Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2022/12/28

阿佐ヶ谷でライブ

先日はライブでした‼️

メロウシンフォニーとしては年内最後のライブ🎙

クリスマス・イヴのイベントということで🎅 来てくれたお客さんとわいわいと、穏やかな夜が過ごせたのではないかと思います😌🎄

ご来場のみなさま、ありがとうございました🌟

当日のセットリスト⇩
1. CALM DOWN 
2. ハートのクイーン
3. 魔法をかけてあげる(新曲)
4. feather
5. レズリー
7. 風まかせ


今回の会場となったバー「23N'」は、10月以来2度目の演奏。

前回と違って今回は音響機材を持ち込んでのライブということで、10月の生音でのライブとはまた違う雰囲気のセットリストにしてみました👨‍🍳

新曲「魔法をかけてあげる」は今回がライブでは初披露。なかなか好評で良かったです☺️

出演した3組は東北へ一緒に遠征へ行ったり、阿佐ヶ谷でよく杯を交わす仲間ということもあり、終始なごやかな雰囲気でライブも進めることができました。

また来年も一緒に音楽やお酒を楽しめるかな🤩

2022/12/20

A good friend of Nature

Bumped into this quote the other day,

"The artist is the confidant of nature, flowers carry on dialogues with him through the graceful bending of their stems and the harmoniously tinted nuances of their blossoms. Every flower has a cordial word which nature directs towards him."

This is by Auguste Rodin, a French sculptor who made The Thinker which you could see its replica everywhere in the world. 


Hmm...it's interesting. I love walking through nature and being surrounded by it too. In fact, I sometimes speak to to trees or wind, rain or sunshine.


According to him, I suppose my (peculiar) behavior isn't a bad thing that much...



2022/12/12

そして跳び上がれ

知らないこといっぱい

それはそう
初めてのことばかり


誰も教えてくれない
それもそう
この知識はお金になるのよ


でも負けない
やれるところまでやって

自分で考えて
工夫して

答えが見いだせそうなら
それは挑み甲斐があるというもの

それでも駄目だったら

そこまでの頑張りが
血や肉となって

君を強くしてくれる


そうしたら次にまた挑むときは
もっと高く跳べるさ


その時に手を差し伸べてくれるひとは
あなたを本当に助けてくれるひとさ


だから
今はもう一度

ふんばる


そして
ぶつぶつ
言うのよ


ぶつぶつ言いながら
自分を焚きつけて


えいっ!
って


思いきり
跳び上がるのよ

2022/12/11

考える葦

愛を
大切にして
生きているだろうか

真を
心の中に持ち
貫いているだろうか

磨きあげる
身体や考え
技術や言葉

それらを
ないがしろにしていないだろうか

自らに問いかける


そんなに他人ばかり
眺めてどうする

暗示は
あちらこちら

機会は
外へ出ることで
視野を
広げることで

見つけ出すことができる


そして
自分のなかにこそ
答えはある


だから今日も
僕は考える

2022/12/07

正しい行い

時間を超えて

なにかがカチリ
うまくハマる

ほどよくキマる
いい塩梅になる
合致する
合点がいく

そんなふうに
ストンと落ちる

この生涯に
納得したような

人生の歯車が
ピタリと噛み合い
キレイに回ったような

運命の糸が
ピンと張って
真っ直ぐ
良縁に
導かれたような


ほんの一瞬
そんな気がしたとき


あなたは
もしかしたら

正しい行いを
したのかもしれない

2022/12/04

欲しかったもの

欲しかったそれが

手に入ったあなた


欲しかったそれが 

どんなにも良いものか

どんな風に良いのか

どんな良いことをもたらすか


それがあることが 

自分にとってどれほど喜ばしいことか

 

