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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2012/11/18

新しい出会いについて

ツイッターのbotなんかでもチラチラ見かけるんですが。
人生は出会いと別れの繰り返しである、なんてね。

何だか久しぶりに、痛感したというか、あぁ、これは一種の別れというやつだな。という経験を、今日はしてきました。

彼らとの付き合いは、僕がトロントに来た最初の月に出会ったので、5ヶ月とちょっと。
僕らはその間に、音楽や美術、お互いの人生観など、沢山の感覚を共有し、交換しました。
トロントで、知り合った日本人という、ちょっと特別な境遇も手伝って、出会って5ヶ月後に来た別れが、こんなにも寂しいものになるとは思いもしませんでした。

国際空港まで見送りに行き、僕に至っては眠くて眠くて、ただ一緒に居るだけの心地よい空間に漂いながら、気付けば彼らは荷物整理を終えて、出発直前。

行くなよ!
なんて、ナンセンスな言葉は、考えもしなかったですが、次に同じ瞬間を共有出来るのは、いつなんだろうと考えると、寂しい気持ちになり、彼らをみると今にも泣きそうな顔をしていて、僕も何かを我慢して、グッとこらえました。
ついでに言葉も出なくなっちゃったけど。

最後に別れる時、僕は彼らに「次に会う時は…」という言い方で別れました。
これで、終わりじゃないし、今寂しくても彼らがこの先の旅路で経験した出来事。新しい出会い達。それら全てを吸収してきた時に、もう一度会えるのを楽しみにしているのです。

見送った後、帰りのバスでも、始終ウトウトだったのですが。
そう言えば、僕を5月に送り出してくれた仲間達も、こんな気持ちだったのかなと考えました。
旅立つ仲間を送り出す人、そして仲間に見送られながら旅立つ人。(奇しくも同じ頃、大好きな東京の音楽仲間たちが遠く石巻でライブをしている…。)


また一つ、僕は何かを知ったのかもしれません。

僕らとの小さな別れが、彼らの大きな新しい出会いに繋がっていると考えると、最高に嬉しい事かもな。

ありがとう。


2012/11/16

20121115@BASS LINEライブ

ただいま〜
無事、ライブ終えて来ました。
ふひゅ〜、見に来てくれたお客さん、CD買ってくれたお客さんもありがとうございました。
今回出演したイベント「Beat at creator's lounge」は初回に続き、今回が二度目の出演だったのですが。イベント自体が力をつけて来ているのか、以前にも増して演奏のタイミングには沢山のお客さんが前の方へ見に来てくれて、大盛況でした。とは言え、ちょっとシャイな日本人の人々も居たから、ノイズは少し少なかったかな。あは。

いずれにせよ、みんなのおかげさまでとっても楽しめました。興奮して弦切ったし、えへえへ。そして、みんながとてもいい顔をしていたのがよく見えました。

本日のセットリスト
1 歓喜の歌(MV制作中の楽曲)
2 notebook
3 Sunday morning(cover)
4 片想いのタップダンス
5 feather(全英詞に取り組んだ初公開の最新曲)
6 エンゲージ

でした。

何だか先月ライブが出来なかったのもあったせいか、今回は溜まったエネルギーがあったのか、燃えていました。
とても楽しみにしていてくれたのに、何人か来れなくなった友達も居たけど、中には突然顔を出してくれて「お前の為に来たよ」と言ってくれる友達も居たり。演奏後に話しかけてくれた初めての方々もいて、とても有り難い夜でした。

あと、「腕を上げた」って言われた…(なんだそりゃ 笑)


いつの日か、免罪符だなんて思わなくてすむ時が来るかも知れないなぁなんて漠然と考えながら。
来てくれたお客さんに、大満足してもらえるよう、もっと磨いたり、工夫したりしたいと思います。
今回のライブの模様は、写真やら動画やらでまた近く、アップ出来ると思いますので、お楽しみに。


ひやぁ、いい夜になったな。
ありがとう。

また、すぐにね。

Bob Dylanというアート

トロントでのビッグコンサートは三度目。
Coldplay、Sigur Rosに続き、Bob Dylanを見てきた。
正直、めちゃめちゃ見たかったから、もう行けるだけで嬉しかった。
いつ死んでしまうかわからぬ感もあると言えばあるし。

ディランのライブテイクを何度か音源で聴いた事があるが、彼のライブでは、数々の名曲が大胆にアレンジされて演奏される事がしばしばあるようで。

今回もCDで聴いていたあの曲、この曲、聴きたい曲はたくさんあったが、聴く事が出来た名曲の幾つかは、殆ど原型を留めて居ないアレンジだった。

Like a rolling stone 、Blowin' in the windなどなど。ディランが歌い出して、歌詞を聴いていてようやく何の曲か分かるような。
ありゃあスゴイ。コンサートに来ている一般客はそんな大胆にアレンジされている曲よりも、オリジナルがきっと聴きたいハズなのに。

そして、他のコンサートと違って、カメラも基本的には持ち込み禁止。嫌いなのだろうか…とはいえ、開始後は会場中でたくさんのフラッシュが光っていたけど。

多分だけど、喉が潰れてもうあまり歌えないのではないだろうか。殆どの曲は、歌っていると言うより、しゃがれ声でディランが語っているような歌い方だった。
それでもたまーに、メロディーを歌うと、実はスゴくピッチが良さそうにも聞こえるから不思議だが。
Lay Lady Layとかの喉と比べたら、そりゃ歌えるハズないかなという気もしなくも無いが…。

スタートした時も、客席に背中を向けんばかりの角度で、座って鍵盤を弾いて歌っていた。客席側のディランの側面には機材がおいてあり、ディランがなにしているのかよく見えない。加えて鍵盤もそんなに上手ではない。
そして、たまにブルースハープ片手にフロントに出てくる。因みにハープはやっぱり上手い。
更に何とハンドマイクで歌う。
そして、遂にディランがギターを弾いて歌う事は無かった。

という。
肩透かしというか、終始、こちらが期待する事などどこ吹く風のディランなのだ。
ヒットソングも演っているし、バックバンドがまたいい演奏していて、流石というか。
結局終わった後には、見てよかったぁという充足感と共に、何とも言えぬキツネにつままれたような、呆気にとられた感もあり。
総合的なコンテンポラリーアートを堪能したような気分だった。

期待をいい意味で裏切り、媚びもせず、満足もさせる。
そんな事が出来るのは、一体世界にあと何人いるだろうか。
歴史を創ってきた男には、やはり一見の価値がありまくりだった。