この編成は、今までに一度もライブをやったことのない編成で、自分としても少し実験的な要素を含んだライブの回となった。
ベース: キック
パーカッション: 松井リカ
フルート: カシワギ
という編成で行った。
キックはもう多分知り合って10数年になるのだが、ここ数年(僕が再び東京でライブを行うようになってから)度々サポートを引き受けてくれている。
他のメンバーは今まで一度も音楽で交流をしたことがなかった。
カシワギさんには、以前に銀河スープとのライブで対バンとして共演し、その時に言葉を交わして以降、全く連絡を取り合ってなかったし。リカさんに至っては、演奏すら聴いたことがなく、ただ初めて会ったときの話が盛り上がって、「あ、この人おもしろいな」というのが最初の印象だった。
そこからの共演というのもあり、はじめてみんながリハーサルで顔を合わせたときにはいくらかの緊張感はあったものの、演奏しはじめた途端になんというか…合点がいった感があった。
それくらい「しっくりくる」アンサンブルを、初めてにも関わらず演奏することができた。
ライブの日の夜は、そんな興奮もあってか、ライブが終わって帰ってからもなかなか眠りにつけなかった。
この盛り上がりはまるで片想いでもしているかのように、ワクワクするような、ドキドキで、次が楽しみになるという感覚だったので、自分でも少し驚いた。
(後で観た動画にはたくさん反省の要素もあったのだけど)
そんなライブを経て、今月は立て続けにライブをこなしながら、14日でいよいよ年内の最終日?を迎える。
この日はツーマンでゆっくり演奏してみんなでゆっくりする時間を作りたい。それが終われば、残りの日程では年末に向けて音源を仕上げる体制にしようと考えている。
バンドの編成に手応えを感じていたのは僕だけではなく、一緒に演奏してくれたメンバーも良い感触を得ていたようなので、このスタイルで1月29日に決まっているライブでもやれるように現在調整している。
2019年の終わりに、2020年のスタートを感じれるというのは、もしかしたらすごい良い流れといえるのかもしれない。
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