Mellow Symphony Official Blog

自分の写真
MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2021/12/29

変わったもの

なにかが
変わった

風船が指からすり抜け
空へと飛んでいくように

あわててふわふわと
止まり木へ
いちもくさん

わずかな違いから生まれる
大きな変化

変わったものはなにか
それはずっと放置していたもの

あなたの喜びに
直結するもの


放っておいただけのはずが
テーブルに載せたとたんに

それは大きく音をたてて
変化しはじめた

テーブルに載る以前から
もう形は変わって
変色し
くずれていても
放置していたはずが

声にしたことで
口火が切られ

直後から
せき止めていたダムから放流される
大量の水のように

なにかを破壊せんとばかりに
溢れてくるものが
歯止めがきかずに

慌てふためくように
反動の力学が働く

そうして
おさえつけたバネが飛び上がり

もう
戻ることは
ない


この世には
中身ではなく

形/型/肩書などに
こだわり

またそれに
固執する

そんな人もいる


2021/12/27

曲り道とおる

犬みたいに歩けば
棒にもぶつかる

てくてくと歩いた先で
岐路に差し掛かる

今は二又の根っこ
二手にゆく道は
ここから大きく曲がって


その道は
だんだんと遠くなる


あいた空間を
なにかで補うとき

その隙間になにを置くか
そうしてあなたの一部が作られる


選び抜いたものか
代替品か
模倣品か
純正品か

安物か
高級か

機能性か
デザイン性か
まがいものか
ブランドものか

探し当てたものか
容易い間にあわせか

確信を得たものか

そうして
あなたの一側面を形作る


ひとたび選んだ道は
そこを行く者の

地続きで来たところからの
物語の続き


勝手な期待など寄せれば
寄せた分だけ

愚かな目に遭う


高速道路を
降りるときのように

降り口の引力があるわけでもなく
乗り口が吸い込んでいるわけでもなく

迷って選んだ道も
なんとなく決めたときも

それはあなたの意思
ハンドルを切った方向へ
進むばかり

進む道を
しかと見つめ

ならばと再び
ハンドルを握り直す



ハンドルを
握り直すのさ


てくてくと歩いた先に
いくつかの
曲り道


人の行路は
選択の
繰り返し


2021/12/25

初めての町をあるく夜

なにもない
田舎道を歩く

町のほうへ向かえど
たまに通る車が
通り過ぎた後は

そこは物静かな
広い空間


同じように歩いて
すれ違う人はなく
街灯と街灯の間は
容易く暗闇に包まれる


湿ったコンクリートを歩く音や
遠くで車が走り抜ける音

そして
隠れ家のような密やかさをまとった
小さなお店の看板に灯る
明かりがちらほら

そのなかをひたひたと歩く


目の前に
進むための
目的がないと

ただただ歩くのは難しい

ふと自分の歩いている姿を
迂闊にも達観してしまい

その目的の曖昧さに
うっかり怖くなったりしてしまう


初めての町を歩いて

空虚にすら感じる
繁華街を通り抜けるとき

どうしてあなたのことなど
頭に過ぎってしまうのだろう


宗教としての意味よりも
文化的な意味での12月25 日が

わずかな隙間から
ぽつぽつと
僕に語りかける


普段よりも
少しだけ

素直に
なってもいいんだよ

清し
この夜にはね



あなたに
会いたいです


2021/12/24

彩雲

今朝のこと

東の空から
太陽が昇り

黄金色に輝いて

光を人々に届けていた


太陽の光は時に

どんな景色でも

美しく彩る


ふと
少し横の方へ目をやると

半分が
虹色に染まる

浮雲

ちらりと視界に入る

なにかの見間違いかと
もう一度見上げると

不思議と
七色に

彩られた雲


これを調べると
彩雲(さいうん)と呼ぶのだそうだ


もしかしたら
初めて見たかもな


この国にいれば
クリスマスはちょっとした
商業キャンペーン程度のものだけど

すこし
なにかの

縁を感じた

12月24日の朝


明日はクリスマス
そして年末も近い

大切な人々にとって
素晴らしい年の瀬が
訪れますように


Happy holidays!!

冷たい夜


夜がね

早く終わればいいと

思うことがあって


こんな時間に

付き合わなければいけない

そんなのが

少し
嫌になることがある


それは
嘘つきが放つ誤魔化しとか

ご都合主義の隠し事や

美味しいとこ取りの
醜さや

誠実さを装った
上辺だけの面や

なんでも笑うことで
なんとかしようとする人や

自分だけの利益にしか
結局は興味がない人々の
放つ言葉や

相手のことを思っている
つもりになっているひとが
押し付けてくる狭い価値観や


そういったものが

全部
押し寄せてくるんだ

夜になると
塊になって

せっかく
昼の忙しさで
散らしていたはずなのに

わざわざ
冷たい風と共に

もう一度やってきて

僕の頬を
ヒリヒリとさせる


夜がね

冷たい夜がね


2021/12/23

噛み合わないやり取り

和服にある
辻と褄

そいつが合わないとは
こいつはうまくない


「なんだよ それ
理路整然としない」


「わからないな
前と言っていることが違う」


「どういう意味
質問に対して的を得ない
曖昧な返答」



思えば
いつだって

そんな風な
やり取り


分かり合えない

アナタと
ワタシ


そうして
そうこうしているうち
また3年かそこら
すぐに経つんだ


あなたが素直になるとき
相手もそうだろうか

不明確に伝えても
正確に伝えようとしても

どうしたって
誤差はうまれる


その時

アナタは
思う

こう伝えた つもりだった

そして

ワタシは
返す

こういう意味だと 受け止めた


辻と褄は
そちらから見たら
ぴったりと合っていて


こちらから見たら
どうもはっきりと
ずれている



そんなところかな


もう
どうにか
やめにしないか



2021/12/21

心静かに

12月も後半
心静かに
終わらせられるだろうか

満月の晩
ふいに訪れた静寂
階段を降りながら考える


相も変わらず
同じことばかり

答えの出ない
謎は解けない
声が聞こえない
待ち人は来ない


そしてまたその晩
忘憂のものに
宵を任せて


気が付けば
布団のうえ


忘年会とは
なんとも皮肉な

本質は忘れるどころか
顧みて
むしろ
焼き付けるために
あるような時間ではないだろうか


小さな島にいる
集まることが好きな人々は
またせっせと
理由をつくっては

人に会いに行くのさ


忘れたいことは
焼き付いているのに

覚えていたいことは
するりと抜けていく


あなたもそうして
時とともに

砂時計の砂が
一粒ずつ
下へ落ちるように

忘れていくことを

望んでいるのかもしれない


騒ぐ胸をおさえ

静かにそれを
見つめながら



2021/12/20

新しい一面をみせて

目の前に
ゆるやかに流れる海


右手の彼方に富士
左手に飛行機の群集

空には小鳥のさえずり

静かに
釣りを楽しむ人々


ははあ

これが東京の
一つの楽しみ方か


こんな顔も持っている

それをまだ知らなかった

そして今になって


それを知りたくなったよ



2021/12/19

「ひとりじゃないよ」

君が孤独を感じるとき
声をかけてくれるひとがいる

大丈夫
君は
ひとりじゃないよって

そんな友だちがいるなら
君の行く道は
そう悪くないね


「誰も助けてくれなかった」
あの人はそういってた

僕は何も知らないで

どうして
助けてあげられなかったのかな


どうして
助けてくれなかったの?

