楽しいことを楽しむことだってできるのに
どこか心の一部に
雨が降り続けているような
どんな風に受け止めていくか
ふと思い立って誰かに電話してみたり
そんな風に思いながら
Mellow Symphony's Blog. It's a random blog/ essay/ poem written by a singer song writer Mellow Symphony(Shingo Natori). シンガーソングライター「メロウシンフォニー」のブログ/エッセイ/ポエムです。https://mellowsymphony.net/
すこし頭を忙しくさせて
あれこれと詰め込んでみる日々
気がつけばもう2週間
隙間があるとね
ふと友のこと
思い出しては
写真など見返してみたりして
あることないこと
あの時のこと
もしこうだったら
なんて考えて
すこし浮いたり沈んだり
そんな風にして
くつがえせない現実と
すべてが
とつぜん止まった
(いや…「終わった」のか)
君との対話
そうしたこととの
これからの向き合い方を
今探しているところ
水曜日の男が世を去った
なにも言葉を残さず
突然の終わり
それが終わりだとは
おそらく自身でも気づいていなかっただろう
思えば去り際はたいていそんな感じだった
それが水曜日の男
男にはスタイルがあった
確かなこだわりがあり
守りたいものがはっきりしていた
好きな人たちのことほど
「アイツはホントにしょうもないやつ」と呼んだ
いつでも愛すべき愚か者の味方だった
そして安心できる仲間たちと酒を飲めば
いつも自らが率先して愚か者になる
それはまるで神話のかみさまと繋がっているかのように
堂々とした矛盾を貫く
そんな気持ちのいい存在だった
ダサい振る舞いも含めて
カッコいいことを知っていた
シャイだけど気さくで
物知りだけどおバカで
おごらず気取らず
面倒見はいいけど頼られるのは苦手で
人に貸しを作ることをなるべくしない
義を大切にしながら
時には考えられないほどの悪態をつき
繊細なのに豪快で
優しさに溢れているのに
一瞬で無神経になるような
多面性の持ち主だった
男のなかには
少年の心がいつも奥にあった
僕はそれがキラリとする瞬間が
大好きだった
気を張る時間
そうでない時間
そのバランスを整えたい
ちくとここのところ
気を張る時間のほうが長い気がしているな
頭を使う時間が長過ぎて
身体を使ったり
感覚に身を委ねる時間が
足りないのかもしれない
朝にすこし
ストレッチしたり
呼吸を整えても
問題は消えないからね
向き合い方はすこしマシになるけど
やらねければ
前に進まないことは
やるしかないよね
そうしてなるべく実行
すぐに
すばやく
後回しにしない法則
そうして今夜も
やる!
その結果
私のGmailには
未読メールが600件
うーん…
読もう
空を見上げ
ややぼんやりとしつつも
眩しいほどに照らされる月と雲
それからうっすらとは見ることができる
満天の星空を眺める
…なんて
そんなこといつ以来だったか
普段の暮らしとは
縁遠くなったものだ
穏やかな風と
波の音も聞きながら
ただぼんやりと
星を見つめている
(あ、
今の流れ星…)
古のひとびとの暮らしや
占星術
浪漫
映画
宇宙飛行士
大切なひとたちや
他愛のないばか話
それから
あなたのこと
在りもしなかったシーンを頭に思い浮かべて
まるで経験したことかのように思い出してみたり
どうしてそんなことを思うのか
それは夜の静寂と
星空の不思議な力なのかもしれない
先日、Saint Patrick's Dayということで、アイリッシュパブへ出かけてきた。
Saint Patrick's Dayはアイルランドの文化からきているもので、毎年3月17日にアイルランドにキリスト教を広めたという聖パトリックの命日を記念して、なんだかわいわいするというそういう日だ。(詳しいことは知らない)
どうしてそうなのか知らないけど、カナダにも流れ流れ伝わってきて、トロントではパレードがあったりして、シンボルカラーである緑色の服を着て練り歩く人がいたり、街にあるアイリッシュパブではビールに着色して緑色にしたりして楽しまれたりする。
アイリッシュはラグビーや酒豪のイメージがなんだかある。
昔聞いた話では、結婚式かなにかの祝いのときには、パブで男たちが祝いの酒を飲みまくり、その飲み方が激しすぎるせいか翌日には割れたジョッキやらがあちこちに転がっているとかなんとか(江戸っ子の喧嘩みたいなことかな)。
そういう歴史?と関係しているか分からないけど、St. Patty's(なんて省略されて呼ばれたりもする)の日やその週末になるとアイリッシュパブが盛り上がる。バンドを呼んでポップスを演奏させて踊りまくったり。
そんなわけで僕も友だちのMattに呼ばれて、そこへ行ってアイルランドの酒を飲み、知っている曲が流れればバンドと一緒に熱唱し、爆音の音楽に合わせてひたすら踊る…という時間を過ごしてきた。
誘ってくれたMattは10年近く前に一度、たまたまSaint Patrick's Dayの日だからということで彼と一緒に近所アイリッシュパブに行っておしゃべりしたことがある。Mattもその時のことを覚えていてくれていて、僕がトロントに再び住み始めて以来、去年に続いて今年も誘ってくれた。(あの頃のように小さなお店でしっぽりと…とは全く違うスタイルではあるが)
最近、頭にアレコレと浮かび続けていることがいくつかあって、なかなか日常を過ごしながら、その日常の延長線上にあるような、次のステップにあるようなことに手が付けられていなかったりしている。
そんなときにちょっとためらいながらも、誘いを断らず踊りに行ってみたことで、心なしか頭が少しスッキリしたような気分になれた。
これももしやあなたの御力か、パトリック!?ありがとう!!