その物語を

教えて欲しい


その喜びを 分かち合えたり

祝福しあえるひとこそが

真の友であってほしい


欲しかったそれを 手に入れたあなたを

祝福できなかったり

欲しかったそれを 記号として眺めて

代わりがきくようなものとして扱うような


そんな薄く ぼんやりとしたものでは

貼り付けたラベルシールのように

はがれ落ちてしまう


欲しかったそれは

まぎれもなく有機体であり


あなたのその扱いかたによって

大きく変化し


あなたのなかに

深く刻み込まれ

宿る


そして

これまでのすべてを 塗り替えるように

見える景色や

感じる空気


そのすべてに

意味さえももたらす


あなたが望んでいたものの

正体とは

そういうものなのだから


2022/11/22

時間

こんな時間が

ずっと続けばいいと

思う瞬間もあれば


こんな時間が

早く過ぎていけばいいと

思うことがあっても


時間は同じに流れていく


いつもいつも

いつもいつもいつも


良いことも

悪いことも

こちらがその時間に対して

足しているだけで


時間には

何も良い悪いが

最初からあるわけではない


人だったそうかもね


良いや悪いが

最初からありそうに思って

一生懸命それを判断しようと目を凝らしても


見えることは

見えて

見えないことは

見えない


見たい事実が

見えてしまうこともある


その人自身が変わらなくても

周りに情報によって

印象が変わってしまうことがある


そんなとき

できるだけ


その人のままで

見ることができればいいが


その見方すら主観を抜け出すことはない


だから一瞬だけ

自分の見方を

疑問を持ってみたり

ほかの見方がないか

試してみるのも


いいよね



 

2022/11/17

小さな箱

穏やかなときが

静かに流れる

そんな夜

 

メープルの香りが

そう

こんなだった

なんて思い出しながら


久しぶりに話せた

大好きな友だちのこと

考えていた


壁にある写真が

いつものように

笑っている


安心させて

わくわくさせて


期待しても

期待していなくても


全力で上回ってくる


なんてひとだろうね


一緒に時間を過ごしたくなる

そんな友達


そういう人と話していると

ふと

忘れかけていた

大事なことを思い出す


小さな箱に

おさまってはいけない



2022/11/12

いまごろ

先週末

声をかけて頂いていたが出演を断念した

ライブがあった


そう、ちょうど去年の今頃は

その会場でライブだった


顔面に大きなアザ作って

なんだかハチャメチャな気持ちになりながら


顔は俯いていたけど

歌は

思いのたけを叫ぶように

胸の奥から鳴り響いていた


夏から秋へと

大きく心が揺れ動いて

苦しいなかから

何かを見つけたくて

自分のなかで確かめたくて

もがいていたな


その頃のぼくは

いまごろ

こんなふうに過ごしているよ

なあんて全く

想像することも

見ることも


そりゃあできるはずもなく

冷静な部分と

どうでもいい部分と

アツい部分が

ごっちゃごちゃになってたな



ちょうどその頃に作った

いくつかの歌は

最近のライブでもよく演奏している


会場でも

一緒に口ずさんでくれる人がいたりと

なかなか好評で嬉しいです😊


そのなかの一曲がコチラ👇

「家族になりたい/ Grow Old With Me」

https://mellowsymphony.bandcamp.com/track/grow-old-with-me


あのころのワタシから

いまごろのワタシへ

あのころのアナタへ

いまごろのアナタから


時空を超える音楽の旅をどうぞ♫



ちょっと待て

闇に包まれそうなとき
そんなことがある

どうして
こんなにも難しいことが
折り重なって
ふりかかるのか

どうして

自らの選択があまりに
難しい
そんなことが
ふってかかるのか

どうしてどうして
どうして自分に??

世界はなにも
突然変わったわけじゃあないのに

そんな
闇のベール

蹴飛ばすような勢いで
持ち上げる

えい!
なんだこんなもの

突破口はゼロじゃない
例え今がダメでも
それはずっとダメなわけではない


ちょっと待て
ちょっと待て


落ち着いてみれば
今日の挑戦でひとつ
失敗のようにみえる試みにひとつ

光の粒がある
その糸口がみえる

だいじょうぶ
まだやれる

やれることはある
なにも終わっていない

そう
世界はなにも
突然変わったわけじゃあない

変わらない世界と
向き合ったときに

それを
やり取りするのはあなた

そのやり取りが
どんなものになるのか

その世界の
向き合い方を
決めるのもあなた

選ぶ道もある
選ぶ環境やひと
それも
闇のベールに包まれたまま

それだけが全て
ではなくて


わくわくするほう
そんなほうを
自分から選ぼう

2022/11/10

軽口の言霊

ぼくは年齢の話をするのがあまり好きじゃない


年齢を基準にして

何かを判別したり

ジャッジする


その文化というか発想が好きじゃない

(ちなみに北米では仕事の面接などで相手の年齢を話題にするのは

タブーとされていて、一般の会話でもそう頻繁には出てこない)


ところが日本にいると

いたるところで個人の名前などと一緒に「〇〇さん(✖✖歳)」という情報が

当たり前のように存在し


そうじゃない場所はあれど

飲み屋での会話や

そういう会話に慣れている人たちのなかにいけばすぐ

「え、今いくつ?」

そんな質問が

いの一番に飛び出てくることも少なくない

(その点でいろんな方と気が合わない瞬間がしばしばある…)