そんな風に
言われている気がして


ああ
それは
あなたの人柄を

ある方向へ
引っ張ってしまう
瞬間だったんだな

そう感じていた


もしももう一度
そんな事があれば

こちらへおいでよ


もう
そんな思い

させないからね


ちょうどいい
場所を探して

素敵な
仲間と一緒に

素敵な
時間を
たくさん作ろう


誰かが僕に
そうしてくれたように


次は
僕が

伝えよう


大丈夫
君は
ひとりじゃないよ

2021/12/17

宙に舞う言葉

夢でもまだ
話しかけてくるのは
わたしが愛したひと


あなたは
この機を惜しませたいかのように
ぼんやりとした言葉と
悲哀の表情を残して
その場から消え去る

ただじっと
声にださずに
目に涙を浮かべて


望みがあるなら
叶えたい

叶わないのは
それを知ること


本当のことは
手紙を読み返しても
うやむやに
散り散りに
文字が並ぶばかりで

それはまるでロールシャッハ・テスト
受け手の視点に委ねられるかのごとく
曖昧だ

そして届かない
差し出した言葉たち

送り先のない
手紙を書いては
空中へ
放り投げる

その言葉が
今でも
宙で舞い続けている

季節が変わり
空が冷たくなって

雪のように
ふわふわと
舞い降りたら


それは
あなたのもの


その柔らかな
手のひらで解けて
水滴になったとき


潤いを
与えるだろうか


えいごで話す

英会話について思いを巡らす

自分がやってきたこと
時代の流れ

現代の日本での英語教育や
この国における英語の必要性


英語学習への興味関心が高まって久しいが
果たしてこの国全体での英語力は
以前と比べて上がったのだろうか…

以前よりも
実用的な英語力が備わってきているのだろうか

それはもう10年くらいすると
もう少しはっきり分かるようになるのかもしれない

周囲にも「小さい頃から始めたほうがいい」というマインドから
英語教育を我が子に与えている親がちらほらいる

選択肢が増えるのは良い事だと思うが
将来本人が英語を話す機会を得る可能性があるのかどうか
その辺も見据えて教育をしてあげることが大事だと僕は思う


本人の認知や母国語の文章力が未発達の段階で
将来使うか分からない外国語を教えるくらいなら
母国語が発達する機会をたくさん与えたほうが
本人にとって良いのではないか?とも少し思う


