前回とは場所を変えて、今回はカレッジという駅の近く。まぁ、前回の場所より、ダウンタウンの方へ少し…というか二駅分だけ近付いて、人や車の交通量の多いところへやってきたわけです。
演奏した場所は駅のすぐそば。トロントにしては珍しい24時間営業の薬局のある交差点でした。ヤング/カレッジ。
前回と違ったところは、今回は知り合いは来ない(さくら…というか友達無し)。というのと、車も地下鉄もストリートカーもたくさん通るので、少し環境的にノイジーだったという点。
通りの反対側のビルディングではなんかバンドが演奏している音がしたり、人が多い割には少し狭い歩道に陣取ったので、街を歩く人が本当に目の前数十センチを通過して行く…というそんな状況でした。
思い立ったタイミングも少し遅かったので、22時くらいから2時間程演奏している間、まぁ、相手にされないのはもちろんですが。
「小銭をくれよ」の方々が度々登場しました。
僕が演奏している間に唯一頂いた2ドルコインを指して、「くれ」みたいな事を言うので、ノー。と回答してみた次第です。
お金くれよは、チラホラ来るけど、人通りがめっちゃ多いがみんな素通り、そしてちょっと通行の邪魔かな?だし、自分の声すら聞こえないくらいがっちゃんごっちゃんしているので…
あらぁ、こりゃどうすっかな…
と考えていた矢先。
そこに現れたのは割腹のよいご夫婦。手に持っていたサブウェイの包みを差し出し、腹減ってるかい?と聞く。
うん、少し。
これ、ミートなんとかだから(とか言っていた気がする)
と言って、(買い過ぎちゃった風の)サンドイッチをくれた。
直後に、また「そのサンドイッチくれよ」って小銭くれよの人が来たけど、それをいなしてから、流れが良くなった。
少し人通りが少なくなった分、演奏を聞いてもらえたのか、それとも小銭を投げ入れやすくなったのか、通りすがりだったり、わざわざ通り過ぎた後にこっちに戻って来て投げ入れてくれたり。
今夜もトロントに優しくして頂いた。
途中、目の前にパトカーが停車し、「おや、遂に職質というやつかな」と思いきや、目の前に停まったパトカーは後部座席の市民を送り届けてあげたらしく、市民が降りたらそのまま去って行った。
東京の頃よりは幾らか味方?みたい…。
天気もギリギリ持って…というか降りだしていたけど、少し屋根があるところだったから助かった。
そんなサンドイッチご夫妻に、助けられて何とか無事にやり遂げることができた夜でした。
ありがとうございました。
明日の朝ごはんにさせて頂きます。
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