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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter Mellow Symphony's Blog

2024/11/16

誰を守りたいか

選挙の話題をここのところよく目にする

日本では先月衆議院選挙が

そしてアメリカでは大統領選挙があった


もうすぐカナダでも次の首相を決める選挙があるそうだ

(僕は選挙権を持っていない)


先の衆議院選挙ではあいにく在外選挙手続きが済んでいないため

投票をできなかった


むむむ、くやしい

(そして在外投票の手続きはあいかわらずまどろっこしい…もっと簡便にならないものか)


とはいえ選挙期間中は自分なりにあれこれ考えながら

ソーシャルメディアから飛んだりしてあっちこっちの情報や言い分を見たり聞いたり読んだりしていた


僕は政治信条を一般の人同士が戦わすことには消極的だ

みなそれぞれ違う立場だし、選ぶ情報の次第である程度左右されることもある

「誰が一番正しい」とは言えるものでもないのに対し

討論はそういうやり取りになりがちだ


政治家についてあれこれ言っても

最終的に選べるのは本人だけ(一人一票)だし、そこが公平でもあるように思う

なによりもどれだけ内情を知ったつもりになっても

深読み、憶測、バイアス、噂なども含まれやすく

当事者になるのは難しい

(組織票や賄賂等で左右される人はほんとに考え直して欲しいが)


当人の立場によって見える景色は違う


そして

よほどの専門家であっても国を良い方向に導く解決策が

どれが一番有効となり得るのか言い当てるのは難しい



以前は政治に対してもっと無関心だった

スーツを着て国会へ出勤するひとたちはみな「プロフェッショナル」だと思っていて

「その人たちが言うのだからそうなのだろう」とか

「素人には分からない事情がきっとあるのだろう」などと考えていた


だんだんその考えは変わっていった

国会での紙を読むだけのやり取りや

会話にならない質疑や会見でのやり取り

居眠りや不正、導入される新制度

表にでてくる言動(として取り沙汰されるもの)


それらを見ていると、「え?」「あれ?」「なんで?」から

「それはないでしょう」「いや、ちょっと待って」「てか、ふざけるなよ!」

なんていう風に感じることが次第に増えていった


それでも素人目であることには変わらないのだけれど



品行方正

聖人君子


僕の見立てでは、スーツを着て永田町へ行く人たちのなかに

そんな人はいないと思う

僕らがそうでないように

彼らも同じ人間である


ものすごく頭の回る、悪い人たちも中にはいると思うが

面と向かって話すと「実はいいやつ」みたいな人も多いと推測している


みな政治家は

誰かやどこかのコミュニティを代表し

その「誰か」たちにとって、良いことをしようとしていると思う


自分にとって大切な人たちを大切にしたい

守りたい、幸せにしたい

こう思うのはごく自然なことである


その時、その人は

どこを向いているのか

「誰を守ろうとしているのか」

それが行動から垣間見えるのか


その部分が大事だと思う


僕は自分が大切だと思うものやひと、

それらを大切にしてくれる人たち

そういう政治家を応援したい

(結局公約や国会内外での言動、政治責任ってことだよね)


あなたが嫌うひとや

あなたが名前を書いたひとは


どこを向いている?


それでは聞いていただきましょう。

HiGEで「首謀者に告ぐ

(政治のことを考えると、この曲が頭に浮かびがち)


2024/11/07

勉強期間

なにを隠そう、(オンライン)大学生である私。

いよいよラストイヤー、4年生。そして後半戦である。


年4回ある試験期間のうち、4年目3回目の試験期間ということで、

1...5回目のこのしばし机と向き合う期間。


息抜きをする隙間も多少はあるんだけど、

仕事やなんやかんや外せない予定と重なったり、

自分の理解が追い付かず真夜中までかかったり、

なかなか脳みそを稼働させる必要がある。


そして、勉強の進み具合は蓋を開けてみないと分からないから、

ライブや人と会ったりなど、なにかの予定を入れるのも注意が必要。


結果、大抵ほとんど家にいて、夜になってようやくその日の目標へ到達し、

初めて外の空気に触れて、ふーっとひと息…ということもしばしば。


「自粛」とか「ステイホーム」みたいなことが強く言われていたときに

このままいつまでも無駄にじっとしているわけには…と思い、未来に向けての「バネを引いて(もしくは縮めて?)その反動を力に変えるような」その準備のつもりではじめた大学生としての生活。

そしていつからか心の奥底では叶えたいと思っていた学生生活(もちろん、当初想像していたものとはだいぶ違うが)。


今となっては、もう少し早くスタートしてても良かったのかも…?と思わなくもないが、これはこれできっと良かったんだろう。

4年のキャンパス(に行かない大学)ライフの間にいろいろあった…。大きな変化がいくつもあった。


学びたいと思える、興味がわく世界のはじっこを少し覗き、

高校生の頃からも苦手だったワケのわからない数式の数々に頭を抱え、

時代の流れのおかげでYouTubeやAIに知らない知識のまとめ的なものを教えてもらい、

なんとかあと数か月のところまできている。


場所を変えては、あんな机こんな机に向かい合ってきたものだ。


去年のカナダ行きに向けてのさまざまなイベントの最中に

迎えていた激しい勉強期間のせいか、

近頃机に向き合っているとふと頭によぎる。


勉強が終わった後、ラストオーダー前に駆け込むように行った近所の居酒屋や

息抜きにフラーっといったあのお店。

テスト終わったら遊びにいこーって言って遊んでいた人々や、

あなたのこと。



2024/11/01

ステップ

秋は以前から好きな季節のひとつ。

トロントの暮らしをするようになってからも、

街に木々が多く、色づく景色が好きだから

引き続きお気に入りの季節。

(東京と比べると気温差はあるけど、これはこれでトロントの秋)


一度トロントから離れたときも

遊びに来るときは秋だった(航空券も安かったし)


そして今年の秋

それはここでの暮らしを始めてから

もうすぐ一年が経とうとしていることを意味する


来る前からの準備もあったし、

出国までの流れもなかなか大変だったけど

着いてから、

少しずつアレコレやってきたものだと回想


住む場所や銀行、最低限必要なものを揃えるところから始めて

社会保険番号、運転免許証、健康保険証(的なカード)、

保険、公共料金、携帯電話、

日本から送った荷物の受け取り、

病院探しから登録、税金関連、積み立て、

大家や管理会社との調整など。


短距離走ではなく、

これはマラソン

そのためのステップがいろいろあった。


以前に経験したこともいくつかあったけど、

今までとは勝手が少し違うし、今回は二人分。


生活に必要なことっていろいろあるね。

日本と仕組みが違ったりして学ぶことや手探りなことも多いけど、

(I'm new to this countryって何度言ったか)


それでもなんとか今のところ

楽しみながらやれている、かな。


そして

ようやくたどり着いた次なるステップは


「観葉植物」を買うこと!


(ここまで来たー!)