虎を見たときに

お、虎だ。虎は英語で…うーんと、「Tiger!」
というのと

虎を見たときに
「Oh my gosh, it's a tiger!」
と咄嗟にでるのは少し違う


前者は英語学習により身につけられる
後者はそれを日常的に使う人たちに身についていく


キッズの吸収力や柔軟性は素晴らしいと思うので
小さいころに英語環境を作ってあげることができれば
英語を吸収することは多いにあるだろうが

その後に家庭で、社会で、友人や、職場、
もしくはそれ以外のコミュニティで
実際に使うことがあるかどうか

そこからが本当に大事になってくると思う

保育園などでも英語の教育はあると聞くし
アフタースクールみたいな場所も東京の街では見かける

外国からきた人が実際に講師を務める場所も
おそらく統計的にも増えたんじゃないだろうか

ネットを使ってアクセスすることもできるし
教材やアプリなどの存在を考えると

現代の子供が英語に触れる機会は
20~30年前と比べればはるかに増えたと思う

教育が以前より英語づいてきているとしたら

次はその先の、我々が暮らす場所や人

そこに
もう少し英語が
食い込んできたら

日本もいつか
「英語しか話せない観光客が旅行にいっても安心」
と思われる場所になるだろう…か


すこーしずつ
すこしずつ

2021/12/14

「家族になりたい」レコーディング

先週末はメロウシンフォニーのレコーディングをしてきました。

新しい曲の一つとして制作している「家族になりたい」のなかで

どうしても欲しいと考えていた音を足すため

普段から仲良くしてくれているバンドから2名

腕利きのミュージシャンに参加していただきました😍


今回はzukabeという素敵なバンドから

ベーシストの神前氏にはアップライトベースを、

ギターボーカルの岡部氏にはウォッシュボードを

演奏していただきました💕


久しぶりの出張レコーディングだったので

ちょっと僕も緊張しちゃって

トンカツ(というかカツカレー)なんか食べてゲン担ぎしちゃったりして

現場に臨みました🏃


さすがの二人は、

予定よりもスルッと見事な演奏をキメてくれたので

時間が少し余ったため

その美声も披露して頂き、ちょっとコーラスパートにも

参加してもらっちゃいました😋


2021年のなかで僕が最も

「書けて良かった」と思っているこの曲を

素敵な二人に演奏してもらえて

もう、鬼に金棒というか、

メロウにさらなるメロウネスが加わった心持ちです🍫


完成まで、もう少しいくつかの要素を加えれば

あなたにも

もう少ししたら

聴いてもらえるはず🙆


それまで

もう少しお待ちを🐍


かさぶたが治るように

衝撃によって
痛みが走る

痛みが
傷となり

傷口に
痛みが残る

やがて傷口がふさがると
かさぶたができる


今年は生傷が絶えない🩹

数週間前には
身体の内側に少しく傷を負い

以前から矯正のために
通っていた整骨院で

柔道整復師の先生に
(体の内部の)新しい傷を作っては
診てもらう🦴

という状況に最近はなっている😞


治療の際に先生が
痛めた患部の周辺に残る
痛みについて
教えてくれた

筋組織が破壊され
再生される過程で

いわばかさぶたのようなものができて
修復する周辺の組織も固くなりやすいのだとか

周辺の組織が固くなると
そこに繋がっている体の他の部位にも
凝りだったり、痛みや軽いしびれなんかが
症状として表れることがあるようだ


ふむ
なるほどね🙎

身体のなかにある
かさぶたか…


治癒していく過程では
しばらく傷口に痛みが残る

かさぶたの間も
少し触れば痛みを感じ

無理にはがせば
痛みや出血すら伴うこともある

つまりは
時間をかけて
ゆっくりと
治していくのがいいのか

それは

胸に残る痛みにも
そういうところが
あるかもしれない


あの頃と同じように


2021/12/11

空に消えた言葉

彼女はいう
「なんか思い出したんだよね
音楽の素晴らしさというか
うまく言えないけど…」

彼はその言葉を聞いたとき
「なに、会いたくなっちゃった?」

口から出かけた
その言葉を飲み込んだ


思い出したのは
音楽の素晴らしさではなく

音楽にリンクしていた存在である

音楽の素晴らしさを
改めて噛みしめることはあっても

それはふわっと浮かび
そばにいる人に伝えることでおおよそ完結する

なぜそのとき
その言葉を飲み込んだのか

それは過日耳にした
成果物の評価に対する
的外れなエピソードを伝えることと似ている

「うまく言えないけど…」
と言って言葉に発しながら
濁して伝えることが
おそらく罪の苦みをやわらげる

精いっぱいのやり取り


「また…会えたらいいね」
その言葉が一瞬横切った

電波を通じて
伝えた彼女の音や表情

多少のノイズが入り
それは言葉ごと
電波の波に
吸い込まれたけど

それが確かな言葉なら
そこには紛れもなく
言外の表現が
多く詰まっていた


彼は
ぼんやりと空を見つめ
水平線に消えていく
あの大きな夕陽を思い出す


ああ

「世界一栄養のある
ウィンナーが食べたいな」

誰も知らない
いくつかの願い事を

また少し口に出してみた

それは
すべてを覆い隠す

漆黒の夜空と
彼だけのひみつ


2021/12/10

話をすること

ちょっと暗い天気が続いたり

心的負担がかかるような日が続いたりして


すこし全体的に心がヤサグレてくると


物事を悪い方向に考えがちで

集中が続かなくなったり

心のなかでしゃべる英語にFワードがついちゃって

マンチェスター辺りの労働者階級のバンドマンみたいな

気分になっちゃったり

やたらと周囲の人々の行動が気になったり

一晩でワイン1本をひとりで開けちゃったり


しょうもないことばかり思い出したりしちゃう


そりゃあ

眉間もぴくぴく

まぶたもぴくぴく

するよね


身体が

休ませて欲しがっているんだそうな



そうだよねえ

休みたいよねえ


心も…でしょ


そんな時ふと

人と他愛のない話や

正直に打ち明けたり

少し深い話なんかができると


それだけで

心がちょっと軽くなって


ああなんだか

よかった


なんて思えたりもするね



友達よ

今日はそんな夜さ



2021/12/08

期待と落胆

何度言い聞かせても
まだこの胸には残ってしまうらしい

誰かに寄せる期待

そして

それが叶わないことに対する落胆


すべては
自分の頭のなかで
繰り広げているだけの空想なのにも関わらず

まだ何かに
勝手に期待しては

勝手に
落胆をおぼえているようだ

まったく…


困ったものだよ


ステレオタイプを作り上げては
そのズレをまるで
重ねていた相手のことみたいに考えても

何も変わらない

そもそも
自分以外の誰かに期待するなど
思い込みの綱渡り


あの汗だくの日々の向こうに

そんなこと
するべきではないと

改めて
身を持って知ったはず


他人に対して
自分の理想像を押し付けて

それを期待に変えては
いけない


それは
恐ろしいことさ


できるだけ
あるがままの

起きたこと
そのものを

受け止めるほうがいい


意味なんて
きっと
探すべきではないんだ


でも
不思議なことだな


僕はあのひとが

こうであったらいいのにと
望んでいる一方で

例え
望み通りでなくても

それはそれで
いいことだな


などと


ワケの分からないことを
思い浮かべいるよ



今日も
あなたが
どこかで


眠る前に

ご飯を食べるときに

愛する人の
瞳を見つめたときに


は〜、幸せっ!

なんて
噛み締めていたらいいな




2021/12/07

〇〇に負けるな

〇〇に負けるな!

というキャッチコピーが

あまり好きじゃない 


キャッチコピーとしても使いまわされ過ぎているし

全然考えられていない気もするし

そもそも勝ち負けの問題じゃあないときが間々あると思う


最近では

ウイルスの問題にすら


負けるな!


と商店街なんかに貼ってある


いやいやいや

勝つとか負けるじゃないって…。

(病気に罹ったら負けだとしたらそれこそ大分おかしな考え方だと思うし、

経済が不振に陥るのは病気に負けているせいでもないと思う)


この「勝ち負け」の「負けるな」というのは

人に言われることはあるけど


本当のところ

戦うのは

常に己が相手なのだと思う


近頃

特に自分に言っている


おい、

しんご


負けるなよ


突き刺さる向かい風に

冷たい夜の静寂に


突如として

襲ってくる孤独に


沸き起こる

自己憐憫に


しくしくと痛む

傷口に


楽であることの誘惑に

酒の気楽さに

勢いだけのやり取りに

ふとこみ上げる怒りに

自暴自棄の手招きに


負けるなよ


じゃかあしい

時には身を任せることもあるさ


それでも

半身で残り

全てを預けたりしない


投げやりになるとき

誰も見てやいない

多少無責任になっても

構わないと思える


この世は、その瞬間

自分など無関心の極みでしかない

そんな風にすら思える


でも違う


見ているんだ

ほんとうは


あなた自身が


君は

かみさまと呼ぶかもしれない


でも

見ているよ


ちゃあんと


良い事も


そうでないこともね


だから負けるなよ


さもないと

負けるあなたは

自らを落とし


明日は

自分のことを

もう少し

ロクでもなく感じ


終いには

人生の美しい部分を

受け入れることすら

難しくなる


落としたら

また上がらなくちゃあ


自分のなかの

高みを目指すなら


落としてばかりはいられないなあ


それでも

落ちるときもあるかもなあ


そうしたら


またしっかりと

両足を動かして

もう一度登ろうな


明日の自分を

今日よりも少し

好きになれるように



共に泣けるふたり

先日のこと
かねてから仲良くしてくれている一家に会いにいってきた

思えば10年以上
付き合いのあるひとが

結婚して
家族をもち

もしかしたら今までで一番仲が良いかも?

というくらい

家族まるごと
みんなが仲良くしてくれている

子どもたちも含めて
とても好きな
僕にとって大切な一家だ

そんな彼ら夫婦と
晩酌を交わしながら


ふと
菜食主義についての話題になり

そこから
生命を食事としていただく
ということの話になった

旦那さんがかつての仕事の経験から
と殺したばかりの食肉を扱ったときの話をしたとき

彼はその時のことを思い出し

またその捌いた食肉への個人的な思い入れを思い出し

涙した

彼は泣き上戸ではない(と思う)
少なくとも僕の前で
涙を見せたのは
その時が初めてだった
(記憶している限りでは)


しかし
彼はそれくらい

その食肉を
確かに生き物として認識していた瞬間があったことを

伝えてくれた


奥さんがその話を聞き逃し

後からテーブルに加わったので
泣いている旦那さんをみて
「なんの話?どうしたの?」
と心配していたので

泣いている旦那さんの代わりに
僕が話の一部始終を話した


それもかなりかい摘んで
概要だけを触れた

今起きている出来事を
少しだけ軽く伝えようと
妙な気遣いが僕の中で働いたのだと思う


ところが

その奥さんは
その話を聞くなり


その生き物のことを思い

一緒に涙したのだ


その時僕は思った


ああ
いい夫婦だな


同じことで
涙できる

片やあまり話を深く聞いていなくても
目の前で涙する伴侶の姿と
話の概要から
事の重さというか

話の深層にまで
すぐに自らを持っていける


話のテーマも非常に難しいし
答えは簡単にはでないが


とにかくその
共に涙する美しい二人の夫婦をみたとき


僕は心のなかで


二人の肩をぽんぽんと叩き
優しくハグをしていた

2021/12/06

スタジオでリハーサル

今日はメロウシンフォニーのリハーサルでした。

先週ライブの前日もスタジオに入ったのですが、それとは別の、2019年までライブをよく一緒にやっていたリカさん、ミサトちゃん、キックの4人編成のリハーサルでした。


とてもいい時間で、リハーサルの時間があっという間に過ぎてしまいました。

今回のメンバーでスタジオに入るのは2019年の前半以来だったので…1年半以上ぶり、ということになります😲

改めて、このメンバーで演奏するの好きだなあと。今まで一緒にやってくれたメンバーももちろん、その時その時で好きだったけど。今の面々は、自分の今の心持ちに近いというか、技術面のみならず、心持ちみたいなところも含めて安心して任せられる「優しさ」みたいな、安定感のようなものを感じられるのです。

