毎回テーマを分け、5回に渡りお送りしてきた、新曲「歓喜の歌」に関する解説。
今回が最終回。MV制作スタッフについて、記しておきたいと思います。
音源制作段階から、漠然と考えていたMVについて、それを具現化してくれる仲間に出会えたの僕はとてもラッキーでした。
トロントに来て、抱えてきた思いや、新しく湧いた感情など。象徴的とも言えるトロントでの処女作品であるこの「歓喜の歌」に込める事が出来たし、何よりもここに来た事の意味をほんの一歩でも、分かりやすい形で「カタチに変えて届ける事が出来た」という意義を感じています。
以前にも記載した通り、今回の制作スタッフは、みんながみんな初めてのミュージックビデオ制作。そんな中で、みんなでコーヒー屋へ行って何時間も話をしてみたり、撮影しながらあれやこれや方向性を微調整してみたり。それぞれがそれぞれの得意分野とイメージ・アイディアを持ち寄って制作した作品となりました。
MUSIC VIDEO STAFF
Director : Mariko Kawano
AD,Wardrobe : Yuki Uemura
Camera, Editor : Yoki Watanabe
Director:Mariko Kawano
彼女とは、確かとあるイングリッシュクラスで出会ったと思います。彼女はどこか僕と似ているタイプで、アーティスト的な観点から考えてくれました。本音をぶつけて、衝突する事も出来たし、彼女の持っている文化・芸術などにおける知識や、センスを不器用ながら惜しみなく分けてくれたように思います。
AD,Wardrobe : Yuki Uemura
トロント生活の最初の出会いの中に、彼は居ました。勤勉で、ユーモラスで、機転の利く彼は、調整役として、安定させてくれるバランサーとして、とても重要な存在でした。人間的にも、彼と過ごした時間の中で、大切な気付きを得たように思います。音楽以外にも彼との付き合いは続けて行きたい弟のような存在。
Camera, Editor : Yoki Watanabe
おかしなヤツです。おかしな出会いから始まりました。出会いの経緯は割愛しますが、とにかく素晴らしいのは、僕が音楽に向き合うそのエネルギーが、彼には映画に関して、とても似たように向かっているのです。彼との不思議な出会いが、そして、彼の映画・映像に対する情熱、パワー。それら全てが、今回のMVの制作に必要不可欠なエッセンスでした。もちろん、撮影、編集などの技術も含め、彼の力を借りる事が出来たのはとても有り難い事でした。
今回は、「歓喜の歌」作品に関して、という話と少しズレるのでちょっとおまけ的になってしまいましたが。特にMVにおいては、彼ら無くして出来上がらなかったという点で、解説として書いてみました。
人間的にも、また作品を通しても、きっと彼らとはこれからも関わって行きたいと思います。
そして、今年の残り11ヶ月で、また次作を制作・発表して行けるように、引き続き頑張りたいと思います。お楽しみに。
2013/01/31
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