これも、ちょっと前に知って、行きたいなぁと思っていたらチケットが売り切れになっており、「…どうしよう。ライブハウスの前とかまで行ったら何とかなるかな」とか迷っていたのが当日の昼過ぎ頃まで。
もーいちどだけ…と思って、チケットが販売されているサイトを見ていたところ…おやおや?アクセス出来る…??
と、言うところで、一人で部屋の中で「むむっ!」とか言いながら、ドキドキしてきて、即買い。キャンセルでもあったのだろうか…
しかもこっちのチケットは、窓口(というかレコ屋が代理でチケットを販売している)で買うと窓口の手数料がかかる為、インターネットで買う方がお得なので、やった事ないけど、ある程度ヤマカンで思い切って買ってみた!
そして、慌てて部屋を出て、自転車に飛び乗り、まずはチケットを取りにダウンタウンまでだっしゅ!
電車のマンスリーパスを買っていなかった為、今日は思い切って自転車で行こう、という作戦だ。サイクリングは好きだ。
ダウンタウンの道は、殆ど碁盤の目状になっているので、大体の位置関係さえ把握していれば何とか行ける。
そして、30分弱でいつもサブウェイで行っていた見慣れた景色まで辿り着き、何とかチケットゲット!そして、後は会場へ向かうだけーーーー
会場は、湖際にありました。湖上にポッと浮いているようで、シガーロスのサウンドとマッチしているように感じました。Echo Beach。
なんか遊園地っぽい雰囲気にもなってるのかな?というか、プールか?
ウォータースライダーみたいなのが近くに見えました。
ステージ前はビーチと名前につくだけあって足下が砂浜だし。
オープニングアクトが一時間くらい。ヨンシーへのリスペクトも感じるようなセンシティブボーカルの3ピース「Perfume Genius」。彼らについては正直ノーマークで、ピアノ3ピースで、楽曲もとてもシンプルな構成。きっとストリングスとか入ったりしたら合うんだろな。とにかくメロディーが美しくて良かった。曲終わりとかは、若干唐突だったりするんだけど。
オープニングが終わり、いよいよシガーロス。
それにしてもまともに見るの初めてだったな。
ストリングスと管楽器も含め、確か10人くらいの編成。
メンバーが、シンセサイザーやらシロフォン、ピアノ、ギターなどなどを代わる代わる演奏したり。
ヨンシーのとんでもねー美しいボーカルと。
あの!壮大なるダイナミクスへと続く、クレッシェンド!!!!
あれを生で見たかったのです。
新しいアルバム以外にも、初期の方のアルバムからもやったりしていました。曲名がよくわかってないけど。
僕の大好きな「Gobbledigook」はやらなかったけど、アンコールも含めてMCはほぼ無しで1時間45分くらいのステージをがっつり!やり切ってくれました。
かなり近くで見れたし。とてもよかった。
先週のコールドプレイの様なスタジアムロックで、ステージを飛び回ったりしてお客さんを楽しませるっていうスタンスとは少し違い、まず演奏を全員で、がっつり!やる事に重きを置いているような…とにかく、まぁ、そのオーケストレーションの美しさたるや。
よくこれをロックで、歌を使って、表現しているなぁと…しびれました。
終わってからも「なんだこりゃ」という衝撃でしばらく帰り出すのに時間がかかりましたが、初めてのダウンタウンサイクリングというにもあり、余韻に浸りながら真夜中のトロントを自転車で駆け抜けました。
素敵な夜だった。
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