みんなニコニコしているし、その笑顔がみんないいし、ポジティブな発言とユーモアと真面目さがいいバランスで。

まるでリハーサルしているスタジオの中心あたりに、穏やかで丸っこい柴犬でも一匹いるんじゃないかと思うほど、ほんわかしたムードでリハーサルを進めることができるんです🐕(そういえばスタジオってきっとペット厳禁なのかなあ、連れている人見たことないな)


さて、このメンバーは何のためのリハーサルかというと、来年(来月のこと)のレコーディングに向けて!なのです。

ライブで好評だった曲と、メロウの音源としてぜひみんなの音を入れてほしかった曲、それを来月レコーディングしてきます💁

いつもの宅録作品とは違う、久々のバンド録音なので、どんな風に出来上がるか…

みなさんにも僕が👆に書いているような空気が、作品のなかから伝わってくれるような演奏をしたいと思います😘


また進捗をあげたいと思いますので、お楽しみに😀✨

2021/12/04

鳴らした電話

もう一度鳴らない電話

もう一度は鳴らさない電話


話さないなら

電話なんていらない

話がないなら

電話なんてしない


きっと

声がききたくてね

ほんとうは

ちゃんと話がしたくてね


電話を鳴らすね


「電話は

出てから

話すんだよ」


鳴らしたら

いいわけじゃ

ないんだって


でも


2秒でも

6秒のアノニマスでもなくて


ちゃんとベルを鳴らした


取るのを待つだけの

時間分ベルを鳴らしたよ


2回



それでも

この電話は

まだ

電話としての

本義を

果たしていないかもしれない


今日もまた

あなたは日常に


私は忘憂の物に

身を委ねて


締め付けられそうなほど純粋で

社会的道徳の邪魔をする

冷静にみようとすれば

結局疲弊させるだけのような

かったるいくらいの思いが

これ以上膨らまないように


もう一度

そっと蓋をしめる



2021/12/03

夢でみる

夢でみる街は
なんだか不思議
落ち着いていて
ワクワクもして
いつも同じ温度

天気もそうかな

行ったことがあるような
ないような街に
連れていって

会ったことがあるような
ないような人なんかと
なにかやり取りをしたりして

会ったことある人に
夢でも会うときは

会いたい人なのか
印象深く残っている人

そうだとしたら
舞台になっている街には
どんな意味があるかな

会いたいときには
出てこないのに
もう考えないようにすると
出てくる人なんかは
きっと脳のいたずらだな


夢で会うあなたは
なんだか楽しそうに
にっこりしているよ



2021/11/30

吉祥寺ココライド

先週末はライブでした😍

吉祥寺にあるお花屋さん、ココライドの軒先で行われるイベント「ココライブ」🌷🌹🌺🌻🌼

今回は隣にあるミニ体育館が会場でした。

実に2年ぶりの同イベントの出演。

メロウシンフォニーとしても、2020年前半に行った渋谷でのライブ以来の、正式な?ライブ出演でした。

フリーライブなので、日曜の吉祥寺をお散歩するひとのなかに立ち寄ってくれた人もいたようで、人が入ったり出たり、わりとわいわいと賑わっていて会場は終止和やかな雰囲気に包まれていました😇

久しぶりに会う共演者や、そのお友達なども会場に足を運んでくれていて、みなさん久々の再会、久々の生演奏という様子で、思い思いに楽しんでいる感じがとても平和でした🐦


そんな中、唯一の弾き語り枠で出演したメロウシンフォニー。

セットリストは新曲も交えてお送りしました👇

1. feather

2. Leslie

3. Uncle Bruce(新曲)

4. Love Letter on the Wall

5. 歓喜の歌

6. 家族になりたい(新曲)


前日にアクシデントがあった影響で、顔にすこしケガをしたため😥

当日は少し帽子を深くかぶって、俯きながらのライブスタートでした👒

演奏が後半になるにつれて、やっぱりもっとみなさんの表情が見たくなって、みなさんとコミュニケートしたくなって、最終的には一緒に手拍子なんか叩いてもらったりしながら楽しいひと時を過ごせました😃

久々の人前での演奏に若干いつもより緊張しましたが💦

終わった後に好評を頂けたので、良い演奏ができたのだと思います💝


こうしてみんなが健康のまま、なんの心配もせずにライブができることが

もっとこれから増えていけばいいなと思う日でした👯



2021/11/28

待望

ずっと待ってた
いつか来るかもしれない
この変化の時を
本当は待ってた
自分でも気が付かずに
なんとかやり過しながら

守り抜く
誓いをたてる
その時を

もう一度
あなたと笑う
その時を

掃除機をかけながら
あなたを歌う土曜日



ずっと待ってたの
いつかこんな時がきたらと
小さな手繋いで
本当は待ってたの
静かな波を眺め
これで良いのと言い聞かせながらも

優しく包む
ハーモニーに身を任せる
その時を

もう一度
あなたと笑う
その時を


記憶のいたずら
ピントのぼかし
頼りすぎてはいないかな

戻るためではなく
進むための
その先に
ぶつかるもう一つの点


コーヒーを淹れながら
ふと我に帰る日曜日


What are you waiting for?
What are we waiting for?

It's never too late
But it's about time
Yes, it's about time


2021/11/26

養う・育てる

去年友だちの結婚式に参列して
ふと気がついたことがある

その時参列していた
同世代は


ほっっっっとんど
結婚して

子供がいる


その時は
その事実がなんだか

なんともいえない気分にさせられる…というか

なんかもう
逆に申し訳ない…ような?

みんながみんな

「うちの家族は…」
「おたくの家族は…」

みたいな話をずっとしているのを
横目に眺めながら

ああ、
こういうのがきっとここでは普通で

私は何かを間違っているのかもしれないな…

ぐらいに受け止めていた。
(とはいえ、何かを変えるつもりもなかった)


ところが!
最近
突如として


むむ!?
子供を…育てる??

愛する人と
家族を作る


それ…って


なんか
素敵かも!?


