Mellow Symphony Official Blog

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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2024/10/02

おっちゃん

街ゆけば 

おっちゃんに出くわす


どこかの誰かに向かって叫ぶおっちゃん

すれ違う人に端から「小銭くれ」と話しかけるおっちゃん

半裸で走るおっちゃん

半裸で自転車に乗るおっちゃん

交差点で鳩の群れに餌を与えるおっちゃん


自転車で小道に入りこんだとき

この先行き止まりかな~と思いながらとりあえず突き当りまで進んでみたら

「ここの脇から別の通りに出れるぜ」と

突然話しかけてくるおっちゃん


突然の雨が降ったとき

駅で立ち往生している様子の身なりの整ったお姉さんに

一声かけて傘を差しだしていった

(自分の生活もままならなそうな格好をした)おっちゃん


いろんなおっちゃんに出くわす

人びとの暮らし


※写真はケルンの街


ケルンでは路面電車のなかで演奏して小銭を稼ごうとするおっちゃんに2回出くわした。(2回とも同じ曲をうたっていた)

2024/09/11

初めての病院

ちょっと病院へお出かけ。
トロント(カナダ)は日本の医療制度と違うのでなにかと知らないことが多い。

今日は初めてのFamily Health Teamへ行ってみた。 

前に住んでいたときに一回Walk-In Clinicへ行ったことがあるが、こういうところは初めて。

ここでは一般的にはFamily Doctorを持つのが最もポピュラーなスタイルだと聞く。
要は町医者なのだけど、ちゃんと申し込みをして自分の専門医になってもらう必要がある。そうすると、先祖から子孫までカルテや個人的な細かい情報を同じお医者さん(たち)に理解してもらえるので、より細かな診断をしてもらえたり、その人にあった診療を受けられるのだとか。

ただし、人口過多になりつつある現在のトロントでFamily Doctorを見つけるのはとても難しいと聞く。医者もマンパワーに限界があるのであまりたくさんの患者を取れない、というか取らないらしい。

そうでなければ以前に行ったようなウォークインへ行くことになる。別にウォークインへ行くことが悪いわけじゃないと想像するが、自分の細かな情報をよく知らないひとに毎回診てもらうのは心配だとか、(持病やアレルギーなど?)都度都度説明しなければいけないことがあるだとか、不安材料が多くなるらしい。

そこで友人にオススメしてもらったのが、Family Health Team。一つの施設にお医者さん、看護師、理学療法士、薬剤師とかなんか色々なフィールドの方々が1ヵ所に終結して、地域のひとびとへ包括的な医療を提供する…という仕組みらしい。

なんか、町医者と大学病院の間みたいな感じかな?よくわからないけど、「オールスター感」があって良さそうだ。

ここでもやはり患者としてまず登録が必要。
しかも指定地域内に住んでいないと登録できないらしい。

ということで、比較的近くにある病院へ申込用紙を提出。
ここから審査があって、数週間後に先方が患者として受け入れてくれるかどうかを返答してくれるらしい。


特に現時点でなにか医療を受けたいわけではないのだけど、こういうのは転ばぬ先のもの、必要になってからじゃ遅いからね。


さて、どうなるか。
病院の前のベンチには月桂冠。こいつぁ、縁起がいいね。


2024/08/23

Yui Sakamoto

友だちが死んでしまった

遠くに住む友だち


僕らは一度会って

それからしばらくした後

テクノロジーの進化のおかげで

また連絡を取れたり

近況を知ることができるようになった

いわばその程度だったけれど


大切な時期に出会えた

大切な瞬間を分かち合った

僕には特別な人だった



唯くんのばかやろう


なんだよ

死んだら終わりじゃねーのかよ


かわいい子供たちや

えなちゃんはどうするんだよ


さんざん好き勝手言って

さんざん好き勝手書いて


真摯に向き合って

良い画、描いてたじゃないか


ばっかじゃねーの


穏やかな顔していないで

じゃっじゃっじゃって


笑って

そこから出てこいよ


もう一回

画描いてくれよ



もっと無理にでも

会いに行けば良かったのかな


忙しくなったユイくんを

無理やりでも捕まえて

「約束通りジャケ写描いてよ」って

コラボしたら良かったかな


マドレやパドレや

兄弟はどうしているんだろう



唯くんの冒険好きなところと

その優しさやユーモア

絵に対する情熱や

家族に対する愛情や


一緒にテキーラ飲みながら

夜更かしして

二人で話したあの時間や

頂いた絵やギター



これからも大切にするよ


いいでしょ、別に。

なにも変わらずに、今まで通り

そうしたいだけなんだから。



友だちが死んでしまった

遠くに住む

大切な友だち


もう会わない人よりも

もう会えない好きな人がいることを自覚するのは


やるせないもんだな


くそ

死んでどうすんだよ


メキシコらしく

スカルになって起き上がれよ


これも一つの

実験的なアートでしたーって

笑ってくれよ



今日はずっと

唯くんのことばっかり思い出していたよ