嫉妬する(jealous)
羨む(envious)
決めつける(judge)
この三つは、「好きな自分でいるためにできるだけ避ける感情」として、
トロントにいる間に体感として感じながら、自分に沁み込ませたというか、そうあろうと今でもしている、いわば座右の銘の一部。
なるべく日頃から自分以外の誰かに対してこういう感情を持たないよう注意しているのと、そういう感情を引き出すような言葉をなるべく使わないようにしている。
ところが、
トロントで出会った友達が以前おもしろいことを言っていた。
「羨ましがられるのは嬉しい」("I'm so jealous"よりも"I envy you"のほうが言われて嬉しい)のだそうだ。
その人曰く、それは「最上級の賛辞」と捉えていたようだ。相手をリスペクトし、意見を尊重し、相手の幸せを我が事のように喜ぼうという精神を持つ人ですら、「羨む」ときというのは、「それくらい特別である」ということなのかもしれない。
先日のブログに書いた「泣ける曲」について、何人かの友達の(日本人の)ソングライターからそのワードを聴いた。
「妬ける」
彼らも歌を書くからこそ、同じ作曲する人間だからこそ持った感情であると同時に
それは僕にとっての最高の賛辞でもある。
彼らは本当は言いたくないはずのその言葉を
賛辞として僕に送ってくれた。
普段は
嫉妬や羨むという感情に対して
別の意味である種敏感な僕も
その言葉を彼らからもらったときは
素直に嬉しく、褒め言葉として受け止めることができた。
その曲も
ようやく少しずつ泣かずに歌えるようになってきた😅
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