などと

柄にもなく?思ってしまった
(予定があるとかないとかは別にして)


ははあ、
もしかしたら

そういうことなのかもな🤔


ふとしたことをきっかけに
家族を持つことや
子供を育てるとか

そんな凄く縁遠く感じていた
(なんだったら自分という人間はそういうことしない方がいいくらいに感じていた)
ものに対して

具体的に想像してみたら


へぇー、なんかおもしろそう😊

なんて思うようになっていた自分よ


成長したのか??😳


そんな風に思うことも
あるんだな


相変わらず人生には
予測のつかないことが起きる👏



2021/11/22

素直のままで

結局のところ

僕がこれまでもずっと

大切にしている


コミュニケーションにおけるテーマ


それは「素直でいること」


思ったことを

そのまま伝える🚀


良い事はなるべく率直に

悪い事はなるべくありのままに

でも傷つけることが目的じゃない

できれば少しのユーモアを併せもって


細かいことは他にも色々あるけど


素直に伝えてくれる人が好きだし

素直に伝えられる自分でいたいと思う


言葉以外のコミュニケーションはたくさんあるし

それで何かを届けることもできるけど

言葉じゃないから

そこには確信よりも

憶測の要素を多くはらんでしまう


真っ直ぐ言葉で伝えようとしたって

うまく伝わらないことが

この地球上にはたくさんあるのに


音楽やアート以外の

言葉を使わない伝達方法など


日常では減らしてもいいと僕は思う


冗談ばかり言うひともいるけど

言葉を最初からアテにしないやり取りも

なんだか偏っていて

できない人は置いてきぼりにされるようで寂しい


僕は

好きな人には好きと伝えたいし

良い事は良いと言いたい

ダメなことも相手を思いやりながらも

どうしてそう思うのか

自分の考えを伝えようとする


伝えられないときがあるとすれば

それはあまりに

相手の反応が

事前に否定的であることがあからさまであったり


伝えることそのものが

相手にとって好ましくない可能性が高い

そんな風に映ってしまうとき


もちろん本質は言葉だけではないけど


肝心なところで

言葉を全くゼロにしてしまうよりも

少しでも隠さない言葉を

聞かせてほしい


先日あるエピソードを友達に話したら

「それは…ちょっとクサイな」

「そんな、歯が浮くようなセリフ。言えないな。」

エピソードに対してそんな感想がかえってきた。


ああ

そんな風な受け止め方もあるんだな


僕にはすごく

ポジティブなエピソードに響いたから伝えたんだけど

そんな風な受け止め方もあるんだ



そう

言葉ってそういう振れ幅


色もつくし

形も変わるし

そのままが届けられても

受信する側の

琴線

レセプター次第で


大きく変わることもある


だから難しいし

コントロールしきれないと踏むのも賢明だと思う


じゃあ

どうする?


内に込めて

なるべく言葉を発しないように

素直にならないように

敵を作らないように

誰も不快にさせないように


…する????


こういうのはどうだろう?💡


素直になって

ありのままの自分も

大切にしてあげられるよう


自分自身も磨く👯🌟


磨かれた自分が放つ

素直な言説


うーん、先生

目下の僕は

相変わらずそこを目指しています🙇



2021/11/21

遊牧民のつぶやき

Nomadの暮らし(本物の遊牧民ではなく、近代的なノマドワーカー)を始めてしばらく経つ

去年から今年はリモートワークという言葉が飛び交ったこともあり
一定数の人々がリモートで働くようになったり
一時的に働いてみたり
少しの間そういう働き方をして、これまで通りの働き方に戻ってきた

そんな方々が日本にも世界にも多くいるのだろう


ノマド的なスタイルを始めた当初は少し新鮮に感じつつも
「ノマドワーカー」という言葉に含まれる妙な含蓄か、
単に僕が付き合いのある日本人の友だちがそうなだけか?

とにかく「ノマドワーカー」が
言葉として与える印象があまり好きではなかったので

自分がそうであることをわざわざ言うのは口憚られる気がしていた

リモートワークや、
ワーケーションといった言葉が
少し出てきたここ一年、二年の流れで
前よりも珍しくなくなってきたので

それはまあ、ちょっとは居心地いいというか
言いやすくはなってきた

誰でもが突然できるような仕事ではないので
当たり前に感じることなく
この環境を得た境遇に感謝している


10月に偶然出会い仲良くなった
同じような働き方をしている友人(というか大先輩)がいる

その友達が先日東京へ訪れた際に声をかけてくれたので
再会がてら、食事をしながら短いひと時を過ごした

彼は僕よりずっと前からNomad暮らしを続けていて
東南アジア諸国を転々としながら
10年くらい暮らしてきているのだそうだ

日本に戻ってきて
穏やかに住める場所を探してみたものの
やはりこの国は合わないと感じて
またアジアの国に定めをつけて去っていった


「パソコン一つあればどこでも生きていける」

というと大袈裟のようにも感じるが
ノマドワーカーというのはそういう要素がある

部分部分では「誰かとやり取り」する必要はあるものの
同僚のような、毎日のように顔を合わせて一緒に仕事をするチームがあるという
そういうノマドワーカーはなかなか居ないと思う

つまりNomadは孤独になりやすい
(それが好きなひともいるのだろう)

「パソコン一つあれば」とは言っても
本当にパソコンだけで解決できるのは
仕事や金銭的な一部のことだと僕は思う

パソコンでその一部分(大事な部分ではあるけど)が
解決できるとき


それ以外のことを

どう選択するのか
なにを選ぶのか
なにを選ばないのか

誰と時間を過ごすのか
誰と時間を過ごさないのか
孤独を選ぶのか

何をするのか
何をしないのか


その選択が大切なのだ
(だからこそ私の友人も10年以上かけて自分にとってベストの場所をきっと探し求めているのだと思う)


そしてNomad(放浪人/遊牧民)の類である彼や私も

なにを選択するか
なにが選択できるのか

そして選びぬいたうえで


やっぱり最終的には
きっと仕事のスタイルに関わらず
多くの人々に共通していえることであろう


「幸せである」
感じ

それを噛みしめたいだけなのだと思う

2021/11/17

Solitude

Time in solitude is a key thing of my life

I have had the moments from time to time


Whether you want it or not

It happens when needed

Even when you are with someone else

Even when you are in a community


It forces you to think about loads of things

And it makes you grow as a person


I know it occurred to me with a number of reasons when the moments came 

There always have been certain meanings for it


I believe so

Or I should say that I know so


That is why I will take this opportunity joyfully this time

I will embrace it like my old friend

With a grateful heart, I will spend the time again very lively


A half of me is saying 

That I want to finish this period as quickly as I can

And move on to the next stage

But the other half of me is sort of ready to take this as a precious opportunity 

Even it may take for a while to get through

I am ready to absorb lots of different things

Different perspectives, experiences

Anything different from my current point of view


To be a better person



Life is to find and to be aware of things

And live in solitude helps you to do so


Whether you want it or not



2021/11/16

妬ける曲

嫉妬する(jealous)

羨む(envious)

決めつける(judge)


この三つは、「好きな自分でいるためにできるだけ避ける感情」として、

トロントにいる間に体感として感じながら、自分に沁み込ませたというか、そうあろうと今でもしている、いわば座右の銘の一部。


なるべく日頃から自分以外の誰かに対してこういう感情を持たないよう注意しているのと、そういう感情を引き出すような言葉をなるべく使わないようにしている。


ところが、

トロントで出会った友達が以前おもしろいことを言っていた。

「羨ましがられるのは嬉しい」("I'm so jealous"よりも"I envy you"のほうが言われて嬉しい)のだそうだ。

その人曰く、それは「最上級の賛辞」と捉えていたようだ。相手をリスペクトし、意見を尊重し、相手の幸せを我が事のように喜ぼうという精神を持つ人ですら、「羨む」ときというのは、「それくらい特別である」ということなのかもしれない。


