トロントではどんな食生活をするの?
と、よく聞かれますが、僕の捉えた感覚としてはトロントは移民の街。多国籍文化が混合しているので、そのお国柄の人が、それぞれそのお国柄を経て、食べたいものを食べる。といったイメージに近いです。
従って、特にこれと言って、トロントに限っては、カレーをよく食べるとか、主食は米だとか麦だとかそういうのはありません。
パンも食べるし、肉も野菜も、パスタもカレーも、何でも食べます。米だってうどんだって、手に入ります。
そんなところなので、名産品みたいなものがコレと言って無い!みたいな事を、以前にお話したユーモラスなおじさんが言っていました。
そんな食生活の話題が出た中で、唯一、カナダ産と言われる食べ物、というか料理があるそうだという事が判明しました。
それが、Poutine。プーティーン。
トロントではなく、ケベックと言う、カナダのフランスエリア(フランス語喋ったりするとこ)の方から発祥した料理のようです。
カナダに来たら、これを食べた方がいい!
と、ほっっとんど誰も言わない、そんな料理。
まぁ、B級グルメみたいなもんだよなぁ、と僕は認識していますが。一種のジャンクフードとして、アリな気はしています。僕はあまり食べた事ないですが。
どんなものかというと、ポテトにチーズとソースをぶっかけたもの!
それだけ。(細かく言うと色々あるみたいだけどね。wiki参照)
カナディアンのユーモラスなおじちゃんはその料理をして、「アレは料理っていうか…事故みたいなもんだよね!」と言っていました。はは。
賄いかなんかから生まれたのかもしれないですね。
僕が一度友達にもらって食べたプーティーンは、厚めのポテトフライに、カレーソースみたいなものがかかっていて、ごちゃごちゃっとして、それで、まぁ、うん。食える食える。って感じ。酒のあてにもなりそうっていうか…ね。
何となく、今日それをお家で食してみたくなったので、冷凍のポテトフライを使って、オリジナルソースを適当に(カレーみたく)作って、ぶっかけて、それで食べたのです。
結果は…まぁ、まぁ…こんなもんだよね…という感じ。
何ともですね。
誰かトロントに友達が遊びに来たら、その友達を実験台にどこかのお店のものも、ぜひ食べてみたいと思います。プーティーン屋さんとか一応あるしね。へへへ。
2012/10/28
2012/10/24
昔の髪の毛で出ています
データの整理ってのも、時には必要ですかね。
どんだけ大きなHDDがあったとしても、ずーーーーーーーっっと溜め続けていたら、いーつーかーは、一杯になるわけで。
たまたまちょっと別の探し物をしている時に、見付けて面白くなったので、たまにはこんなものを。
こういう抜いたブログもたまには…ねぇ
2009年頃のメロウのようですね。
髪の毛長いってなんか、(自分自身が)坊主に見慣れちゃったからおもしれ。
どんだけ大きなHDDがあったとしても、ずーーーーーーーっっと溜め続けていたら、いーつーかーは、一杯になるわけで。
たまたまちょっと別の探し物をしている時に、見付けて面白くなったので、たまにはこんなものを。
こういう抜いたブログもたまには…ねぇ
2009年頃のメロウのようですね。
髪の毛長いってなんか、(自分自身が)坊主に見慣れちゃったからおもしれ。
2012/10/19
ミュージックビデオ大作戦
おはよう、こんにちは、こんばんは。メロウです。
トロントに来て、最初に作った曲をどんな形で届ける事が出来るか、考えながら、そうして現在、ミュージックビデオの制作に取りかかっています。
こっちでの出会いが作ってくれた輪。トロントで出来た友達に協力してもらいながら。
そんなわけで、昨日は撮影の為、High Parkという大きな公園に行って来ました。
春には桜もたくさん咲くらしいです、ハイパーク。今の時期は紅葉がとても綺麗でした。
撮影してくれる友達を待つために、ベンチに座り、ギターをポロポロと弾いていたところ、陽気なポーランド出身のカナディアンに話しかけられました。「すごくいいね。君は第二のエルビスプレスリーか?」みたいなノリで。
陽気でしょ。
こういう事を笑いながら、ただ話がしたくて、声をすっとかけてくる。そんなのがこっちでは日常の中にある風景だよなぁ、と僕は感じていて。すごく好きです。
