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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2019/07/18

アレもコレも横浜アリーナも夢じゃない

先日親友に急遽声をかけてもらい、B'zのコンサートを観てきた。

今年の春に観に行ったサザンオールスターズ同様、日本の音楽業界の黄金期を駆け抜けて、今なお一線で活躍するレジェンド級のポップアイコンのひと組。

中学、高校の頃などヒットチャートに上がってくる名曲の数々をカラオケで歌ったり、(簡単なものなら)松本さんのギタープレイをコピーしたりなどした。

初めて生で観た稲葉さんはフォルムも格好良いし、動きもロックしていて、歌唱もずっと聴いてきた通りの高音をキープしていて、物言いもジェントル。まさにしっかりと作り上げられていた。
あんな風に30年以上もパフォーマンスすることがどれだけ大変だろうと、奥に見えるストイックさを感じずにはいられなかった。
それは松本さんのギタープレイからも感じることはできた。

およそ二時間半、ほとんど休憩なしに演奏し、踊り、走り、動き回る。歌詞も飛んでないし。ユーモアもあるし。

横浜アリーナをライブハウスに変えてしまうようなロックスピリットを見せてくれた。

個人的にはセットリストは知らないものが多かった。
最新のアルバム、最近のB'zを聴いている人たちにはハマる曲が多かったようだが、その辺りもB'zが意識するリスナーの層がやはり(2時間半一緒に立ちっぱなしで、手拍子と手扇子?しっぱなしというあたりも)最近のエネルギー溢れる世代や元気なロックが好きな人たちに向けているのかなという印象だった。

ライブの後半に稲葉さんがどこかの首相が記者会見でもするかのような?演台を前にスピーチをする風の演出があった。

時期的にも?政治のことを少し意識しているのかなとも感じたが、直接的には言わなかった。

ただ最後の方のMCで、B'zの音楽を聴いた人たちが「いつもと違うことをしてみたり、今までと違うなにかを始めてみたり(してくれたら嬉しい)」的なことを話していたときに
これは稲葉さんなりの選挙に対する呼びかけかな?とも感じた。

日本の音楽業界のトップを走り続けるバンドが、サポートに若い世代のミュージシャンも積極的に取り込みながら、相変わらず格好良くて新しいリスナーも取り込んでいけるってすごいことだな。

誘ってくれた親友にも感謝。
彼は誕生日を迎え、来年には仕事で横浜アリーナを使ってお客さんを「呼ぶ側」にまわるそうだ。

彼のB'z(カラオケ)もまたいつか聴かせて欲しい。

2019/07/11

明日を照らす光

「小さな光でも 明日を照らすだろう」

ほんの些細な日常の喜びは 
また明日
しっかり歩くんだと 
誰かを勇気付ける

それは逃げでも
ごまかしでも
まやかしでもない

確かにある
小さな灯火


歩みを続けようという人の背中を 
微量な力で押す



それは街に溢れる
ふとした瞬間に

あなたは誰かからもらって
あなたは誰かにあげている


知らない間に発して
受け取ったりする力


それは憧れのアーティストのコンサートや
お気に入りの店員さんの笑顔
たまたま読んだ本の一節

信頼する友達が口走るくだらない冗談や
長い時間を共にするパートナーからの何気ない一言


それらを
エネルギーに変えようとする自力

そこにエネルギー成分を紡ぎ出すという気付き


それを意図すると
うまく届かないときもある


そんなときは
潔く認めてもいい

欲しいものと
あげたいものは

必ずしも合致しないのだと