先日のブログに書いた「泣ける曲」について、何人かの友達の(日本人の)ソングライターからそのワードを聴いた。

「妬ける」

彼らも歌を書くからこそ、同じ作曲する人間だからこそ持った感情であると同時に

それは僕にとっての最高の賛辞でもある。

彼らは本当は言いたくないはずのその言葉を

賛辞として僕に送ってくれた。


普段は

嫉妬や羨むという感情に対して

別の意味である種敏感な僕も

その言葉を彼らからもらったときは

素直に嬉しく、褒め言葉として受け止めることができた。


その曲も

ようやく少しずつ泣かずに歌えるようになってきた😅




2021/11/13

境界線の上

境界線のうえを

行ったり来たり


生活における

境界線


すべてを放り投げることと

ひとつひとつを大切にすること



境界線のうえ


それはまるで

綱渡り

平均台

やじろべー

高層ビルの間を長い棒をもって歩くひと


あなたもきっと

なにかしらのバランスが求められる

それのうえを今歩いている


僕の場合は

そうだな


もう全部

どうでもいいや

っていう側と


全部大切にするんだ


そういう両端の境界線のうえかな


あっちに転ぶか

こっちに転ぶか


一歩踏み外せば

どっちにいくかな



いや、

でも


それって

焦点の違いでもあるよな


小さな部分に焦点を当てると

そこに映るすべてのものを

大切にできる


でもその分

これまでのレンズに写してきた

その外側にある部分には

もう焦点は当たらない

ボヤッとして


もうどうでもいいやっていうか

ないがしろになっちゃう


つまりこれは

どの距離から

どの範囲に

焦点を当てるか


そういうことかもしれないな


僕はずっと

広範囲から始まって

絞って絞って

時にはぎゅっと絞って

それでまた少し拡げて


そんなことしてきた


ちょっと前

ひょんなことから


もう拡げなくてもいいかって

思っちゃうくらい


ぎゅーっと絞って

ほんとに僅かにしかレンズに入らないくらい

絞る


そんな暮らしを

考えてみたけど



あはは


そりゃあちょっと

早とちりだったみたいで


僕のその妄想は

ただの妄想だった



自分のまなこに映るもの

そのどれを大切にするか


あなたが焦点を当てて

決めるんだ


目に映らないものを

信じることも

あなたの焦点の当て方のひとつ


目に見えなくても

存在を感じることだって

あるもんね



大切ってわかっていること

焦点のなかに入っているものを


見ないフリはしないでよ


もしそんなことをすれば


あなたはいつか

とんでもないものを


失う


もしくは


失ったと

気が付くことになる



ああ

僕は


境界線のうえで


ギターを弾いているよ


2021/11/11

心のままに

Follow your dream
Follow your heart

そんな言葉をたまに見かける


なにかに迷ったとき
心に従って
道を選ぶんだよ


そういうときに出てくる言葉


自分勝手に突き進む
それともまた違う

ただやっぱり
心がワクワクする方を選ぶ

後悔のないように

自分が生きてて良かったと
後で思える道になるから


時には
間違った選択だって
することもある

でもそれだって
心にちゃんと従って
選べていたのなら

胸はっていけるし


後で間違っていたと気がついても
それも意味のあることだったって

思うことができる



あの頃の自分を
反省する人

いや
反省どころか

激しく否定する人に
何人かあったことがある


思い出したくもないくらいだって
言う人もいる


悲しいこと言うなよ

その時のあなたを

全力で想っていた人や
大切にしていた人

その頃から今も
一緒に笑ってくれる人だって
いるかもしれないのに


あなたが
過去の自分を

それほどまでに否定したら

あなたに気持ちを注いだ
その人たちのことまで
否定するみたいじゃないか

反省して
成長しようとすることはあっても

あなたが
あなたを

否定するのは


それはあまりに
悲しいこと


今頃 
きみは
心に従っているかな

今日の
僕は
心に従っているかな


時には周りに
反対されることもあったけど

心に従って
選択して
行動したら


その先には
良い出会いがあった

心がふくらんで
愛が広がるような


良い
出会い


だからほら
あなたとだって

今こうして
繋がっていられる


自分が一生懸命したことは
今でもよく
覚えているものでしょ

2021/11/10

君がいるだけで

例えば
君がいるだけで

私の人生は変わる


君がいるだけで
私のすべては違うものになる


朝焼けの意味
朝食
日々の日課や
仕事や余暇
昼休みのメニュー
昼下り
おやつ時
夕暮れ
晩ごはんの買い出し
スーパーの混雑
夜ご飯までの時間
食事をするということ
夜空の穏やかさ
明日に向かう姿勢
眠りにつくこと


音楽の存在意義は
より大きさを増して

文学の意味は
より深くなる


物語は
ストーリーがより
具体的に
私たちに訴えかけ


風や雨や
太陽の光さえも

より強い
メッセージを
私たちに運んでくる


なにもないけれど


例えば
君がいるだけで


ここにあなたが
いるだけで


私の全ては
様変わりする



2021/11/08

おかあさんのガイフレンド

その地で出会う
おかあさん的な存在がいる

何かを求めなくても
何かを与えてくれようとする

自分の母親に近い年齢の女性

そういう方には親しみを込めておかあさんと呼ぶ

ちょっと前にもそんな方との出会いがあった

遠くに住んでいるので簡単には会いに行けないが
また会いたくなる存在だ


おかあさんは言っていた
良き出会いに感謝したその日
僕に「家族になろうよ〜」って


これからも仲良くしてねという意味を込めて
そんな風に言ってくれたんだと思う

少し不思議な引力を持つひと


そんなおかあさんが
親友とよび
褒め称えていた男性がいる


僕とは共通点はあるが
会ったことはない

わずかに声は聞いたことがあるが
向こうから関わりを持とうとすることは
まずないだろう


何かの縁があれば
いつか
仲良くなれたりするだろうか



2021/11/06

泣ける曲

泣ける曲がある

ここでの「泣ける」は

自分が演奏するときに
泣いてしまう

そういう自分の曲のこと

最近書いた曲のなかにも
そういう曲がいくつかあって


友達のシンガーソングライター何人かに聴いたところ
共感というか
これまでに同じ経験をしたことがある人もいる

自分の曲で涙することなどあり得ない
驚きのあまり
笑っている友達もいた
(まあ、ほら、音楽性とかもあるし)


これが続くと
ライブで演奏できなくて困っちゃうので

なんとかその状況を改善するために
僕の場合どうするかというと…


もう、何回も歌う📯

そして色んな他の経験をする

そしてまた何回も歌う


これだね!
(それだけ!!??)


後はもう思い入れが
何回かに一回入り過ぎちゃう分にはしょうがないから

普段の状態というか、
なるべく平常心で歌えるところまで
落とし込むというか

言葉が記号に戻り
メロディが飽きるほど
自然に浸透するまで

身体に沁み込ませる


それしかないのかなと思っている

あとはもう
友達の前でちょっと演奏したり
誰かと話したりしながら

そういうところで
咀嚼する時間を自分自身に与えてあげる

先日も知人のホームパーティに呼んでもらったので

リクエストがあった通りギターを持っていき
ちょっと試しにその新曲のいくつかを歌ってみた

やはりまだ演奏中に涙ぐんでしまうときがあるが
辛うじて歌い切った!🐆(人前であることの力よ!)