「ウチにはたくさん楽器があるんだ。今度フェスティバルで演奏するから遊びにこいよ」などと、そんな会話をしている間に、撮影してくれる友達が合流してくれたので、僕らは撮影に向かい、彼らはお家に帰って行きました。
撮影は、順調。
秋の景色も少し入ったりするかな。
トロントの雄大な景色の中で、日本のみんなにもちゃんと届く映像が、音楽が、作れたらという気持ちです。
完成まで、今しばらくお待ちを。
トロントに来て、最初に作った曲をどんな形で届ける事が出来るか、考えながら、そうして現在、ミュージックビデオの制作に取りかかっています。
こっちでの出会いが作ってくれた輪。トロントで出来た友達に協力してもらいながら。
そんなわけで、昨日は撮影の為、High Parkという大きな公園に行って来ました。
春には桜もたくさん咲くらしいです、ハイパーク。今の時期は紅葉がとても綺麗でした。
撮影してくれる友達を待つために、ベンチに座り、ギターをポロポロと弾いていたところ、陽気なポーランド出身のカナディアンに話しかけられました。「すごくいいね。君は第二のエルビスプレスリーか?」みたいなノリで。
陽気でしょ。
こういう事を笑いながら、ただ話がしたくて、声をすっとかけてくる。そんなのがこっちでは日常の中にある風景だよなぁ、と僕は感じていて。すごく好きです。
「ウチにはたくさん楽器があるんだ。今度フェスティバルで演奏するから遊びにこいよ」などと、そんな会話をしている間に、撮影してくれる友達が合流してくれたので、僕らは撮影に向かい、彼らはお家に帰って行きました。
撮影は、順調。
秋の景色も少し入ったりするかな。
トロントの雄大な景色の中で、日本のみんなにもちゃんと届く映像が、音楽が、作れたらという気持ちです。
完成まで、今しばらくお待ちを。
2012/10/15
【WIONI】セルフライナーノーツ「エンゲージ」
最終回。4th Album「WIONI(ワイオナイ)」の最後の曲は、M-20「エンゲージ」です。
engageという言葉自体、日本では、「エンゲージリング」が有名なのかなと思いますが、意外と?たくさんの意味を持っている言葉ですね。
約束、雇う、(注意を)引く、(時間を)取る、忙しくする、従事する、(敵軍と)交戦するなどなど…
うーん。興味深いですね。
エンゲージを書いたのは、忘れもしない。この曲は、初めての札幌ライブを敢行した時に、原曲が出来ました。
メロウは当時、東京を中心に活動していましたが、都外は、名古屋と札幌が数少ない呼んで頂いてライブに赴いた場所でした。
その時のイベントは2デイズあったのですが、札幌の市電の中で電車を貸し切りライブをやったのが、初日。イベントを通して、様々な方々と出会い、その打ち上げまで含め、札幌での初夜を堪能した後(場所はすすきのエリアでしたが、そういう意味ではありません)、ホテルに戻り、ハードケースのギターを抱えながらクタクタで帰った時、ふと、メロディが降りてきたのがエンゲージでした。
僕はそれを逃したくなかったので、どんなサウンドだったかなって後から、ギターを取り出して曲の原曲をレコーダーかなんかに記録し、そして東京に戻った後に曲にしたのが「エンゲージ」でした。歌詞も確か一気に仕上がったように記憶しています。
思い入れが強いのは作曲に至るプロセスだけではなく、作詞に関しても、言葉の持つサウンドを出来るだけ優先していた手法に、更に実際の言葉としての「意味」の中に、自分の強い「信念」をうまい具合に昇華させる事が出来た事にすごく手応えを感じた曲でした。
言うなれば、作詞の部分で、エンゲージ以降の作風には、何か一つの「傾向」があるというか、手に入れた感覚があります。
そして、この曲の録音は。
WIONIの中でも、他とは全く異なった録音方法をとっていて、西荻窪のライブハウス件レコーディングスタジオ?の「w.jaz」で録音しました。
バンドサウンドで録音したかった事と、当時のメロウシンフォニーのバンド編成の仲間がすごく好きだったので、そのメンバーで録音してみたかったという思いで取りかかったような記憶があります。
ギター:松野 恭平(Tokyo common sense)
ドラム:高橋 "もも" りょう(rabuka、中根大輔バンド、Tokyo common senseなど)
ベース:桃園 大地
というメンバーに演奏してもらいました。
