ワクワクしていいはずの心
でもその胸中は
安心したいという気持ちのほうが強かった
はるか12,000キロ向こう側へ
新しい物語を紡ぎに
目的地を目指す
思い浮かぶ景色や顔
しばらく会えていなかったひとも
これから会いにくくなる大切なひとも
自らが望んで
一歩を踏み出したとはいえ
そのあれこれが
懐かしいような
寂しいような
混ざり合わない感情が
そのまま心の臓に流れ込んできて
分離したまま
たぽんたぽんと
揺れているような
変化というのは
タイミングによって
しばしばそういうことがあるのかもしれない
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