Mellow Symphony Official Blog

自分の写真
MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2022/11/22

時間

こんな時間が

ずっと続けばいいと

思う瞬間もあれば


こんな時間が

早く過ぎていけばいいと

思うことがあっても


時間は同じに流れていく


いつもいつも

いつもいつもいつも


良いことも

悪いことも

こちらがその時間に対して

足しているだけで


時間には

何も良い悪いが

最初からあるわけではない


人だったそうかもね


良いや悪いが

最初からありそうに思って

一生懸命それを判断しようと目を凝らしても


見えることは

見えて

見えないことは

見えない


見たい事実が

見えてしまうこともある


その人自身が変わらなくても

周りに情報によって

印象が変わってしまうことがある


そんなとき

できるだけ


その人のままで

見ることができればいいが


その見方すら主観を抜け出すことはない


だから一瞬だけ

自分の見方を

疑問を持ってみたり

ほかの見方がないか

試してみるのも


いいよね



 

2022/11/17

小さな箱

穏やかなときが

静かに流れる

そんな夜

 

メープルの香りが

そう

こんなだった

なんて思い出しながら


久しぶりに話せた

大好きな友だちのこと

考えていた


壁にある写真が

いつものように

笑っている


安心させて

わくわくさせて


期待しても

期待していなくても


全力で上回ってくる


なんてひとだろうね


一緒に時間を過ごしたくなる

そんな友達


そういう人と話していると

ふと

忘れかけていた

大事なことを思い出す


小さな箱に

おさまってはいけない



2022/11/12

いまごろ

先週末

声をかけて頂いていたが出演を断念した

ライブがあった


そう、ちょうど去年の今頃は

その会場でライブだった


顔面に大きなアザ作って

なんだかハチャメチャな気持ちになりながら


顔は俯いていたけど

歌は

思いのたけを叫ぶように

胸の奥から鳴り響いていた


夏から秋へと

大きく心が揺れ動いて

苦しいなかから

何かを見つけたくて

自分のなかで確かめたくて

もがいていたな


その頃のぼくは

いまごろ

こんなふうに過ごしているよ

なあんて全く

想像することも

見ることも


そりゃあできるはずもなく

冷静な部分と

どうでもいい部分と

アツい部分が

ごっちゃごちゃになってたな



ちょうどその頃に作った

いくつかの歌は

最近のライブでもよく演奏している


会場でも

一緒に口ずさんでくれる人がいたりと

なかなか好評で嬉しいです😊


そのなかの一曲がコチラ👇

「家族になりたい/ Grow Old With Me」

https://mellowsymphony.bandcamp.com/track/grow-old-with-me


あのころのワタシから

いまごろのワタシへ

あのころのアナタへ

いまごろのアナタから


時空を超える音楽の旅をどうぞ♫



ちょっと待て

闇に包まれそうなとき
そんなことがある

どうして
こんなにも難しいことが
折り重なって
ふりかかるのか

どうして

自らの選択があまりに
難しい
そんなことが
ふってかかるのか

どうしてどうして
どうして自分に??

世界はなにも
突然変わったわけじゃあないのに

そんな
闇のベール

蹴飛ばすような勢いで
持ち上げる

えい!
なんだこんなもの

突破口はゼロじゃない
例え今がダメでも
それはずっとダメなわけではない


ちょっと待て
ちょっと待て


落ち着いてみれば
今日の挑戦でひとつ
失敗のようにみえる試みにひとつ

光の粒がある
その糸口がみえる

だいじょうぶ
まだやれる

やれることはある
なにも終わっていない

そう
世界はなにも
突然変わったわけじゃあない

変わらない世界と
向き合ったときに

それを
やり取りするのはあなた

そのやり取りが
どんなものになるのか

その世界の
向き合い方を
決めるのもあなた

選ぶ道もある
選ぶ環境やひと
それも
闇のベールに包まれたまま

それだけが全て
ではなくて


わくわくするほう
そんなほうを
自分から選ぼう

2022/11/10

軽口の言霊

ぼくは年齢の話をするのがあまり好きじゃない


年齢を基準にして

何かを判別したり

ジャッジする


その文化というか発想が好きじゃない

(ちなみに北米では仕事の面接などで相手の年齢を話題にするのは

タブーとされていて、一般の会話でもそう頻繁には出てこない)


ところが日本にいると

いたるところで個人の名前などと一緒に「〇〇さん(✖✖歳)」という情報が

当たり前のように存在し


そうじゃない場所はあれど

飲み屋での会話や

そういう会話に慣れている人たちのなかにいけばすぐ

「え、今いくつ?」

そんな質問が

いの一番に飛び出てくることも少なくない

(その点でいろんな方と気が合わない瞬間がしばしばある…)


馬鹿正直な自分の性格との相性もあるのか

先日の軽口しかり

そういった会話や質問を

ぼくはうまくいなすのが得意じゃない


そして問題は

その拒否反応から


返す言葉に

その嫌な気持ちが乗ってしまい

結果


口が災いになる

そんなことがある


あぁ

言霊を

大切にしないとね



すべらせる言葉は

転がる山の小石


急な斜面をころころと滑り

途中でひっかかるかもしれないし


そのままずっと下まで

転がり落ちて

大打撃を与える


そんなことが

あるかもしれないからね


どこにいたって

自分で守るペース


そんなのを少し持つというのも

また大事なことかも


2022/11/05

軽口

軽口

それはこっけいで面白い話。

もしくは

前後のみさかいもなくしゃべってしまうこと。


…ふむ

呑み助の界隈では「軽口をたたく」ひとにしばしば出会う


それはトロントで出会った

移民1世の方のなかにも

似たような気配を感じたひとがいた


昭和期のど根性物語

高度経済成長期やバブル全盛期

Japan as number oneだったり

そういったものを経験してきた方々の

気概というのか

ノリ…みたいなもの

(そこにはイジメや男尊女卑みたいなハラスメントもある程度含まれる)


なるべく

そういう言動をする人は

そばにいないようにしてきた


あれは軽口というのか?


思ったことをすぐ口にする


歯に衣着せぬから

おもしろい


もしくは


それ自体がポジティブな発言

それならばいい


それだけじゃなく

下世話なことや、野暮なこと、

誰かを傷つけるようなこと、耳障りの悪いこと、

相手のことを気遣っていない遠慮のない質問や

三流週刊誌みたいな私生活をあさろうとする質問の数々

時にはなじり合うように言葉を交わす



社交場において

気さくな会話をしようとか

そういうふるまいをしていたいという

気持ちがないのか


それとも

その話がおもしろいとでも

思っているのだろうか


たのしい会話というのは

そんなところから生み出すものではないと僕は思う


しかし問題は

未だにそれとのうまい向き合いかたを

身につけていない自分自身だろう


2022/11/01

弛緩の時間

力を抜く夜に

残っているわずかの力と

しぼった脳みその残り

 

嫌いじゃないかもな

この身体にのしかかる


疲労感のような

達成感のような

安心感のような


弛緩


この時間にようやく

ゆっくりと時間が流れるようで


きみもそうかい?



一生に一度の

無茶な申し出を


一生に一度の

大きな嘘でかわしたひとよ


その代償を

しっかりと受け入れて


守り切るんだよ


あなたが

選んだ道に


今見えている


大切な

宝物をね