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2013/05/08

おしゃべりおしゃべり

英語についての葛藤をたまには書こう。

来る当初、独学+少しのレッスンを受講していた…という僕の英語力は、恐らくこっちに来てから大きく変化した。
それは飛躍的に伸びた…と呼べるものではないかもしれないが、とにかく変化した。
これで、大丈夫だろう。と考えていたものたちが、そうではないことをどんどん知って行った。
来る前は正直、英語に対してなめていた感があるだろうし。大して喋れなくてもいいと思ってもいたし、一年も居ればある程度ぺちゃくちゃ喋れるようになるかな…とか考えていた。
半年もしないウチに、あ、やらなきゃ無理だな。と思った。
(というか半年以上経っても、あ…やってもダメかも?くらいにちょっと感じたりする事もあるけど…)

英語は自分で勉強したり、練習しまくらないとうまくならないし、こっちに来てながーーーーーーく住んでいても、ろくに喋れない人や、とんでもなくネイティブとはかけ離れた発音をしている人達はいーーーーっぱい居る。そういう世界中のお国柄を持った人々がトロントにはいっぱいいる。

すごいのは、それでも彼らは生きているということ。食べているし、買っているし、何なら商売もしている。

ただ、こっちの社会に入って行こうとした時に感じたのは、語学力というのは、相手から見られる一つの参考になる、という事。
と、同時に、キレイに(ネイティヴのように)喋れない=頭が悪いとは全く違うという事。


最近、ようやく英語力の少しばかりの成長を感じる。
それはこっちに来たばかりの頃と比べて、ようやく英語を喋る環境を増やせた事。
トロントに居ても、大して英語を喋れなくても日常の出来事はカタコト中のカタコトで解決できてきた。けど、やっぱり充分じゃないのは日に日に感じていた。
相手と打ち解ける、もしくは本当に相手の文化や感覚を少しでも多く理解するためには、コミュニケーションは必須なのだ。そして、そのコミュニケーション力を発揮するには、英語力が必要なのだ。

何が僕を成長させたかと言うと、今はネイティヴを相手に僕が喋りまくる事を許してくれる環境がある事。それにより、ハートが英語を喋る事に慣れて来た事。
あと、いい発音を聴く機会がある事もそうかな。
僕のように心臓が弱いと、間違えたりしたくないので言葉が少なくなったり、あまりガンガンと喋る機会というのを得難い。
語学の上達にはそれが一番の強敵だと、僕には感じる。

間違っていても構わない。文法?発音?なにそれ?伝わればよくない?
みたいなマインドの人々が、ここでは沢山「機会」を得て行く。それは、バーゲンセールに突っ込む主婦のようなものかもしれない。ダメと分かっていても、値切ろうとする商人魂かもしれない。

こっちに来て、一ヶ月もしないうちに「あ、なんか分かって来たな」と感じていた英語よりも、今はおそらく三倍以上、理解出来るようになっているだろう(当社比)。
でももともとの数値があまりに低かっただけ…でもあるんだけど。

会話という生き物の中で、学びを得るのはなかなか難しい。ただ、会話が過ぎ去ってから、少しの反省で終わってしまう方が殆どだ。だから、少しでもそれを次は減らす為の工夫をするとか、一人で居る時にインプットとアウトプットの練習をするとか、繰り返すしかないのだなぁと感じる。

さ、読書しよーっと。

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