ツイッターのbotなんかでもチラチラ見かけるんですが。
人生は出会いと別れの繰り返しである、なんてね。
何だか久しぶりに、痛感したというか、あぁ、これは一種の別れというやつだな。という経験を、今日はしてきました。
彼らとの付き合いは、僕がトロントに来た最初の月に出会ったので、5ヶ月とちょっと。
僕らはその間に、音楽や美術、お互いの人生観など、沢山の感覚を共有し、交換しました。
トロントで、知り合った日本人という、ちょっと特別な境遇も手伝って、出会って5ヶ月後に来た別れが、こんなにも寂しいものになるとは思いもしませんでした。
国際空港まで見送りに行き、僕に至っては眠くて眠くて、ただ一緒に居るだけの心地よい空間に漂いながら、気付けば彼らは荷物整理を終えて、出発直前。
行くなよ!
なんて、ナンセンスな言葉は、考えもしなかったですが、次に同じ瞬間を共有出来るのは、いつなんだろうと考えると、寂しい気持ちになり、彼らをみると今にも泣きそうな顔をしていて、僕も何かを我慢して、グッとこらえました。
ついでに言葉も出なくなっちゃったけど。
最後に別れる時、僕は彼らに「次に会う時は…」という言い方で別れました。
これで、終わりじゃないし、今寂しくても彼らがこの先の旅路で経験した出来事。新しい出会い達。それら全てを吸収してきた時に、もう一度会えるのを楽しみにしているのです。
見送った後、帰りのバスでも、始終ウトウトだったのですが。
そう言えば、僕を5月に送り出してくれた仲間達も、こんな気持ちだったのかなと考えました。
旅立つ仲間を送り出す人、そして仲間に見送られながら旅立つ人。(奇しくも同じ頃、大好きな東京の音楽仲間たちが遠く石巻でライブをしている…。)
また一つ、僕は何かを知ったのかもしれません。
僕らとの小さな別れが、彼らの大きな新しい出会いに繋がっていると考えると、最高に嬉しい事かもな。
ありがとう。
2012/11/18
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