コーラスも直前まで出て来なかったものが、レコーディング中に「こんなのどうだろ!」的にひらめいて録音したように記憶しています。
なかなかそれらの録音を公表する機会がなかったのもあり、ようやくWIONIに収録出来て、そしてあのセットリストの最後に来たのは、とても自分でもしっくり来ています。
いつだって思うのが、この曲は、僕らのテーマソングだと思っています。
「上手に踊るコに興味はないのさ」
物事を巧く、上手に、器用にこなす事よりも、
不器用だって、下手くそだっていいから、全身全霊で、思い切り、魂でぶつかる。
そんな人を応援したい
この曲はそんな曲です。
長い事続いたセルフライナーノーツもこれでおしまいです。
過去の作品はあまりに時間が経過しているので、書かない方がいいのかもしれませんが。引き続き「WIONI」含めメロウシンフォニーの作品を楽しんで頂く一つのエッセンスになれば幸いです。
もし楽しんで頂けたのであれば、次回作以降も続けてみたいと思います。ぜひ、感想などあれば聞かせて下さい。ありがとうございました。
WIONIは以下で試聴可能です。
iTunes Store
http://itunes.apple.com/jp/album/wioni/id548772499
Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Wioni/dp/B008Q5ZTYI/ref=sr_1_cc_3?s=aps&ie=UTF8&qid=1344875397&sr=1-3-catcorr
CD Baby
https://www.cdbaby.com/cd/mellowsymphony
engageという言葉自体、日本では、「エンゲージリング」が有名なのかなと思いますが、意外と?たくさんの意味を持っている言葉ですね。
約束、雇う、(注意を)引く、(時間を)取る、忙しくする、従事する、(敵軍と)交戦するなどなど…
うーん。興味深いですね。
エンゲージを書いたのは、忘れもしない。この曲は、初めての札幌ライブを敢行した時に、原曲が出来ました。
メロウは当時、東京を中心に活動していましたが、都外は、名古屋と札幌が数少ない呼んで頂いてライブに赴いた場所でした。
その時のイベントは2デイズあったのですが、札幌の市電の中で電車を貸し切りライブをやったのが、初日。イベントを通して、様々な方々と出会い、その打ち上げまで含め、札幌での初夜を堪能した後(場所はすすきのエリアでしたが、そういう意味ではありません)、ホテルに戻り、ハードケースのギターを抱えながらクタクタで帰った時、ふと、メロディが降りてきたのがエンゲージでした。
僕はそれを逃したくなかったので、どんなサウンドだったかなって後から、ギターを取り出して曲の原曲をレコーダーかなんかに記録し、そして東京に戻った後に曲にしたのが「エンゲージ」でした。歌詞も確か一気に仕上がったように記憶しています。
思い入れが強いのは作曲に至るプロセスだけではなく、作詞に関しても、言葉の持つサウンドを出来るだけ優先していた手法に、更に実際の言葉としての「意味」の中に、自分の強い「信念」をうまい具合に昇華させる事が出来た事にすごく手応えを感じた曲でした。
言うなれば、作詞の部分で、エンゲージ以降の作風には、何か一つの「傾向」があるというか、手に入れた感覚があります。
そして、この曲の録音は。
WIONIの中でも、他とは全く異なった録音方法をとっていて、西荻窪のライブハウス件レコーディングスタジオ?の「w.jaz」で録音しました。
バンドサウンドで録音したかった事と、当時のメロウシンフォニーのバンド編成の仲間がすごく好きだったので、そのメンバーで録音してみたかったという思いで取りかかったような記憶があります。
ギター:松野 恭平(Tokyo common sense)
ドラム:高橋 "もも" りょう(rabuka、中根大輔バンド、Tokyo common senseなど)
ベース:桃園 大地
というメンバーに演奏してもらいました。
コーラスも直前まで出て来なかったものが、レコーディング中に「こんなのどうだろ!」的にひらめいて録音したように記憶しています。