馬鹿正直な自分の性格との相性もあるのか

先日の軽口しかり

そういった会話や質問を

ぼくはうまくいなすのが得意じゃない


そして問題は

その拒否反応から


返す言葉に

その嫌な気持ちが乗ってしまい

結果


口が災いになる

そんなことがある


あぁ

言霊を

大切にしないとね



すべらせる言葉は

転がる山の小石


急な斜面をころころと滑り

途中でひっかかるかもしれないし


そのままずっと下まで

転がり落ちて

大打撃を与える


そんなことが

あるかもしれないからね


どこにいたって

自分で守るペース


そんなのを少し持つというのも

また大事なことかも


2022/11/05

軽口

軽口

それはこっけいで面白い話。

もしくは

前後のみさかいもなくしゃべってしまうこと。


…ふむ

呑み助の界隈では「軽口をたたく」ひとにしばしば出会う


それはトロントで出会った

移民1世の方のなかにも

似たような気配を感じたひとがいた


昭和期のど根性物語

高度経済成長期やバブル全盛期

Japan as number oneだったり

そういったものを経験してきた方々の

気概というのか

ノリ…みたいなもの

(そこにはイジメや男尊女卑みたいなハラスメントもある程度含まれる)


なるべく

そういう言動をする人は

そばにいないようにしてきた


あれは軽口というのか?


思ったことをすぐ口にする


歯に衣着せぬから

おもしろい


もしくは


それ自体がポジティブな発言

それならばいい


それだけじゃなく

下世話なことや、野暮なこと、

誰かを傷つけるようなこと、耳障りの悪いこと、

相手のことを気遣っていない遠慮のない質問や

三流週刊誌みたいな私生活をあさろうとする質問の数々

時にはなじり合うように言葉を交わす



社交場において

気さくな会話をしようとか

そういうふるまいをしていたいという

気持ちがないのか


それとも

その話がおもしろいとでも

思っているのだろうか


たのしい会話というのは

そんなところから生み出すものではないと僕は思う


しかし問題は

未だにそれとのうまい向き合いかたを

身につけていない自分自身だろう


2022/11/01

弛緩の時間

力を抜く夜に

残っているわずかの力と

しぼった脳みその残り

 

嫌いじゃないかもな

この身体にのしかかる


疲労感のような

達成感のような

安心感のような


弛緩


この時間にようやく

ゆっくりと時間が流れるようで


きみもそうかい?



