濃い一日が
連続的に続いたときがあって
最終日の夜は
やけに疲れていた
友情を育み
愛情に感謝し
日々を重ねながら
創造力を大いに使った
それから
人に何かを伝えることに
いつもより力を注いだ
教えること
その本質は一体なんだろうか
育てること
導くこと
それらと比べて
どこが
どれほど違うだろうか
成人してからの自分が
音楽以外で恐らくはじめて
頑張って向かい合ったことのなかに
「教えること」と密接に関連していた時期がある
（それがあって今も教えることをしている）
その時は
思い付くままに
考えていることを全力まで引き出して
想像力を使って
何かを伝えようとした
体力も神経も
使いながら
うまくいったものは
おおいにうまくいったが
外れるときは
大ハズレだった
それはある部分で
教えること
が
押し付けること
に
なっていたような
そんな風に記憶している
それが必要とされる
環境もあるのだろう
今はすこし状況が違う
色んなタイプの人たちと
色んな状況で相対しながら
少しずつ違うカタチを
模索してきたからだろうか
自分の中でもそのスタイルは
変化をしてきていると思う
長年保育に携わってきた
尊敬する友人が言っていた
「子供が十人いたら
十通りの育て方がある」
今は子供に教えてはいないが
似たような心持ちは
忘れずにいたい
向かい合う人にとって
最善の方法を考える
それは
コミュニケーションという側面では
根本は同じ発想なのだと言える
そうして
植物なら
花をつけ
実がなる
私たちも
自然の生き物
芽がでたら
ちゃんと育てれば
花を咲かせ
実がなり
種を残す
引き続き
気にしていたいところ
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