とね。
最近。このガラパゴスについて、気になっている。
この島々には、まだまだ未開の動物がいるとか、生態系があるとか、そんな理科っぽい話とかを話していたのがきっかけかもしれない。
日本には、ガラケーがあるよね。
僕には近年、この呼び方について、なんで?いつから?という疑問がずーっとあった。
ガラパゴス化したケータイ電話、だからがらけー。
- ガラパゴス化 - 独自の進化を遂げた市場状態
- ガラパゴスケータイ(ガラケー) - (主に日本の)独自の機能を持つ「フィーチャー・フォン」を揶揄するように呼称した携帯電話。ただし、多数のメディアで「フィーチャー・フォン」よりも「ガラパゴスケータイ」という呼称が用いられている。
と、我らがWiki先生もおっしゃっている。
それを聞いて、ぱかーーーーーん!と来た。(いや、ピキーンでもいいんだけど)
ははぁ、こりゃ、なかなかの皮肉だ。まぁ、実際に揶揄とも書いてあるけども。
日本の音楽や、クールジャパンだとか、とにかく日本の文化を考えた時に、
どうも以前から欧米の視点から見る日本の「良さ」と日本人が見る「良さ」には違いがあるように感じていた。
例え、同じトピックについて語っていたとしても、彼らが素晴らしいとしている理由の中に、どこか「あくまで欧米がスタンダードなものに対して、これは"意外"で素晴らしい」というような「逆に!」感がなーんかあるような気がしてならないのだ。
発想の視点的に、酷似しているように思った。
カッコいい日本は、
あくまで「我々がスタンダードなものを持っているものに対して、極東の島国では、こんなに突飛なものを持っている。それも圧倒的に突飛だ。すごいんだ。」とね。
ふむ。だから、何だというワケでもないが。
今までは、お前らがスタンダードだと思っているんじゃないよ!みたいなものも、感じたような気もするが。今はそんな事ない。
トロントでは、何がスタンダードかホントによく分からなくなるくらい、英語を使っているが、英語ですら、もはや各々の国々が独自の進化?を遂げているような、各方面の独特のアクセント(まるで日本の都道府県にある方言みたいな)を持っていて、それがまかり通ったりしている。
いいじゃないか、東洋の最果て(端っこだからね!世界的に見たら)アヤしい黄金の国。ジパング。
僕はそのあやしい、ミステリアスな、謎めいた、独自の成長を遂げた、奇妙な国の、最先端もその太古の歴史を知る事も出来る。
天才ピアニストのグレン・グールドが晩生に読みふけったという、夏目漱石の「草枕」も原文で読む事が出来る。
大昔と違って私たちも、今では洋服を着こなし、クリスマスを祝い、中華料理だって、キムチだって、スパゲティだって、ステーキだって食べる。
ワケの分からないくらいミクスチャーがどんどん成長していっているが(言葉すらも、ほらね!)、もっともっとガラパゴス化して、もっともっとミクスチャーしていけたらオモシロイと思う。
僕も、今トロントにて、ミクスチャー真っ最中。
そして、同時に、伝統もちゃんと学びたい。
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