僕の産まれた時間は深夜だったそうな。
先日久しぶりの(?)誕生日を迎えて、遠くから近くから、上から下から横からなど各方面の人々にお祝いしてもらった。
そりゃあもう嬉しかった。生きているだけでそのことを肯定されているような、それに限りなく近いありがたみを感じた。こちとらお父さんとお母さんによってこの世に生を授かり、そこからはもうほとんど流れるように、そして自我に目覚めてからは負けて学んでまた戦うように、そんな風に生きてきただけ。
最初はただ生かされるように、
そして途中からはただ自分のために、
そうやって生きてきたと思う。
誰かのために生きることができたらなあなんて思うこともあるけど、なかなか難しいんだ、これが。人間の基本的な機能は自分のためにできているし、どこかでその原則が働けば制御しなくちゃならないし。もっと難しいのは誰かのために取っているつもりの行動も、本当の意味でその人のためになっているかは分からない。結局その成果を測るモノサシですら、その人の価値観で形成されている。
もしかしたらAのためにイイコトは、Bにとってイイコトじゃないかもしれない。
そんな風に考えだすと僕らは優先順位をつけているだけで、根本的に自分以外の誰かのために生きるというのは難しいのではないかと思う。
それでも人間単体で見たとき、やっぱり優しい人は優しいよね。なんでかな、そこに芯があって、心があるからかな。
それすらも誤解かな。
優しい人になりたいな。
今年は幕開けから、目まぐるしく過ぎていっていて、例年みたいに新年モードを噛み締めながら誕生日を迎えて…なんていう隙間がなく、且つここ数年あった忙しさとはまた一味違った類の目まぐるしさで、あっという間に最初のひと月が終わっていく。
今年はなんかそういう、
色んな変化がありそうな年なんだ。
環境も、僕自身も、もっともっと変わり続ける。
変化を歓迎して、自分の成長にかえていきたい。
大切な人々や物事を大切にしながら、
音楽がいつもそこにある生活を。
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