skip to main |
skip to sidebar
一人が寂しくて
孤独を感じていたのは
いつまでだったろうか
一人で昼ごはんを
外に食べに行けなかったのは
いつまでだったろうか
いつからそんなことが
平気になっただろうか
一人が楽しめるようになったのは
いつからだろう
誰かといても
孤独を感じたり
一人でいても
満たされていたり
不思議なもんだ
一人でも平気だし
楽しいけど
孤独を感じるよりは
心がほどよく
潤っていたい
あなたといたら
もっといい
そういう人たちと
できるだけいつも
一緒にいたいね
ため息がでちゃうような
上がったり下がったりしているみたい
それとも笑いながら
ずっとその場を凌ぎ続けているだけか
真面目な顔して
しかめっ面して
虚ろな目をしている
約束したことは
守らないと
言葉にしたことは
霊のために
その通りに
選択し
行動しないと
誓ったことは
貫き
信じたことを
信じ抜く
それが出来なくなったとき
人生には歪みが増えて
それを背負いながら
目に見えない何かが
君の背中を重たくする
裏切ることは簡単だが
信じるのはラクじゃない
信頼を得るのも
自分を守りながら
マジョリティの面を借りて
物を言うのも
自分のことを棚にあげて
ひとの選択に好き放題
あれやこれやと言うことも
胸に刻もう
これは
するべきではない行為だと
改めて
自分の胸に刻もう
そしてこれは
いつまでも
持ち続けていたい感情ではないのだと
愛を感じるこの時を
僕はできるだけ覚えていたい
新しい道へ繰り出す
ひとつの約束
光が差し
風が吹き
木々がそよぎ
音が鳴り
近くに
不思議な力が
宿っていることを感じる
その瞬間
これを覚えておきたい
そうしてまた一つ
記憶のアンカーを
残しておこう
この場にいることが
なんでもないように思えても
それは後から
意味を成すこともあるのさ
今まであった
さまざまな出来事に
ありがとう
僕たちはこれから
笑いあい
感じあい
食を重ね
そうしてより力強く
時には柔らかく
成長し
成熟し
衰退しながらも
日々を続け
生きていこうと思う
スローにちょっとずつ
ね
思えば
近視眼的になり過ぎていたか
まんまと見方が
偏り過ぎていたかもしれない
こだわりが多いのはラクじゃない
何かを精一杯
正しく理想的な形で行おうと
熱を上げても
結局のところ
その「正しさ」が
共有するひとと
噛み合わないことには
理想はただの夢想
そして空転することになる
水のような
流動体が
足もとにあるとき
それは雲のように
熱が与えられると
水蒸気となって
上へ
そうして
どこへゆくのか
あやしくなる
雲行き
やれやれ
望まれてもいないことに
頑張ろうとするのは
自らがすべての責任を負う
そんな時だけで
充分なのかもしれない