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2012/08/28

【WIONI】セルフライナーノーツ「empty」

M-14の「empty」です。

これは、次曲「何もない部屋」へと続く。インタールード。
何もない部屋へ、行く、emptyな状態で。という事ですね。

当時、レコーディングを杉並区の自宅でしていたわけですが。
「何もない部屋」をレコーディングする時のイメージを膨らませながら、PEPE(小さいガットギター)を弾いていた時に、これを録音しました。

文字通り、僕の頭の中も「からっぽ」の状態で弾いたような気がします。

こういうアコースティックでさらっと弾いたものを楽曲として、アウトプットする事に、数年前からどことなく興味を抱いていたので、今回それが実現したカタチになりました。

街のノイズなども含めて、「ぽっかり」という語感が何だか合うような、そんな雰囲気がとても気に入ったのでそのまま収録しました。
鳴っている楽器も、PEPE一本。

こういうアプローチは、変にカタチが整っていなくてイビツになるとこがあって好きなので、今後も続けて行きたいという気持ちです。ショートストーリーものというか。
ちょうど、Soundcloudを使ってやっている「Kシリーズ」も似たような感じですね。どちらかというと実験的というか。
作り込むというよりは、弾き出すようなタイプの創作。

ではでは、からっぽになって頂いたところで、スッと次の曲へ入りましょう。


2012/08/26

トロント初ライブ@The Central

昨日の初ライブを終えて、一段落。
ご来場のお客さんありがとうございました。

こっちのハコは基本的に、飲み屋としてまず営業しているところが多いから、昨日はいわゆる「飲みに来ている」お客さんもたくさん居た。

でもドリンク買いに来るついでとかに聞きながら、ちょっと踊ってくれたりね。椅子の向きを変えて、ステージの方をわざわざ向いて座ってくれてたりとかして。嬉しかったな。

さて。セットリストはコチラ。
1 エンゲージ
2 notebook
3 STAINLESS BUTTERFLY
4 Surfer in the City
5 西の空と東の空にヒカリ
6 Sug
7 歓喜の歌(新曲)

encore
地下室にて

リハーサルもなし、もともとの持ち時間だの、入り時間だの、そんなのも全部ごっちゃんごっちゃんで(まぁ、そもそもイベントの出演者自体も結構バタバタ決めたみたい)、何だかそんなルーズな、カナダらしい?環境の中で。
サウンドチェックを1分くらいで済ませて、僕はその後カメラ等のセッティング。え?いつでも始めていいの?みたいなごちゃごちゃしたまんまライブスタート。
というね。
すごいね、雪崩式!って感じの勢い。
アンコールも直前に、「もう一曲やって」って今回呼んでくれたショーンが突然声をかけてきたりして実現したり。

みんなの酒の席に、勝手に?やらせてもらっているような、そういう雰囲気。
僕の大好きなやつでした。
終わった後のパティオ(屋外)でビール飲みながら、お店でお酒を楽しむ人達を眺めながら、不思議ととっても気持ちよくなり、ライブってこんなに素晴らしかったんだったなぁと改めて感じた夜になりました。


またトロントのステージで演奏したい。

2012/08/22

【WIONI】セルフライナーノーツ「YOUCO」

M-13「YOUCO」です。ゆーこと読みます。
これは、何を隠そう僕の大好きなジョン・レノンの「Oh Yoko!」へのアンサーソングとも言える?とにかくとてもインスパイアされた作品です。

ずうっと前から、この曲も原曲となる骨組みはあったのですが、なかなか仕上がりませんでした。特に歌詞がずーーーーっとしっくり来てなくて、当初サビの部分にある「僕の目にはまだ」は、「僕的にはまだ」という歌詞になっていました。

とあるタイミングで、すっと歌詞が進んで行ったのが、2011年の夏前だったかもしれません。きっかけはもう少し前だったかな。とても大切な友達からの連絡が一つのきっかけだったと記憶しています。

そして今では、とても自分の中ではグッと来る(しっくり来る)歌詞になったように思います。
もう一つの楽曲に対する「世界観」それは、夕暮れ。つまり、夕子。八ッ橋にもありますねぇ。別に八ッ橋をモチーフにしたわけではありませんが、このYOUCOは「夕子」という登場人物をモチーフに作品は展開されています。
そして、ノスタルジック、センチメンタリズム。どことなく、温かい穏やかな太陽のような。そんな存在感。

楽曲は、レゲエテイスト…の…イメージのようでいて、それだけではなく。
跳ねているようで、跳ねていないような。
またここにも、エレクトリックで、エキセントリックな、サウンドコラージュがごちゃごちゃっとリズムを作っています。
むしろ、ギターや歌、それから途中で入ってくるシロフォン系のシンセの方が変にリズミカルと言えるかもしれませんね。
そして、ハーモニーと輪唱と言えるような、様々なテーマが後半にどんどん流れて行って、シンガロングするようなエンディング。

そして、
「夕日の中でうまれた」「その真実が見えてな」かった歌が、エンディングで、
「夕日の中でうまれたんだね…」と、変化して行くわけです。

さながら、日暮れから夜に変わって行く、落陽のように。