美味しいものを美味しいと言って食べる
大好きなことを、大好きな人たちと
時間や空間を共にする
そんな瞬間に
あなたは自分が幸せだと噛みしめることができるだろうか
それができる人は
きっと幸せな日々を送るセンスを持ち合わせているのかもしれない
幸せのなかに
なにが含まれているのか
それは決してただ甘いだけでなく
苦味や酸味
良い塩梅
いろんなものが混ざりあって
その上で幸せを感じているのだろう
他人から見る芝生が一際青くみえるように
本人にしかわからない
そこへ行き着くまでの
それぞれの紆余曲折があったことだろう
だからこそ他人の幸せは
祝福されるべきである
また幸せそうに見えたり
自らそのように口外したり振る舞う人も
決してそれがすべての側面ではない
誰かの幸せを耳にして
祝福と
静寂と
孤独が
夜風のようにくすぐる
それをそっと
噛みしめる
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