M-15「何もない部屋」。
「empty」から続いて行く流れですね。
「Pale」などと同様に、音源化までようやく漕ぎ着けたタイプの曲です。
個人的には、アレンジもシンプルで、リコーダーやピアニカなどの雑っぽい(何と言う表現??)雰囲気がとても気に入っています。
歌のメロディ自体は、あまりエモーショナルに唄い切るようなタイプではないのですが、エレキギターでジャカジャカしながら、すーっと歌い上げる事がなかなかうまくはまらなかった時に、アコースティックギターのフレーズがアレンジとして浮かんで来て、リズミカルで小気味よりアコースティックギターとエレキギターのカッティングが合わさって、結果的にとてもしっくり来るアレンジになったと思っています。
コーラスワークや楽器含め、「何もない部屋」は曲の後半に行くにつれて、「何でもある部屋」へと「ものが増えて」いくわけです。
楽曲のアレンジと、歌詞の内容が少しずつリンクしているようなイメージですね。
物欲に対しての価値観、に対しての問いかけと言えるかもしれません。
そして、曲のエンディングで、ある気付きへと繋がります。
音楽が生み出す、世界。
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