Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2026/09/03

(続)日の光がみえるまで

こちとら緊急事態ではあったが
急患用入口である必要はなかった気もする

夜間入口があるとは聞いていたが…

ええい、関係あるか!
と思いながらとりあえず道を切りひらいてでもたどり着くしかない(15階ってどこ!?行ったことないんだけど)

そして横でうずくまるおくさま
準備のために持ってきたあれこれ大荷物を抱えつつまずは自分だけ前進

目があった警備員にとにかく事情を説明

キョロキョロとこちらに目をやる(見るからに)急患っぽい患者さん


すると警備員が
「彼女は車椅子いるかな?」ときく

え?まずそこ??

うぅーん…

それは、、、

助かる!!(確かに)

ということでまずは目の前の車椅子を拝借

受付の警備員が仲間に無線で連絡を取り
間を呼ぶ

仲間の警備員登場

「上まで連れて行くよ。ちょうどそっちに行こうと思っていたんだ。」

といって車椅子を押してくれる


あ、いいんだ?
助かる~

と思い、ごちゃごちゃとした荷物をもちながら後ろをついていく

「君はずいぶん落ち着いているね。普段はもっと叫ぶひととかが多いけど。」なんて警備員が冗談をいいながら、スタスタと15階まで案内してくれた

受付はからっぽ
警備員の彼が呼んでくれて
少しした後にきたのは受付らしきベテラン風の女性

まずは受付を済ませる
その間も苦しそうな奥さま

だいじょうぶか?この状態
そう思っているのはこちらだけのようで病院の受付はいたって冷静

淡々と質問をしてきて
それを一つずつ回答しながら受付は終了

じゃあこちらに…と案内されて別室へ移動

小部屋に通してもらって
ようし、いよいよか…と気構える
車椅子からベッドへ移動を試みる際に
吐き気を耐えきれなくなるおくさま

状況を伝えると
「はいはい、大丈夫よ。今入れ物持ってきてあげる。」
そういってでてきたのは古紙で作られた桶
さっきの受付のかたが付き添ってくれている

ゲーゲー吐くのをみながら
「大丈夫。普通よ。お腹が圧迫されているの。」と解説をしてくれながらテキパキと準備を整えてくれる

あれこれ状況を説明し
先方の質問にも答えていく

そして彼女が確認してくれたところ
「もう9cm開いているわ。頑張ってるわね。」
と労いの言葉

ようし、
いいぞいいぞ(数字はどういう意味かよくわからないけども)
このまま最後までいよいよ進んでいくのか~


と思ったらどうもそこは待合室だった模様

「先生呼んでくるから、なにかあったらすぐ呼んで」
といわれ

ベッドに寝かせてもらった後 
しばし待機


…ふーん、そうなんだ


きょとんとしながら
しばし待つ…水分補給して、吐き気が落ち着くのを待ったりしながら


痛いし
苦しそうですが…?


そして次に比較的若いアジア系の方が登場

問診がてらいくつかの質問
さっきの受付兼一次対応の方にも説明した内容の大半を再度質問されて、今一度伝える


そして再び待機


うん?
いま、どういう時間??


もう一度同じ女性が登場
再び似たような問診を繰り返し

「もう少しで先生がくるから」と言って去っていく

しばし待機


「じゃあ部屋が空いたんで移動しましょう」
と先ほどの一時受付のかたが再び登場


あ、そうなんだ?移動するのね。

え、てか先生は??

まあ、いいや。
深夜だからかな。ちょっと段取りが全然分からないけど。


とにかく移動だ!
もうどこへでも連れていってくれ~(そしてこの苦しいのを早くなんとかしてあげて~)

2026/08/23

日の光がみえるまで

わずかな動き


君は

お腹をおさえてる


さっきまでなんともなかったのに


慌てて僕は


時間をみて

飲んでいたグラスも放り投げ

しばし待つ 


気がつけば短い間隔


真夜中

君は

動きだす


「待ってるからね」

ずっとそう話しかけていたから


心の準備はできていたはず


それでも慌てて

タクシーに乗りだす


痛みや興奮

アドレナリン

そしてタクシーの乗り合わせ場所

多めの荷物


車内の匂い

夜中の風

苦しそうにうつむく彼女


妙な支払いの仕組み


そんなものを全部ひっくるめて

降車したのは急患用入り口



あれ
思っていた入口と違う



どこなんだここは



すみませんけど、誰か!!


なんとしても今すぐ

15階に行かせてくれ!


2026/08/15

サマーベイビー

にぎやかな季節を

静かに過ごす


きみを待っている


満たされたように

緩やかな時を楽しみ


きみの訪れを待つ


望むことは

それほど多くはないが


ただ穏やかに

時がくることを願う


真夜中に浮かぶ満月

それを鏡のように映し出す海

そこに潮が満ちていくように


ぼくの胸に

湧き上がる思い


きみを待つ夏の

持つぼくの季節