まったくもって
もはやその
輪郭なんかも
よくわからない
あなたのようだね
最近はこんな風にして
遅くなった夜に
遠くに浮かぶ赤い光を眺めて
忘れていく記憶と
新しい知識
そんなものを
蒸留してできた液体と
混ぜて
溶け合うように
願いながら
この夜を
噛み締めている
じっくりと噛み締めるのは一瞬で
早く過ぎてほしいと願うのが大半
それでも過ぎてしまえば
なんだいもう終わっちゃったか
なあんて
全く身勝手なことを言うのさ
そうだね
いつだって
身勝手なだけ
だけども僕は
本当のことを話すよ
たとえ100のうち
99対1になっても
その1が
本当に大切なことだって
あるからね
あなたはどうだい??
本当に
大切なことが
内側から沸き起こるときに
99に向かい合う
1になれるかい
あなたがもし
勇気を振り絞り
または
殻を打ち破り
その
1になるとき
僕は
100のなかで
1になり
もう
100だっときは
101の
2になるよ
そんなの
当然さ
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