一生に一度の

無茶な申し出を


一生に一度の

大きな嘘でかわしたひとよ


その代償を

しっかりと受け入れて


守り切るんだよ


あなたが

選んだ道に


今見えている


大切な

宝物をね



2022/10/30

飛び込んでいこうよ

ふと意識して

日付を眺めれば 

10月が終わる


一年前の今頃じゃあ

全く想像できなかった日々


想像できない日々が

きっと待っている


そんな風に

言い聞かせて


八方塞がりの道へ

飛び込んでいたっけ


不安定なままでも

なんだか

嬉しいことがあったり


穏やかな

気持ちになれるのは


そうやって

飛び込んで


真摯に向き合ってきたから


そう信じている


いつだって

痛みを伴いながらも


真摯に向き合い

暗い中でも

前向きなエネルギーを


探して

信じようとする人は


さまざまな形で

報われることがある


自分もそうでありたいし

そうある人を

応援したい



さて、

ようやくアルバムが

整ってきたので


配信の準備へと入ります


準備ができたら

お知らせするので

ぜひ聴いてくださいね💖



2022/10/27

外にでよう

静かな部屋で
静かな空間で

外の景色は

緑に囲まれて
風と太陽を感じられて

穏やかな時間が流れている


そんなとき

どうして少し
不安になるのか


活字の上を
目が滑り

頭に浮かび上がるのは
曖昧なままのやりとり


たまらず僕は
外の空気を吸おうと

その静かな空間から飛びだす

見えていた緑
風や太陽

それだけじゃなく

その緑の匂い
周りを飛ぶ小さな生き物
鳥たちの声
周囲を走る車の音


優しい風の冷たさや
その風が枝葉を揺らす音

降り注ぐ太陽の温かさ


そんなものを感じたとき

少しだけ
心が解き放たれた


あなたなら
もうちょっと

心を軽く
できるかも
しれないのにね

2022/10/26

夜に佇む

忘憂之物
眺めながら

ちびり

よもやまの
思い浮かぶことを
言葉にしないようにと

ぐびり


日々を
忘れ続けることに

一生懸命なひとは


これ以上
なにを忘れようとするのか


大切なこと
忘れずにいられるかな


もう覚えていたくても
忘れていくことが多いのに

このままでも
なんの問題もないと
感じているならば

それはなにか
肝心なことを

すでに見落としているような
もう忘れてしまっているような


どうしても
忘れられないこともあるけど

忘れたくないことや
当たり前にしたくないことは

覚えておく工夫や

思い出し
改めて噛みしめる

そんな瞬間を
設けてみるのも

いいんじゃないかな


死ぬときに
満足できる

大切な要素の
ひとつだもの

2022/10/16

どうして

どうして

どうしてそうなの


ボクがほしいもの

それちょうだい


キミがもっているから

それちょうだい


だっていますぐ

ほしいんだもの


ボクのひみつ

だれにもいわないで

ボクがいいってときだけ

だれかにはなすから


キミがほしいもの

それもうおしまい

だってそれ

ボクがすきじゃないもの


ボクがいいよって

いったときだけ

なんでもしていいよ


そうじゃないときは

ボクのいうとおりにしてて


ボクちょっと

あっちいきたいから

ちょっといくけど


キミはちょっと

そこでまってて


もういいやって

おもったら

よぶから


あれ

どうして


どうしてきいてくれないの


どうして

どこかへいっちゃうの


どうして

ひみつにするの


どうして

どうしてそうなの


キミはほんとうに

…ひどいんだ


------

冷たい世界は

種の殻を硬くして

錆びかけの扉から

取っ手さえ落とす


持っているのは

城じゃない

それを作るための

小さな石や砂


優しく重ねずに

投げたら

どこかへと

転がって飛んで


塵となる



2022/10/14

創造

優しい音色が響く
その向こうに

あなたが
いますように


穏やかな光に包まれ
歌が聴こえる
その先に

あなたの
笑顔がありますように


誰かの手によって
形を成すものが

つくりもの
ではなくて

暖かい心が
入っていないとき

赤黒く脈打つ血が
通っていないとき

その言葉や
響きや
外側に表出するものが


無機質な
容れ物のようになる


僕の手や
君の手から

紡がれるそれが

有機的なものとして
あなたに

届きますように


何かが動いて
何かがうまれる

新しい日々から
新しい
何かがうまれる

2022/10/09

食欲の秋

いい香り

食欲をそそり

気持ちが高揚する


食欲の秋

今夜のアテはせせり

もうすぐ木々も紅葉する


振り返っても

あのとき経験した景色は同じ

いずれ見え方は変わるけど

残った形は何も変わらない


少し塩っ辛いから

お猪口をグイッと傾けて

混じり気のある気持ちを飲み込む



なんてね

自由に
生きてね


涙を流す
日々を終えたら


もうすぐ
笑いが溢れる


笑いが溢れたさきに
もう一度出会う

むずかしいことも
乗り越えられるような


穏やかな日々が
きっと
やってくる

2022/10/07

挑みたい

知らない世界に
飛び込むのは

勇気がいるのさ

たとえば同じ場所にいても

やらなかったことを
やってみることも

知らない世界に
飛び込むことと一緒さ


それでも
やってみたいかな

やってみようかな

飛び込んだらどうかな


そんな風に
思えるなら


きっとそこに
なりたい自分がいる

こうなったらもっと
好きな自分に会える


どこかで
頭のすみっこ
奥のほうで

それを感じているんだ


あなたは
なりたい自分が

いるかい?