なかなかそれらの録音を公表する機会がなかったのもあり、ようやくWIONIに収録出来て、そしてあのセットリストの最後に来たのは、とても自分でもしっくり来ています。
いつだって思うのが、この曲は、僕らのテーマソングだと思っています。
「上手に踊るコに興味はないのさ」
物事を巧く、上手に、器用にこなす事よりも、
不器用だって、下手くそだっていいから、全身全霊で、思い切り、魂でぶつかる。
そんな人を応援したい
この曲はそんな曲です。
長い事続いたセルフライナーノーツもこれでおしまいです。
過去の作品はあまりに時間が経過しているので、書かない方がいいのかもしれませんが。引き続き「WIONI」含めメロウシンフォニーの作品を楽しんで頂く一つのエッセンスになれば幸いです。
もし楽しんで頂けたのであれば、次回作以降も続けてみたいと思います。ぜひ、感想などあれば聞かせて下さい。ありがとうございました。
WIONIは以下で試聴可能です。
iTunes Store
http://itunes.apple.com/jp/album/wioni/id548772499
Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Wioni/dp/B008Q5ZTYI/ref=sr_1_cc_3?s=aps&ie=UTF8&qid=1344875397&sr=1-3-catcorr
CD Baby
https://www.cdbaby.com/cd/mellowsymphony
2012/10/14
小旅行に行って来ました
ツイッターで、ボソボソとやっていたのですが。
この興奮が冷めやらぬうちに、ブログにも。
トロントへ来て、4ヶ月程経ちまして、初めてトロントを出て来ました。
行き先は、日本。そう、トキオー。
音楽仲間の結婚パーティーに、召喚してもらうというミラクルが起きたので参加してきました。メロウの東京最後のバンドライブでも叩いてくれた盟友、高橋"ベホイミ"ヒロキンスキー。
サプライズという事で、僕は神父の格好をして、更に馬のヅラ?を頭にかぶり、みんなの前に登場。大好きな仲間がまんまと驚いてくれて、泣いてくれたりまでしていました。
僕自身も、ちょっと数ヶ月ぶりに仲間に会うってだけで大興奮だった上に、何年かぶりにライブを見た仲間のバンドだったり、そこからの打ち上げ(要は二次会なんだけど)の流れなんて、とてつもなく久しぶりだったから、最高に楽しかった。
余りにも素晴らし過ぎて、一個ずつこの興奮を伝えて行くと、大学生の論文みたいになってしまいそうなので割愛しますが。
とにかく呼んでくれた夫妻の幸せは、周りに居た仲間の幸せな表情と、当人たちの最高の笑顔で、確信したわけであります。
そして、その日から3日間。僕が東京で、または音楽を通して出会った好きな方々に、連日、朝、昼、晩と次々に会いに行き、言葉を交わしたりしたわけです。
あっという間に時間は過ぎて、今、こうしてトロントでブログを書いている自分が、本当に東京に行っていたのか?という気もしますが。
写真が残っていたり、ちゃんと胸に焼き付いているものもあるので、やはり嬉しい気持ちです。移動だけはほんっっっっっっとに大変だったけど(特に帰りはとんでもなかった)。
また、みんなに会える時まで、そしてトロントでもっと素晴らしい仲間と出会って行けるように、日々進んで行きたいと思った次第であります。
大好きなみんなの幸せを、心から願います。
この興奮が冷めやらぬうちに、ブログにも。
トロントへ来て、4ヶ月程経ちまして、初めてトロントを出て来ました。
行き先は、日本。そう、トキオー。
音楽仲間の結婚パーティーに、召喚してもらうというミラクルが起きたので参加してきました。メロウの東京最後のバンドライブでも叩いてくれた盟友、高橋"ベホイミ"ヒロキンスキー。
サプライズという事で、僕は神父の格好をして、更に馬のヅラ?を頭にかぶり、みんなの前に登場。大好きな仲間がまんまと驚いてくれて、泣いてくれたりまでしていました。
僕自身も、ちょっと数ヶ月ぶりに仲間に会うってだけで大興奮だった上に、何年かぶりにライブを見た仲間のバンドだったり、そこからの打ち上げ(要は二次会なんだけど)の流れなんて、とてつもなく久しぶりだったから、最高に楽しかった。
余りにも素晴らし過ぎて、一個ずつこの興奮を伝えて行くと、大学生の論文みたいになってしまいそうなので割愛しますが。