歩く
そのスピードで眺める景色が
好きだったりもする
例えば学生のとき
帰り道の途中敢えて自転車を降りて
押しながら歩いて帰ったり
例えばちょっと
知らない町や
降りたことのない駅で降りたら
周辺をそぞろ歩きしてみたり
例えば今日は
スーパーの広告で安い日用品を発見!
(ちなみにこっちのスーパーで買う品物は、安いときとそうでない時の落差が激しい。日本円で400~500円分くらい安くなっているときもある。)
そんなことを理由に
歩いてお出かけ
街の建物を眺めたり
グラフィティ(壁画)などを見たりしながら
歩く
想いを巡らしたりしながら
例えば今の暮らしは
いつまでも続くことはないだろうな
遅かれ早かれ
そして
(良くしていくつもりだけど)良きにつけ悪しきにつけ
何かしらの変化は必ずやってくる
どれくらい続くかな
続けられるかな
この後
どんな風に
変わっていくかな、良くしていけるかな
トロントを含むカナダ都市部の住宅事情は
外国人(かつお金持ちではない私のような人間)には
なかなか厳しいものがあるので
住宅街を抜けながらも
こういうお家とは縁がないだろうなあなんて
漠然と思ったりして
変わっていくことに
すこしわくわくしながらも
すこしさびしいような気持ちが
心のすみっこに
ひょっと顔をのぞかせる
そうして日常を
噛みしめる
喜びを確かめて
改めて感謝し
希望を膨らませて
足取りを確かに
(雪が残っているから油断すると滑るし)
一歩一歩進み
家路につく
(オリーブオイル2本買っちゃった!)
先日誕生日を迎えた
カナダに再び住み始めてからこの日を迎えるのは2回目
この世に生を受けてからは…なかなかたかさくさん迎えた
実家の両親は今年も赤飯を炊いて
お祝いしてくれたのだとか
まったくありがたい
両親のおかげで自分がこの世にいるのだから
生を受けたことに感謝はするとして
生を与えた側の祝いというのは
また少し違ったものなのだろうと想像する
今は自分がこの世に生まれてきた結果に対して
お祝いのメッセージをくれたり
他愛のない会話に付き合ってくれたり
自分以外の人が時間を使ってくれて
少しだけいつもと違うことが起こる
そんなことがとても大切で有難いことだとも思う
他人のことを想い
時間をかけることの
人間としての尊さよ
一日使ってお祝いしてくれた
大切な奥様にも感謝
新しい一年も
創造力とユーモアをもって
美味しいものを食べて
身体をと頭を使うことを楽しみながら
また一つ一つ噛みしめて
成長していきたい
今年はどんなことができるだろうか
どんな一年にしていけるだろうか
引き続きわくわくしていこう
4年生後期
最後の試験期間へ向けて
気が張ってきているこの頃
最後のテストである(ためには絶対に単位を落とせない)ことに加え
去年のこの時期は引越などが絡んでいたこともあって
勉強期間・時間の捻出に苦しんだことや
今回の履修科目には苦手な数式(見たことない関数やギリシャ記号)が
次から次へと出てきて、理解に苦しむことが多く
いつどこで試験期間までの勉強スケジュールが狂うか分からない
そんなこともあり
ここのところ、ほぼ毎日ソワソワしている
今日は一日の到達目標までたどり着けるだろうか…と。
(いうまでもなく、心と身体のケアも大事)
そんななか、珍しく夜中を前に
「本日の到達目標」が達成できた日には
サッカー選手がゴールしたときのように喜び
軽く雄たけびをあげる(部屋には自分一人)
近くのBreweryももうすぐ閉まる時間だし
どこに行くわけでもなく
いつもよりゆっくり
トイレを掃除してみるなどして
ふっとひと息
そして
キャンドルに火を点し
照明を減らし
あずきのチカラを首にあてて
あなたを待つのね
(しんどい時もあったけど
もうすぐこの生活も終わりかと思うとそれはそれでなんだか)
謹賀新年🎍
2024年が終わり
2025年の始まり🌞
…2000年から四半世紀か
2023→2024年は
トロントに引越したばかりというのもあり
あれこれ整えるためにバタバタしたり
体調を崩したりしているうちに
年を越していたような…⛄
(ああ、でも雪が舞うなかで激込みのカウントダウンイベントを覗きに行ったっけ🎆)
今回はゆっくり
大掃除したり
買い物へ行ったり
家族や友だちに連絡してみたり
夫婦で美味しいもの食べたりしながら
(仕事や勉強もあったけど)
なんとか比較的
落ち着いた気分で迎えられた
日本のように正月休みがないトロントでは
クリスマス(と翌日)と元旦がいわゆる祝日だ
長いお休みはないけど
友だちのクリスマスパーティーに呼んでもらったり
小さなパーティーをうちでやってみたり
そんな風にクリスマス近辺を過ごした
それから年末年始は
ちょっと特別に過ごそうと決めて
タイミングを見つけて
いろんな国の料理を食べに行ってみたりもした
セルビア
韓国
ポーランド
それぞれの国の個性やちょっとした共通点を
あれこれ二人で話しながら楽しんだ
いやはや
まだまだ知らない文化や世界がたくさんあるね
そして年越そばを経て
年始に和食
食事で世界を旅したような
そんなほのぼのした年末
今年も元気に、楽しく、
成長し、わくわくしながら
挑戦し、より良くしていこう