2022/10/02

退屈しのぎ

退屈なひとは
噂話に忙しい


テレビを見ては
他人のする
幸か不幸のものがたりに
あれやこれやと口をだし

自らのことを棚に上げて
磨くことも忘れてしまう

そんな思考停止に
慣れすぎてしまえば

隣の芝は
より青々と見えて

周りにいる人すら
テレビの中の人みたいに

安全圏から眺めて
ああだこうだと
好き勝手にものをいい

またしても自分のことだけ
テレビの外

関心がありそうな顔をして
実のところ
そこまで関係はないのだと

その人のために
喜んだり、悲しんだり
祝福や同情や賛辞や尊敬
より添う心も
どこかへ置いてきぼり

週刊誌をめくるように
気になるところだけ
つまみ上げて

気がつけば
デリカシーのない言葉で

ついには
知りたいことや
言い放ちたい言葉だけを

相手の気持ちも考えず

無作法に投げつけなさる


そいつはちょっと
粋ではないね


ああまさしく
退屈なひと


人間に興味があるひと
そんなふうではないよ


他人に興味がなさすぎるひと
それは考えものだがね


テレビよりも
自然を見つめているほうが

たくさんの変化や
発見があって

心が喜ぶと思うな


そして
それを分かち合えるひとがいるほうが

豊かじゃないかな

2022/09/30

ドラッグ

またしてもやられた
まったくあいも変わらず

この「期待」というドラッグから
未だに抜け出せていない

そんなもの抱いてばかりいると
何ひとつ
いいことはないのに

ちょっと味をしめると
なかなか脱するのが難しいんだ

そのわずかな量のドラッグで
離島にだって飛んでいってしまう


ここじゃない ここじゃない
進みたい道は この道じゃない


まったくしょうがないこと
言ってばかりいないで

頭を使うなら
別の方向へ

もっと
挑んでいこう



理想の自分に
挑戦していこうよ


そうやって
塗り替えられない
過去よりも


前を向いて
進むのがいいね

2022/09/23

頭が

ひとつのベクトルに

強めに引っ張られるとき


違うことをすこし

考えてみたくなる


そんなのも

至極人間的なことと

言えるかもしれない


365日前には

まったく考えつかなかった


そんな出来事が

少しずつ訪れて


日々の生活に

変化が起きている


当時望んでいたものや

思い描いた形とは違うけど

「予想していた通り」に

「考えもつかなかったこと」が


また僕を少しずつ

形成していくのですね


それが

生きる

ですかね


羊飼いのように

望むかたちがあって

導かれるように進めば


目の前のものではなく

めぐりめぐって

本質的なものへと

たどり着く


そういうものかも

しれないね



2022/09/20

Happy for you

昨夜は良い夜だった

音楽が大好きなひとが集って

楽しいことが大好きなひとが集って

久しぶりのライブ

有観客のライブさ


馴染みの人々と

気のおけない仲間と


気をつけるとこ少し気をつけて
やれること全力でやったよ


みんなとても楽しそうだったし
自分自身もとても楽しかったし
お店も喜んでくれていたし


三方良し
そんな風に感じながら


夜の閉じかたも
楽しめたんだよな


僕は嬉しかった


あなたは
それを
喜んでくれるかい


例えそうじゃなくても
何ら変わりはしないけど


ただひとつ
そういう空間があった

そんな夜があったこと

これもひとつ
僕の大切な一ページ



2022/09/19

そらみろ

空見上げれば
雲勢いよく流れていく

頭の中の
もやもやもくもく
そんな暗雲も

こんな風に
さっと流れていけば
いい塩梅かもなあ


そうして日々
晴れたり曇ったり

遠くに浮かぶ
あなたのこと思ったり

届くはずもない
望みを願ったり

今という時間を
噛み締めて

脇を締めて

柔軟に
認めて

揺るがないように

確かに歩を進めたい


僕はちゃんと
前に進みたい


それを忘れちゃあいけない


2022/09/17

いいのいいの、大丈夫

期待しすぎれば
落胆をしすぎる

大きくふくらめば
大きくしぼむときがくる

そんなはずないって
そんなことないって

大丈夫だって
きっと大丈夫

ただただ
楽しんでいれば

そのうちなにかが
どうにかなる


ただただ楽しむだけって
そんなに簡単じゃない

楽しいことだけが
すべてを解く
答えじゃない

だからこそ
どういうときに
楽しいほうを選択するのか

その選択のときを
見極めることは
重要

考え過ぎということはない

それは最後まで
選択をしないというときだけ


よく考えて
素早く選択する

それを引き続き
練習するだけ


大丈夫だって
きっと大丈夫

そうなるように
ちゃんと向かって行こうと
少しずつでも
歩みを続ける限り

きっと大丈夫

2022/09/12

また来たときでいいよ

とある日の午後
街の中華屋さんにかけ込む

ちょっと所用へ向かう前に
腹ごしらえをしようという思いつき


街中華が
ある種の風情を持ち始めた昨今

ある意味で
心地のよいアクセントの日本語を聞きながら

本格(街)中華を嗜むお店

二階へ通されて
ランチをオーダーして
ワクワクしながら料理を待つ

そこで気がつく


財布はどこだったか


気がつけば
財布も持たず
外へ出てきていた

今日日の買い物は
それでもなんとかなることが多い

携帯電話と
エコバッグがあれば

買い物は事足りる


なんてこともしばしば


だが
飲食店では
そうもいかないことも
まだまだある


慌てて階下へおりて

店主へ尋ねる
現金以外の支払い手段


残念
カードは財布のなかにある


事情を説明し平謝り

すると店主がいう

「ああ、いいのいいの。また来たときでイイヨ。」

「え?」


いやいや、街中華でツケを許してくれる人がこの国にいるのか?

