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2013/01/24

【歓喜の歌】解説②歌詞について

(公開後、一部修正しました)

前回に続き、MVを公開した「歓喜の歌」について。
あと何回か、サウンドについてと、肝心のMVについて語ろうと思うが。その前に、今回は、歌詞について語ってみようと思う。
みようと思うよーー


歌詞は、このMVを公開した後、割とすぐ公開した(ブログだと1/20かな?)のだけど。
前回に記載したように、テーマがあって、それに沿って歌詞は書かれている。

リスナーの方々は、この歌詞についてどのように受け取っただろうか?

日本への愛。」がテーマと言ったが。

歌詞のどの部分に見られるのか??(あまり解説し過ぎるのもよくないが

僕は、この歌詞の中に、音としての響きに加え、

例えば「桜」「島」「日本(これは、そのまんまだけど)」と言った直喩的なワードを使ったり。
それから、前回書いたような日本の政治、天災、文化(風営法とか、違法ダウンロードの件とか)について考えていた事。
「それが無くなってホントによくなるのか…」などと考えたりしていた事。
"無いものねだり"という言葉もあるが、「例えば、それが無くなった時に、あなたは何て思う?」という思いを、「風がもしも〜」や「雨がもしも〜」として昇華させた。

例えば ”それ” がある事によって、生まれる喜びで、「明日も頑張ろう」と思う人もいるんじゃないか。
そんな事を考えて、一番の歌詞に乗せた。

それと、仮歌当初から浮かんでいた音としての響き。例えば「風がもしも吹かないとしよう」の語尾などは、「〜ふにゃふにゃな〜Night Show(ないとしょう)」と歌っていた部分などからも、インスパイアされて歌詞を書いている。



ちなみに、この曲の概要が出来上がって、MVの話を少しずつ進めようとしていた頃、同世代のミュージシャンが書いていた曲たちを見たり、聴いたりしていて、特に「クノシンジ:Bon(nb) Odori」「Tokyo Common Sense:Music is Free」の楽曲を聴いた時に、僕はすごく共感した。

何故なら、彼らも当時の日本の状況を憂い、そして、その思いを、音楽として形にしてリスナーに届けようとしたから、である。
その様な発想と、似ているかもしれない。(彼らへの尊敬も込めて)


(僕らが出来る事って)それだよね!
と思った。




それからもう一つ、前回に記載した通り、僕がここ、トロントへ来て感じた日本への印象の中に。日本が何故、海外から注目を浴びている部分があるのかな…という事を考えていた。


それは僕の印象からすると、日本は世界の中のスタンダードではなく、異端として、注目を浴びているような気がした。(語弊がある可能性はあるが、敢えて書いてみる)
ニンジャ、サムライ、オタク文化なども含めて、どこかメインストリーム(欧米諸国が彼ら自身をメインと考えているとして)に対して、彼らが一瞬理解に戸惑うような、不思議な魅力、いわゆる「ぶっ飛んでいる(もしくは偏っている)文化」を持っているのが、極東の島国、日本なのではないだろうか?
と感じた事があった。
ぶっ飛んでいるとか、アヤしいというか…


そんな印象も含めて、「でも、それっていいじゃん!」みたいな発想


そういう国、日本で、音楽と生きている人々。
日常に生まれる「歓喜の瞬間」を、音楽と共に祝おう!

そんな思いでしめている。

というわけで、前回記述した通り、比較的「陽」にベクトルを向けた世界観で、歌詞も構築されている。

http://youtu.be/tdXj4zDE6ZU

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