更新が遅れてしまいました。
最後の週へ来て、面目ない。ので、今回は2曲分、一気に書き上げようと思います。
M-19の「none」。
「none」= なし
って事ですね。無音です。つまり。
空間を上手に、隙間を巧く使う事。空拍を、つまり無音を上手に使える事にとても興味を惹かれていた時期がありまして。
ファンクだったり、サンプリングを巧みに駆使したパズルメイキングな音楽だったり。奥行きのあるポストロックだったり、いずれも空間を巧く使っているというか…
有名な現代音楽ジョン・ケージの「4分33秒」にももちろん、インスパイアされていると言わざるを得ません。
これは、WIONIを作って行く過程の中で、自分なりにたくさんの「音」と向き合った経緯もあり、「none」が必要だったと考えています。
音が無いという音も、時に、凄く重要に響いたりしますからね。何せ、この世に無音の空間などほぼ皆無に等しいわけで。
もう一つ、作風として、次曲「エンゲージ」が異質だったというのも、この構成は役だってくれています。
では、続きは次回。
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