しかも常連ならまだしも、こちらは見知らぬただの一見さん…


隣駅に住んでいるから
財布を取ってくると言っても


いいからいいから
ホントに


そういう店主


生まれてはじめて
街中華でツケ払いにしてもらってしまった


申し訳無さで
店主は「今度来たときでいい」と言っていたが

その日の夕方には支払いにお店に戻った


すると店主は
「ああ、そんな、いいのに。ホントに。」
と言いながら

僕に缶コーヒーをなぜか渡してくる

迷惑かけているのはこっちなのに…


「お釣りも要らないから」
せめて数百円、手間賃を渡そうかと思ったが

「ダメダメ、受け取れない。ちゃんとお釣りあるから」
そういって小銭を僕の手にねじこむ


貸し借りを
トントンにする隙間も与えない

この身のこなし


うーん…
見事だった


コレは改めて夜にでも食事に来よう

そう胸に決めた日だった


気持ちの良い人間と向き合えると
心が少しスッとする

そんなことってあるね

2022/09/08

移り変わり

夏の終わりに
歌が流れる

恋の終わりに
涙が流れる


愛の終わりに
優しさが溢れる

今生のお別れに
慈しみと祈り


季節は変わる
少しずつ変わる

重ねる時も
少しずつ変わる

時間は
同じように流れ

その上を歩く
私もあなたも
同じように
変わり続ける


やがて訪れる
気付き

新しいと思える
瑞々しい心


新たな日々の
はじまりに
胸がわき踊る


そうしてまた
穏やかな時へと

自然と同じように
ゆっくり
歩んでいく

2022/09/02

正直者の勇気

少し怖くても
嘘はいわない

ちょっとだけ
嫌がられるよりも

本当のこと隠して
そのあとで
隠し事がわかれば

もっともっと
嫌がられるんだよ


その時はもっと
怖くなる


だから
できるだけ

風船が
小さいうちに
手の届くうちに


少し怖くても
手を伸ばし

勇気をだして
触れてみる


あとで
より大きな
安心につながるから

2022/08/28

新しい8月

知りたいのは
これから先の物語


胸が
わくわくするような

心が
ほっとするような

そんな瞬間を
重ねていきたい


これまでの物語に
耳を傾けて

胸に
碇を
優しくおろしたら

これからの物語を
紡ぎだす

そして
小さな芽が
でてきたら

大切に育てて 

少しずつ
実のなる
木に育てる


その準備が
できる頃

また一つ
物語が
うまれる

2022/08/25

雲がかり

何かあれば迷う
思い通りにいかなくて

望みの通りに
行くことのほうが不思議なのに

期待通りにいかないのは
期待を抱くからで

少しの隙間から
噴出するものは

暗雲を
つくりあげる


迷いは

不安は

真剣に
思い悩むがため


もくもくと広がった雲は
風の流れが変わって

ゆっくりと晴れていくこともあれば
しばらく停滞する場合もある

風を操れなくても
その風に任せることが
できるといいんだ


そうすれば
隙間から
太陽が
顔をのぞかせる

まぶしいほどの
光を放って

光を
遠くまで
届ける

その光に包まれたら

迷いも
晴れるだろう

2022/08/18

月のように

染み込んだ奥深く
哀しみの轍

それを
埋めようというのではなく

その上に
優しく重ね合わせ
力強く織り込んだ

願い


それを
大切にしたい


なんだか
あの時みたいな


靄がかった気配は
風と太陽に

すべて
飛ばされたような


あなたが
太陽なら

わたしは
穏やかな光を


月のように
そっと


自然なかたちで
ありのままで

2022/08/14

風の言葉

ありえないこと
思い描いて

そんなわけないかって
振り払う

少しだけ見えた
その隙間から
ありもしないことを
想像して

そんなまさかって
心の隙間に
開けた扉を
もう一度閉じる


例えば
ちょっとした勘違いや
偶然の一致で

その隙間に
何かが入り込む

軽やかな風が
流れ込むように


その刹那
ふわりと薫る

優しい風に
身を任せると

理由も分からず
胸が踊るとき


あなたは

恋に落ちる

2022/08/11

伝えなくちゃ

話がしたい
伝えていなかったこと

言葉に乗せて
思いを届けたい

そんなときは
たとえ上手じゃなくても

大切なあなたに
大切なことを伝える


なにがなくても
届くならば

言葉など要らない


伝えたいと思うひとは

できるだけ深く
理解したくて
理解してほしい

そんな人なのだろう

期待を持ってしまうこともある
意図せず期待を裏切ってしまうことも

それでも期待に応えたり
それ以上のなにかで応えたとき

そのときはじめて
信頼がうまれる


2022/08/07

かけてみる

選ぶ道は
選べなかった道

選ぶ道は
選ばないほうがいいかもしれないと
一度は考えた道

それでも
選んだ先に見たい景色


選んでみないと
分かるはずもない未知の世界


その可能性に
膨らむ胸


理由はよく
分からないけど

何かが
胸の奥で鳴る


そこに
かけてみる

そこに
飛び込んでみる


そして

新しい道の
扉が開く

2022/08/06

ごりやく

そういえばかみさま
ご利益って
いつもどうしてるの?