とにかく呼んでくれた夫妻の幸せは、周りに居た仲間の幸せな表情と、当人たちの最高の笑顔で、確信したわけであります。
そして、その日から3日間。僕が東京で、または音楽を通して出会った好きな方々に、連日、朝、昼、晩と次々に会いに行き、言葉を交わしたりしたわけです。
あっという間に時間は過ぎて、今、こうしてトロントでブログを書いている自分が、本当に東京に行っていたのか?という気もしますが。
写真が残っていたり、ちゃんと胸に焼き付いているものもあるので、やはり嬉しい気持ちです。移動だけはほんっっっっっっとに大変だったけど(特に帰りはとんでもなかった)。
また、みんなに会える時まで、そしてトロントでもっと素晴らしい仲間と出会って行けるように、日々進んで行きたいと思った次第であります。
大好きなみんなの幸せを、心から願います。
【WIONI】セルフライナーノーツ「none」
更新が遅れてしまいました。
最後の週へ来て、面目ない。ので、今回は2曲分、一気に書き上げようと思います。
M-19の「none」。
「none」= なし
って事ですね。無音です。つまり。
空間を上手に、隙間を巧く使う事。空拍を、つまり無音を上手に使える事にとても興味を惹かれていた時期がありまして。
ファンクだったり、サンプリングを巧みに駆使したパズルメイキングな音楽だったり。奥行きのあるポストロックだったり、いずれも空間を巧く使っているというか…
有名な現代音楽ジョン・ケージの「4分33秒」にももちろん、インスパイアされていると言わざるを得ません。
これは、WIONIを作って行く過程の中で、自分なりにたくさんの「音」と向き合った経緯もあり、「none」が必要だったと考えています。
音が無いという音も、時に、凄く重要に響いたりしますからね。何せ、この世に無音の空間などほぼ皆無に等しいわけで。
もう一つ、作風として、次曲「エンゲージ」が異質だったというのも、この構成は役だってくれています。
では、続きは次回。
最後の週へ来て、面目ない。ので、今回は2曲分、一気に書き上げようと思います。
M-19の「none」。
「none」= なし
って事ですね。無音です。つまり。
空間を上手に、隙間を巧く使う事。空拍を、つまり無音を上手に使える事にとても興味を惹かれていた時期がありまして。
ファンクだったり、サンプリングを巧みに駆使したパズルメイキングな音楽だったり。奥行きのあるポストロックだったり、いずれも空間を巧く使っているというか…
有名な現代音楽ジョン・ケージの「4分33秒」にももちろん、インスパイアされていると言わざるを得ません。
これは、WIONIを作って行く過程の中で、自分なりにたくさんの「音」と向き合った経緯もあり、「none」が必要だったと考えています。
音が無いという音も、時に、凄く重要に響いたりしますからね。何せ、この世に無音の空間などほぼ皆無に等しいわけで。
もう一つ、作風として、次曲「エンゲージ」が異質だったというのも、この構成は役だってくれています。
では、続きは次回。
2012/10/01
【WIONI】セルフライナーノーツ「notebook」
M-18の「notebook」です。ノートブック。
先週の「Page」から繋がり、ノートブックのイントロへと続いて来ます。
曲が出来ていった流れは、忘れてしまいましたが、とても思い出がたくさん詰まっている曲です。
メロウのライブでも、よく演奏しています。
メロウのバンドセットのリハーサルへ向かう前にこの曲の断片が出来た為、みんなのところへ「こんなの出来たよ」と聴かせに行ったところ、当時のサポートギターのTokyo Common Senseことマッツノーが「この”僕らは最高”ってところ、もう2回くらい言われたら泣いちゃうね」とポロッと口にしてくれた事を覚えています。(当初のデモにはサビが一度しか来なかったため)
この曲の歌詞の世界観は、僕の学生時代の思い出からの断片から、イメージを膨らませて。曲が出来た当時までに出会ってきた、たくさんの友情に感謝の思いを寄せた曲になっています。
何と言うか、東京で出会った沢山の音楽仲間と騒いだ、そんな夜が頭の中によぎっていたのでしょう。
この時期の僕の作曲には、とても「I」「YOU」の様な単数よりも、「WE」の世界観が強い歌詞がよく出て来たように思います。
