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2013/02/15

心地よいバレンタインの過ごし方

そう、今日はバレンタインデーであった。
トロントに来て、国民性の違いは当然感じる。特に好きな部分の一つとして、今日みたいな日は感じる。
今日は、バレンタインデー。だが、それほど浮き上がる事もなく。言葉として、「Happy Valentine's day」と声をかけあう別れ際。そんな日だった。

日本の商業戦略による「バレンタインデー」という演出はなかなかのものだ。

メディアが一生懸命ロマンティックに仕立ててみたり、「チョコレート」を巻き込んで各社大型の総合百貨店から、レストランなどのサービス業、スーパーやコンビニまで。至るところで所謂”こじつけ”るようにして、一生懸命「バレンタインデーなんだから、何かあげようよ→消費しようよ」という雰囲気を演出する。

それと、「告白」ね。
これが、一番商業的には、プラスが少ないようにも感じるが、なんというかロマンティックで、かわいらしい。

男女が、素直に愛を告白する。
という点では、こっちでも同じなようであるが。

トロント、というかコレは欧米全体的にそうなのかもしれないが、別にチョコレートをあげるという流れはない。
カードとか、花束とか、単純にプレゼントとか。

しかも、女性から男性へ、というより、男性から女性へという方が強いようである。

まぁ、だから普段から感謝している友達とか、愛情を持って接している親しい友達、恋人、家族などに向けて、プレゼントする。という習慣のようである。
一種の宗教的行事の流れを汲んでいるようでもあるけど。

つまり、
そういう行いに対して、すごく極度のコマーシャルは行われない。
思い思いのカタチで楽しむ。過ごす。
それが、こっちのスタイルのいいところだ。

今日は、小学校の近くの横断歩道に立つおっちゃんが、顔を真っ赤にペインティングして、日本で言うところの「カミナリ様」みたいな真っ赤なアフロのヅラをかぶり(天使ってことだったのかな)、横断歩道で旗を持って立っていた。
僕は通りがてら、おっちゃんに挨拶して、おもしろい顔だね。って言ったら、「バレンタインだからねっ」って言ってた。

ふむ。いいよね。

テレビでも、特別バレンタインらしいCMが流れるわけでもないし、僕はチョコレートを食べるわけでもなく。
割と普段の日常的に、のんびり過ごせた。

日本では、過剰なコマーシャルがあって、何か考えただろう。
もしくは、とりあえず、チョコレートを食べなきゃ!くらいに考えていただろう。

そうだよ、別に食べなくちゃ行けない事もないし。
言わなくちゃいけないわけじゃない。特定の人がいたり、感謝したい相手がいるなら、いつものように感謝を伝える事だ。それがきっと、愛情を与える事だ。もちろん、そのためにお菓子や本でもなんでもプレゼントしたっていい。

いいじゃない、選択肢が一つじゃなくて。
チョコレートを買わなくちゃ、でもないし。
チョコレートをあげる人イコール、あなたが恋をしている人!じゃなきゃいけないルールもないし。
だから、義理チョコとかそんな感覚すらないんだ。
みんな好きな人。だから、あげる。ってね。


うん。そんな日だったかな。

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