ちょっと胸騒ぎがした夜
なんだか胸のあたりがもやもやして
ゆっくり休めないとき
ひさしぶりにガッカリといら立ちが同時に襲うような
そんな突風にあおられた日
砂埃が目に入るように
咄嗟に目を閉じようとしても
もう痛みを感じている
防ぐことは手遅れ
犬も歩けば棒にあたるし
人と関わっていればそんなこともある
なんだっけこの感じ
そんなことを考えると
似たような痛みを次々と思いだしてしまう
理不尽の波にのまれ
解決するよりも
沈黙による鎮静化
それが精いっぱい
そんな鈍痛
なんだろう これ
どう相対するべきか
そんなことを考えていたときに響いた言葉
「それをストレスと呼ぶ」
それを聞いて
「あ、そっか」
そうして笑った
なあんだ これ ストレスか
じゃあ いっか
笑い飛ばしてやれば
こんなもの
抱えていて良くなるものでもないし
キャッチしたらリリース
いつだって心は
身軽でいたい
あたたかく 軽やかな風を呼び込み
その風に身を任せる
ときどき少し勢いが増して
風が荒れたら
こうしてヒラリ受け流す
そんな柔らかさを
忘れずにいたい
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