とても僕個人の、パーソナルになんか近い価値観で歌えているかもしれないですね。だから、よく歌っているのかもしれません。
この曲を歌っていたところ、音楽仲間が好んで(ちょっとカラかって?)当時、「アレ、歌ってよ。さいこーのやつ」と声をかけてくれたりする事がちょこちょこあり、そんな中でもライブのセットリストによく登場していた経緯もあります。
音楽が繋いでくれた友情。
サウンドは、少しオーケストラのパーカッションみたいなものをイメージしつつ、軽快なギターサウンド、追いかけるように出て来るエレピの音。それから重厚なコーラスワーク。
ボーカルの質感も含め、ギリッギリまで何度も何度も何度も何度もやり直して、色んなところ(再生環境)で確認の為、聴いては一喜一憂していました。
音をイメージ通りにコントロール出来るという特殊技能の方々を心底尊敬した瞬間でもありました。
語る事が多くなってしまいそうですが。旅の歌でもあり、友情の歌でもあり。
僕らは最高なんだ!って思い切り叫びたい。そういう曲です。
以下で試聴可能です。
iTunes Store
http://itunes.apple.com/jp/album/wioni/id548772499
Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Wioni/dp/B008Q5ZTYI/ref=sr_1_cc_3?s=aps&ie=UTF8&qid=1344875397&sr=1-3-catcorr
CD Baby
https://www.cdbaby.com/cd/mellowsymphony
先週の「Page」から繋がり、ノートブックのイントロへと続いて来ます。
曲が出来ていった流れは、忘れてしまいましたが、とても思い出がたくさん詰まっている曲です。
メロウのライブでも、よく演奏しています。
メロウのバンドセットのリハーサルへ向かう前にこの曲の断片が出来た為、みんなのところへ「こんなの出来たよ」と聴かせに行ったところ、当時のサポートギターのTokyo Common Senseことマッツノーが「この”僕らは最高”ってところ、もう2回くらい言われたら泣いちゃうね」とポロッと口にしてくれた事を覚えています。(当初のデモにはサビが一度しか来なかったため)
この曲の歌詞の世界観は、僕の学生時代の思い出からの断片から、イメージを膨らませて。曲が出来た当時までに出会ってきた、たくさんの友情に感謝の思いを寄せた曲になっています。
何と言うか、東京で出会った沢山の音楽仲間と騒いだ、そんな夜が頭の中によぎっていたのでしょう。
この時期の僕の作曲には、とても「I」「YOU」の様な単数よりも、「WE」の世界観が強い歌詞がよく出て来たように思います。
とても僕個人の、パーソナルになんか近い価値観で歌えているかもしれないですね。だから、よく歌っているのかもしれません。
この曲を歌っていたところ、音楽仲間が好んで(ちょっとカラかって?)当時、「アレ、歌ってよ。さいこーのやつ」と声をかけてくれたりする事がちょこちょこあり、そんな中でもライブのセットリストによく登場していた経緯もあります。
音楽が繋いでくれた友情。
サウンドは、少しオーケストラのパーカッションみたいなものをイメージしつつ、軽快なギターサウンド、追いかけるように出て来るエレピの音。それから重厚なコーラスワーク。
ボーカルの質感も含め、ギリッギリまで何度も何度も何度も何度もやり直して、色んなところ(再生環境)で確認の為、聴いては一喜一憂していました。
音をイメージ通りにコントロール出来るという特殊技能の方々を心底尊敬した瞬間でもありました。
語る事が多くなってしまいそうですが。旅の歌でもあり、友情の歌でもあり。
僕らは最高なんだ!って思い切り叫びたい。そういう曲です。
iTunes Store
http://itunes.apple.com/jp/album/wioni/id548772499
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CD Baby
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