みんなに
同じように
同じタイミングで

与えるのは
むずかしそう


それでも
届くひとには
届いているもんね


今日は誰にしようとか
このひとは
ちょっと困っているから

お願い聞いてあげようとか

力を送ってあげようとか


そんな決め方があるのかな



なんか

もしかして


最近
…くれた??

2022/08/03

調子が合う

自分の調子が
いつもいつも
同じく一定でないように

誰かの調子もまた
ひとりひとり違う
みんな物語の主人公で

みんなそれぞれの
バランスや
バイオリズムがあったり

天命や
工夫や努力
業やなんか

それぞれあるんだ


だから
会えないひとに
会えたときは嬉しい

もう二度と
会えないかもしれないあなたが

連絡をくれたことも嬉しい

会いたいと思うひとがいて
そのひとに会えること

共に時間を過ごせる
好きなひとたちがいることは嬉しい


僕たちはまた
意志を持って
運命を交差させる


それを選択したからこそ
また会うことができたり

あなたを頭に
思い浮かべることができる


日常に起きている
そんな想いの交換が

すこし素敵なこと
だったりする

2022/08/01

ちょっとそこまで

思い付いて
たまらず飛び出す

道路には
飛び出さないように気をつけながら

心はピョンと一歩前へ
わくわくする方へ


それが行動するときの合図


失敗の選択もあるけど
思っていた通りにいかないこともあるけど

最後には
穏やかな
風と水の音

それから
すべてを優しく包み込むような空の色


それがあったらもう

あ、良かったじゃん

なんて思える


少しおびえながらも
少し飛び越えて

取り返せてきたかな


もう少しここにいようかな

いや
ゆっくり帰るのもいいかな

2022/07/31

7月が終わる

ちょっと心が一段落して
緊張と緩和でいうと
緩和のほうへ振り切ることができる

そんな1〜2週間が経った

週末を良いことに
なんだか余計に眠ってみたり

音楽を奏でたり
聴いたりしながら

ダラダラと過ごしてみたり

気の合う仲間と
時間を過ごしてみたり

そんなこんなしながら

気が付けばもう
7月も終わりか


時は流れていくんだね


噛み締めながら

過ごしていかないと

あっという間に
終わっちゃうな



8月は
音楽的にも

一歩進みたいと思う


なんか、そろそろ
海でも眺めたいな
(いや、山もいいけど虫が多そう)