…と思ったら
横で聴いていた友達が泣いていた😂

伝播しちゃったかな💕


いくつかある新曲のそれぞれが
ライブで演奏したときや
音源として聴いてもらったときなど

実際にリスナーの方々
個人個人には
この物語がどんな風に受け止めらるか

僕自身興味はある


楽曲は一度できて
人前で演奏しはじめたら
それはもうある種で
我が身の一部を
切り離して差し出すようなもので

煮るも焼くも
吐き捨てるも
大切に胸のなかに
染み渡ることを確かめたりするのも

そのリスナーそれぞれに委ねられる

その曲に自身が込めた思いや
背景などは
あってもなくても

それとは別に受け止められるし
そうであって欲しい

(例えばフォークシンガーが、ありのままの真実を歌っていてもいなくても、ひとはその楽曲に感動をおぼえることはある)


そのうえで
自分が込めた思いや
そこに描いた物語が

どんな風に受け止めれるのかは
僕自身みてみたい


だからこそ

曲の感想ってもらえたとき
嬉しいのかな


これらの曲が
泣かずに歌えるようになったとき

あなたはどんな風に
曲を受け止めるだろうか



2021/11/01

Unforgettable Months

October 2021 is now over
I don't need to experience this again 
It's a relief

This is life

It's been unsettled for the past few months
And the last month was quite challenging for me


However
There were really good moments during the month too

I shall not forget people who I have met
I shall not forget my friends who have spent their precious time for me
The words they have given me
Love they have showed me
Feelings I have become aware of
The songs I have written
The scenery I have seen


I will never forget what has happened for the past few months


Then I know
That I would possibly have something worse in future
Could be something better too(It SHOULD be!!)

I know it 
Because

This is life

2021/10/31

寝ても覚めても

寝ても覚めても
同じことばかり

食べても食べなくても
同じことばかり

酔っても酔わなくても
同じことばかり

まったくあきれるほど
あなたのことばかり

変わっても変わらなくても
同じことばかり


一つの命に
たくさんの繰り返し

繰り返しを愛せたら
幸せは繰り返す


季節はまた繰り返し
日々をまた繰り返す

僕は失敗を繰り返し
また変化を繰り返す

なにもない時を繰り返しては
なにかを得る瞬間を繰り返す


寝ても覚めても
そんなことばかり


2021/10/29

ラブ・ソングの変化

新曲を書き溜めている✍️

既にライブで披露した曲もあれば
まだライブで歌ったことがない曲も増えてきた

日本でもワクチン接種などが進み
少しずつ1年半以上前の生活が国中で戻りつつあるなかで

前よりライブもやりやすくなってきたし
新曲を披露できる日もそう遠くはないかなと思っている


今回作っている新曲のなかに
「家族になりたい👨‍👩‍👦」という仮タイトルをつけた曲がある

この歌詞のテーマは
Grow Old With Me

大好きなジョン・レノンの曲にもあったように
一緒に歳を重ねていこう

そんな感じのテーマのラブ・ソングである

ジョン・レノンの曲が
「二人で長く寄り添い
一つになっていこう」
と語りかけるように

共に年月を重ねて
人生を歩んでいこう

というような

長期的な目線の?
詞の世界観になった


なんだか自分の書く歌詞の世界観も
少し変容しているのかもしれない🙄


今までの自分のラブ・ソングは
どちらかというと

今、現在、あなたと一緒にいたい!
みたいな気持ちに対するダイナミクス
そこにフォーカスする曲が多かった気がするが

これはどちらかというと
恋の歌というよりは
愛の歌

(ラブ・ソングといっても、
愛の形がそうであるようにいろいろあるので、
愛についての歌はこれまでにもいくつも書いたが)

恋人になりたい!よりも
プロポーズ・ソング🤵


今回そんな歌詞が書けた

こういうタイプの歌は
今までの自分では思い付かなかったので


自分のなかから
こういう歌詞が出てくるものか🤔と

驚きと
納得と
時の流れ
成長と変化

そんなものを感じている


ラブ・ソングがお好きなら

ぜひあなたにも
聴いていただきたい

2021/10/27

温かいそば

日常における
30分あまりの
ショートトリップ

それは老夫婦が営む
近所のお蕎麦屋さん

素朴な空間に

和の風情と
古くからの文化
老夫婦の歴史

そういったものを感じる


あたたまるや


お蕎麦をいただき
ゆっくりとお勘定を済ませて
店をでる


暖簾をくぐり
ガラガラと音を鳴らす引き戸を閉めて

ふと思う


遠くに住むあの人は

きっといいおばあちゃんに
なるだろうな



2021/10/26

古い新芽の行方

たった一粒
愛の種がコロリ

小雪がちらつく
寒空の下
東京の西

転がって
土のなか
奥深くに
うまった


土のなかにいる間
絞り出した水
すこし窮屈な空気

晴れたり曇ったり

種があるなら
芽吹くように必死?
でもなく

ゆっくり
できることを
色々やった

多少の無理は
あったけれど

それでも
そのときは
一生懸命
楽しみながら

芽がでるかなって
見つめたりして


土のなかの種は
短い時間のなかでは
そう簡単に発芽しない

きっと随分
奥深くに

埋まっていたんだね

どうしても
この場所にはいれないって

遠い土のほうに
一人行っちゃった


「なにそれ
さみしいな」


もうこの種は
芽をつけないだろうって

水やりも
やめちゃって

他の植物
育ててみたり

考えないように
してみたり


長い歳月を経て

同じ土に
ちょっと立ち寄る

すると
突然
芽がでた


おや?

どうしていま


どうしていまになって


そんな風に


芽がでてきちゃった

土のなかにいる間
空気は
あれこれ変わっていながらも
ほんの僅かの水

そして太陽は
晴れたり曇ったり


ほんとうに少しだけ
水あげたら

芽がひょこっと
土から顔をだした


あらあら
もうここには

育てる人が足りないんだよ


うっかりお水を
あげちゃったかな


違う種が芽吹いて
あちらでは大忙し

この芽はもう
育ててあげられないの


だからごめんね

本当にごめんね


何もしないから

このまま
放っておくから


萎れて
枯れて


土にかえってくれる?



