2026/03/29
春の気まぐれ
2026/03/27
これは春、これが春。
春がきたわ
そういう街の声をきかない
春がきたぞ
そうした鳥のさえずりなどもない
ええい、これで春にしてやる
そんな一番の強風も吹かない
雨はたまに
しとしと降る
ただ
雪が舞ったり
冷たい風が吹いたり
0度前後を行ったりきたり
気がつけば道路の端に積もっていた
雪がなくなっていて
10度を越える日がたまにでて
桜(寄贈されたソメイヨシノ)の開花をチェックするひとが写真を挙げて
街行く人の数が
少し前より多くなり
みんなの上着が少し軽くなってきたら
それは
春の合図
決してぽかぽかでもなく
暁を覚えずというほどの眠りにもならず
出会いや別れの季節でもなく
真冬に着ていたジャケットを
Tシャツの上から着ても
十二分か
下手したら小汗をかく
吐く息も白くなく
まぶたの辺りで凍りつくこともない
でも朝や夜には
厚手のものを着ていないと
外は寒い
毎年忘れそうになる
が
それくらいが
この街の
春なのだ
2026/03/21
掃除機
ウチには
ルンバみたいな掃除機がある
ルンバみたいではあるけど
謎ブランドの掃除機なので
「サンバ」と名付けた
サンバはよく配線をとんでもなく絡ませたり
軽いものはブルドーザーみたいに押して部屋のものを移動させたり
ちょっとしたカーペットと床との高低差に突っかかったり
自分の場所を見失ってベース(充電器)に戻れなくなったりする
吸引力もそれほどではないため
ちょっと目立った汚れがあるときには
サンバだけでは事足りないので
スティッククリーナーを使って自ら吸い上げる
先日
サンバに仕事をさせながら
いつものようにスティッククリーナーを同時に使って気になるところをサッと掃除した
スティッククリーナーを片手に
サンバにぶつからないよう注意しながら前を横切ったとき
ふと考えた
僕は今
「AIから仕事を奪っている」のだろうかと
2026/03/12
3.11という日
あれから15年
健やかに
日々を
笑ったり怒ったり感動したりしながら
暮らしていけることを
ありがたいことだと
噛みしめる
人生はなにが起きるか分からない
予想できなかった大震災
津波
原発事故
東日本大震災の恐ろしさ
その衝撃、悲しみや苦しみ
それがもたらした被害
それら刻まれた傷みは
体験した人々の胸から
完全に消えるということはないのだろう
それでも今
この世に
こうしていられるのだから
いのちを全うしたい
そして
できることから
すこしずつでも
自分以外の存在に
エネルギーを使いたいものだ
そんなことを想いながら
今日を過ごしていた
そして夕方
画面越しにみる
中東の景色に
胸をいためていた
