/02

カナダデーのアップダウン

一年。
僕が去年、今いる部屋に引っ越してきたのは一年前。トロントに来て、ちょうど一ヶ月。
今、一年と一ヶ月になるわけですね。

カナダの建国を祝う「Canada Day」。テレビでもカナダのあっちこっちで、そして街に行けばトロントでもあっちこっちで…まぁ、フェスフェスフェスですし。祝日ムード全快でした。意外に、レストランとかがオープンしていて…僕は勝手に感心していたのですが。

新しい出会い、お祝いの花火など、好きな友達との再会など。嬉しい事が沢山ありました。そして、嬉しくないことも幾つかありました。

人間の心の動きとは、興味深いですね。
僕は最近、また新たなる自分との向きあいかた…というか、精神状態のコントロールについて、学ぶ事が出来そうです。

起こっているのは、事象…ただの結果…であるということ。


トロント、いつもありがとう。
Happy Canada Day!