2022/07/30

いいソファだね

何気ない瞬間

画面越しに
友人がいう


「そのソファいいね」

後ろに映りこんだソファ


咄嗟に返した言葉

「いやあ
ただの安モノだよ」


すっかり

必要もないのに

卑下することが
できるように
またなってしまったか


こういうのを
あなたが好きではない
表現方法でいうとこうなる


しごく「日本人的」な
受け答えなのである


誰かが褒めてくれたときに

「ありがとう」
と返す

気に入って(いるからこそ所有して)いるものを

褒められて

共感を喜ぶ
その感覚こそ

大切にしたいこと


受け止めた
その共感を

あえて自ら
下げるような発言は

できれば避けたい


「その腕時計いいね」
「あなたのシャツ素敵だね、どこで買ったの?」

「ありがとう。コレはね、〇〇というところで買った…」

そんな会話が
見知らぬ人同士の隣り合う

地下鉄内で
自然と起きる

トロントの街の人々を
少し思い出して


我が身を省みる


2022/07/29

優しさ

優しい人が
突然のお誘いに
付き合ってくれた日

優しい人は
突然の誘いに
付き合ってもらって

本当に優しいことは
どうあることなのか

そんなことを
話しながら

優しいハーモニーが
心を満たす夜


問題は
いつかうまれる

それを解決しないで
放置しておけば

いつか膨れ上がって

放置していたことの
代償を払うことだってある

必要になる決断

決断は
判断力
瞬発力
そして強い意志


本当の優しさには
芯にある
強さが
原動力にないと

大切なひとや
物事を

大切にしたいとき

大切にするのが
難しい


そして嘘は要らない
嘘が必要なのではなく

本当のことを伝えるための
表現力
ユーモア
勇気と愛情をもって

そこにかける誠意

淀みのない姿勢

それが足りないときに
嘘で
埋め合わせようとする

そんなことがある


本当のことを
優しさをもって

大切にしていけたら

魂が
喜ぶような

そんな日々にしていける
僕はそう信じている

2022/07/27

まだ知らない

君はまだ
知らない


その胸の
矛先を

もやもやが
消え失せるすべを


なんとか
自分だけが

得しようとするやつの

詭弁を聞かされたり

自分のその時の気分を
ただただ

一方的に主張するひと

人の痛みなど
知る由もないやつの

軽口や

無作法という
作法も

他人の評価に忙しく

自分好みにしようとすることを
君のためだとか言ったり


刃を刺しにかかっておいて
刺しかえされた途端
被害者のように大袈裟にふるまったり


あなたみたいに
言い訳をつくって

本当のことを
伝えてくれないときも


たまにさ

うんざりだなって
思うんだよ


短い時間だけ

そう思ったら

また気がつけば


そんな感情忘れられると思うけど

2022/07/26

何もないという気付き

何もないぼくが
何もないなりに
根拠のない自信をもって
過ごせていたのは

あなたという存在があったからでね

たまたま乗り継ぎで通りかかった
山手線の駅に
何年ぶりかに降りたとき
そんなことに気が付いた


そんなことも知らなかったのに

そんなことも知らなかったんだよね


まったく僕は
未だに知らないことばかり


ようやく気が付くようなことは
きっとその当時は
確信がなかったことなのさ

確信がなくても
飛び込むような選択

たくさんしてきたはずなのに


肝心なやつは
それだからこそ

選択しきれなかったのかもね


またそんな風にして
ようやく解明して

ようやく紐を解いて

何がダメだったか
分かっただけでも

いいじゃないの


そうやって
歩くしかないんだもの


川がまっすぐのびるとき
空はいつもより
広く見える

2022/07/24

放ちたいエネルギー

深い悲しみを
過去に経験したひとは
優しさを持ち
強くなる

本当の愛を
知っているひとは
その瞳の奥に
芯をのぞかせる


その人が放つものは
単純な作り笑いの世界ではなく

良いものも悪いものも含めて
それでも
善を信じることで

世界を肯定的にとらえる

幸せを分かち合うエネルギー


その真意や理由は
言葉にしなくても

なにも考えず
偽物だととらえるには
浅はかかもしれない

それほど奥に
深みがあるということ


そのエネルギーを放ち
共有することで

生まれる波長

「あなたにも
もれなく届けたい」


きっとそんな思いを胸に
だれかに与え続けている


そういえば
近くにそんな人がいるな

言葉にできるけど
感覚のほうが勝って

言葉よりも圧倒的に
明快なメッセージが


共通して
その笑顔にはある


それは与えるエネルギー
無条件に
誰かに差し出す
あなたから
一言目のメッセージ



2022/07/22

毒針

毒牙にかかり
ふわふわり ふわふわり

血が少し足りなそうに
ふわふわり ふわふわり


傷痕を残す
君は魔性

お腹を満たして
次は何処へ


これが生きる術ぞ

これが生きるということ

ならば
喜んで我が身を差し出そう


私はそんな
高尚な存在ではない

とはいえ

虚ろな悦びばかり
捜し求める

私はそんな
低俗な存在ではありたくない


それにしても
その深淵に
わずかに触れたとき

悲しみを知るひと
人間という大木

その年輪は
大きな意味を持ち
力強い曲線を描く

そして
喜びの深さもまた
奥まで行き渡り
感じることができるもの

そんなことを
ふと思い出した


抜けない毒針

二本の脚に遺る
温かい夜の痕跡


ふわふわり
ふわふわり

2022/07/21

挫折

時に訪れる

どうしようもない

そんな状況


少しでも
よくしたい

もしくは

望む形は他にあるのに


そちらへ進むことができない
何かしらの原因で


そんな時

できることは
なんだろう


時にそういう状況は
必ず訪れる


自分がとれる
選択肢は少ない

望むと望まざると
その結果が訪れてしまうとしたら


できることは
次に同じような状況がきたとき

どう対処するのか

もしくは同じような状況が
できるだけ訪れないように


そのために必要な準備や
一度状況を受け入れる
心のしなやかさ


予防策か
解決策を

持ち合わせることができるか
ひとつ、またはそれ以上に多く持つ

そういうことなのだろう


結局状況を招いたのが
「自分」である場合は

できることは
「自分」自身に対してのこと


それしかない場合がほとんど



苦手にぶつかってしまったとき
挫折を経て抱く悔しさ


それをもって

次なる挑戦へ
備えよう