Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2021/10/22

一日の終わりに

今日も頑張ったね

そんなふうに

少しだけ褒めてあげよう


労いの言葉を

かけてあげてよ


誰も気づかないようなところに

きみは

まるで当たり前のように

心や体

すべてをつかって


自分以外の誰かのために

なにかを与えている


それをどこかで

必ず

喜んでいるひとがいる


すてきなこと

なんて素敵なこと


そうやって

世界は

すこしずつ

良くなったり


保たれているんじゃないかな


だから

あなたも少し

力を抜いても


いいじゃない


眠りにつくまえに


一日の終わりに


また明日も

力が漲るように



2021/10/21

鳴らない電話

一度だけ鳴った 
きみの電話
短い着信

それはきっと
あの人からの電話


迷いや
振り絞った勇気が

すれすれで保った
ほんの数秒

そして残る
不在通知

きみは
話したいことが
たくさんあるって

聞きたいことが
たくさんあるって

言ってたじゃない


「違うよ
本当は
そうじゃないよ」


すれ違った
短いやり取りを

正して
伝えて欲しい
言葉があるんだって


でも

電話が
もう一度鳴るまで
少しかかりそうだよ


アレもコレも
本当のことを
伝えるのは

なかなかどうして
あの人には
難しいんだよ


きみはまた
電話をちらりと見て

まだかなって
話しかけてる


電話はね
繋がってから
話すんだよ


きみが話したい
大好きなあの人は

まだ
向こうのほうで


きっと
もやもや
しているよ



2021/10/20

浅く刺さったジャックナイフ

不真面目な割に
バカ正直なひと

繊細で
前向きな言葉に

何かを与えたくなった

新しく歩む
その姿に
献げるなにか


かつて自らを
投げ売って
救いをくれた
その優しさ

頂いたそれに
感謝を込めて
返したい

それで
多少すり減ることも
構わない

そう思った


それが
簡単に抜けない
ジャックナイフだとも知らず

身を突き出すと


ナイフがその手にあったかもわからないうちに
気が付けば
その刃は胸に刺さる


Restrainedな言葉で
笑えない記号のやり取りでは
なに一つ良くなることはない

ナイフは肉をえぐり
その身体からは
血がしたたった


空回る記号の交換
無言という暴力

たまらずもがく
もがくほど
刃が食い込む

不真面目な割に
バカ正直だから


そして思う

この痛みは
もしかすると
かつて

自らが与えた痛みかもしれないと


不真面目な割に
バカ正直なひと

薄く笑みを浮かべ

それならば
この痛み
受け入れよう

ナイフが抜け
いつか癒えるであろう
その傷の
最後の日まで


あとはもう
人生がもたらした
いたずらを

楽しむしかないと


笑いながら
その痛みを
受け入れる

そして悟る
この瞬く間に突き刺さった
愛のジャックナイフの意味を