メロウシンフォニーのバンド東京ライブファイナルを終えて、感動ひとしきり。
そのままの勢いで翌日から、ライブイン石巻。
エネルギーの共有に行く。石巻出身の友達による開催、そしてその繋がりの音楽仲間により声をかけてもらった「R」vol.1@石巻IRORI
IRORIは、石巻工房(http://ishinomaki-lab.org/)のあるところ。
その会場を借りて、持ち込みの機材達で音楽と演劇を、お届け。そのイベントを無料で開催するというイベント。
それが「R」。
石巻をただ復興するのではなく、より一層盛り上げて行く
そういう石巻2.0(http://ishinomaki2.com/)の持っているエネルギーってすんごいんだ。
みんなが当事者なんだよね。
だから、多角的なアプローチが出来るし、それらがまた融合したり出来る。
メロウは音楽仲間と、一緒に。
彼らの先導にお任せして、着いて行くような、そんな情けない状況ながらも。
パーティーの一員として、思い切り2度目の石巻を感じようとした。
もっと知ろうとした。
そして、エネルギーを共有したくて、音楽で、それを精一杯ぶつけた。
イベントを通してのみんなのツイートが、この主催者の「トゥゲッター(http://togetter.com/li/292448)」を見ると、何となくわかっておもしろいかも。
実は昨日、とてもお世話になった、尊敬する先輩の訃報が飛び込んできて。
何だかよく分からない気持ちになって。
近々、またお話を聞ける約束をしていたのに。
どうしたらいいのか、よく分からない思いになったよ。
石巻での滞在中。
女川町を見たり、石巻にある、ながはま海浜公園を見たり
海沿いにある「山」を見たり
僕らはみんな言葉を失って。
深い悲しみを、知る、事に近づいた。
誰かの持つ苦しみや悲しみ、それを全て理解したり、背負ってあげるなんて事は、人間同士で完璧に解決する事は到底難しいように僕は思うけど。
自分自身にも、そういった先輩の訃報が飛び込んできて。
もやもやしたまんま、
悲しみには色んなタイプがあるけど、
これは経験した事なくて。
少しおかしいかも知れないけど、帰ってきたばかりの石巻の絵が浮かんだ。
自然と泣きたくなるような悲しみの景色の中で、
そこにとてつもない程にたくましく立ち向かって行く石巻2.0のエネルギー。
谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を思い出す。
魂、肉体
それらは、何も約束されたものがなくて、運命や神様の介在も含めて、
予期せぬところで、僕らの理解し得ない仕組みで、突然のように終わったり、形を変えたりする事があるんだ。
今、存在している事に
だからこそ、注ぎ込む必要があるんだ、と。
今日もまた、いきましょう。
そして、尊敬する魂に、安らかな眠りを祈ります。
2012/04/24
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