2021/10/22

一日の終わりに

今日も頑張ったね

そんなふうに

少しだけ褒めてあげよう


労いの言葉を

かけてあげてよ


誰も気づかないようなところに

きみは

まるで当たり前のように

心や体

すべてをつかって


自分以外の誰かのために

なにかを与えている


それをどこかで

必ず

喜んでいるひとがいる


すてきなこと

なんて素敵なこと


そうやって

世界は

すこしずつ

良くなったり


保たれているんじゃないかな


だから

あなたも少し

力を抜いても


いいじゃない


眠りにつくまえに


一日の終わりに


また明日も

力が漲るように



2021/10/21

鳴らない電話

一度だけ鳴った 
きみの電話
短い着信

それはきっと
あの人からの電話


迷いや
振り絞った勇気が

すれすれで保った
ほんの数秒

そして残る
不在通知

きみは
話したいことが
たくさんあるって

聞きたいことが
たくさんあるって

言ってたじゃない


「違うよ
本当は
そうじゃないよ」


すれ違った
短いやり取りを

正して
伝えて欲しい
言葉があるんだって


でも

電話が
もう一度鳴るまで
少しかかりそうだよ


アレもコレも
本当のことを
伝えるのは

なかなかどうして
あの人には
難しいんだよ


きみはまた
電話をちらりと見て

まだかなって
話しかけてる


電話はね
繋がってから
話すんだよ


きみが話したい
大好きなあの人は

まだ
向こうのほうで


きっと
もやもや
しているよ



2021/10/20

浅く刺さったジャックナイフ

不真面目な割に
バカ正直なひと

繊細で
前向きな言葉に

何かを与えたくなった

新しく歩む
その姿に
献げるなにか


かつて自らを
投げ売って
救いをくれた
その優しさ

頂いたそれに
感謝を込めて
返したい

それで
多少すり減ることも
構わない

そう思った


それが
簡単に抜けない
ジャックナイフだとも知らず

身を突き出すと


ナイフがその手にあったかもわからないうちに
気が付けば
その刃は胸に刺さる


Restrainedな言葉で
笑えない記号のやり取りでは
なに一つ良くなることはない

ナイフは肉をえぐり
その身体からは
血がしたたった


空回る記号の交換
無言という暴力

たまらずもがく
もがくほど
刃が食い込む

不真面目な割に
バカ正直だから


そして思う

この痛みは
もしかすると
かつて

自らが与えた痛みかもしれないと


不真面目な割に
バカ正直なひと

薄く笑みを浮かべ

それならば
この痛み
受け入れよう

ナイフが抜け
いつか癒えるであろう
その傷の
最後の日まで


あとはもう
人生がもたらした
いたずらを

楽しむしかないと


笑いながら
その痛みを
受け入れる

そして悟る
この瞬く間に突き刺さった
愛のジャックナイフの意味を


2021/10/16

そして去る

そして去る
黙ったまま

部屋をでる

伝えられなかったようで
伝えてもらった多くのこと

このひとはいつも一人
本当のことばかり


鍵は開けておくから
なにかあれば
いつでもお入り

大切な宝物と一緒に
屋根の下にくればいい

入るのが怖いなら
少し遠目に覗きみて
それから決めたらいい

それだけで気が済むときは
部屋を去るといい

ほら
早く行きな
もう時間だよ

用が済んだら
長居は無用だよ

瞳が語る物語に
惑わされてはいけないよ

心が問いかける疑問に
まともに答えてはいけないよ

後ろで流す涙を
静かにサッと拭いて
また山道を歩くんだよ


いつか言わねばならない
「さようなら」を
今急いで言う必要はない

もう一度がないなら
「じゃあまた」と言う必要はない


あのひとはいつも一人
正しいことばかり

伝えられなかったようで
伝えてもらった多くのこと

そして去る 
黙ったまま

帰る場所と呼ぶ部屋へ

2021/10/15

惹きつけるひと

ちょっと旅


大事なことを

たしかめるため


不思議な出会いが

いくつかあったよ


なんだか

出会うべくして出会ったような


これもまた「導き」かな


30000分の1

もしくは

少なくとも

15000分の1の確率で


出会ったその人は

いつも不思議な出会いをするひと

なんだって


会ったときに「何か」を感じるときは

そこに「意味がある」のだそう


その人は僕が

望んでいたものに

一番近いなにかを

届けてくれた


もう一人出会ったひとは

自分と会った後に

相手に転機が起きたり

なにかが好転することが

よく起こるそうだ


その人はしきりに

僕の未来の写真を

欲しがっていた


なにか事態が好転する未来を

感じてくれたみたい


温かい人たちと触れ合って

言葉を交わして

思いを届けたら


なんだか満たされて


望んでいたものが

手に入らないとしても


穏やかに

それもすべて


良いことに繋がっていくと

そんな風に受け取ることができて


満足できそう


2021/10/14

はじめての声

はじめてきいた
その声

はにかみと
警戒と
謙遜と
狡猾さが
混じっているような

優しい声


分からない
本当のことは

分かるのは
鏡越しの姿

映るのは
人を助ける
その心


導かれて
聞いたその声は


きっと幾度となく
君を呼ぶ声

2021/10/12

そばにいてあげる

開けられなかった
真心の通り道

潮風が
柔らかく吹いている

もう真理に
ゆらぐことがないよう

方便と
抑圧と
少しの本当を

煮込みすぎた
寸胴のスープみたいに
現実に混ぜてしまおう


届けたのは
もう大丈夫だから

届けられないのは
もう大丈夫じゃないから


「良かった

こんなこと

二度とないだろうって

どこかで思っていたんだ」


多面体がみせる
いびつな衝動を

どうにかして
取り繕う動物


あなたはそれを
最後まで続けるのかな

生身に潜む
その衝動が
再び
閃光を放つときは
もうないのかな

はたまたそれを
見届けることはない
たんにそれだけかもしれない


土の奥深く
眠っていた種が

こんな風に
芽吹くことを
知らなかった

それは誰のせいでもない


途切れることのない
自然の営みが

まるで
あなたの自由を奪うかのように

ガス台の火をとめ
その寸胴にゆっくりと蓋をする


笑う母性の花を
愛おしく思う

そんな幸せがあるとは
想像だにしなかった

その準備が
突然できたなど
誰ひとり
信じないだろう

水も
太陽も
空気も

目の前に
たくさんあるけど

この種子に注がれることは
もうないのだろう


ただひとつ

もうひとつだけ


遅くについた
その芽を摘みあげ
根を枯らす前に



最後にちょっとだけ


そばにいてあげる

みちびき

旅の別れ道へ
いま歩を進める

見えない線が
少しだけ見えるのか
ほんの少しだけ 
その線に触れて
手繰ることができるのか
ちょっとのぞいてみる

大切な友達が
素敵な言葉をくれた

またきっと
導きがあるって

思えばいつだって
それは導きだったはず

その先に何が待っていて
気づけばボロボロになっていても

歩いたときに すれ違うひと
歩いたさきで 出会うひと
その道で見つける 小さな気付き
あるいは
その道すがらにみる風景

そのどれもこれもが
選んだ道にだからこそ
あったものばかり

照りつける太陽も
途中に降りつける雨や雪や
吹きつける強い風も

歩いていて
本当に苦しいときですら

どうしてその道を歩いているのか
知っていたから
大丈夫だったよ

優しいことばかりじゃない
甘い物語じゃない
ハッピーエンドが
いつも待っているわけじゃない

だいじょうぶ
もちろん
知っているさ

痛いことも
恐ろしいことも
苦しいことも
悲しいことも

どこかでやってくるんだ

それでも
その道を選んだことを
自分が知っていれば
大丈夫

ちゃんと選んで
歩ききったんだって
終わりには
笑っていえるさ

エンディングは
もっと先にある


君もきっと
そうだろう

2021/10/11

なぜかトイレに貼ってある

妬まない
決めつけない
比べ過ぎない
当たり前と思わない
羨ましがらない
卑下しない
否定ばかりしない


祝福する
想像する
賛辞を送る
感謝をする
受け入れる
良いところを見つける
肯定する


噂や干渉
嘘や視線
「口」や「目」にまつわることに
注意をする


あなたのために
わたしのために


ささくれだってしまわないように

不器用な自分が
心がけていたいこと


なんだか
居酒屋のトイレにでも
貼ってありそうだ

心のトイレにも
貼りなおしておこう