空を見上げ
ややぼんやりとしつつも
眩しいほどに照らされる月と雲
それからうっすらとは見ることができる
満天の星空を眺める
…なんて
そんなこといつ以来だったか
普段の暮らしとは
縁遠くなったものだ
穏やかな風と
波の音も聞きながら
ただぼんやりと
星を見つめている
(あ、
今の流れ星…)
古のひとびとの暮らしや
占星術
浪漫
映画
宇宙飛行士
大切なひとたちや
他愛のないばか話
それから
あなたのこと
在りもしなかったシーンを頭に思い浮かべて
まるで経験したことかのように思い出してみたり
どうしてそんなことを思うのか
それは夜の静寂と
星空の不思議な力なのかもしれない
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